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●梵語で、アチャラナータ (Acalanatha)「動かないもの」。
または、チャンダマハーローシャナ(Candamaharosana)「畏怖すべき大忿怒尊」。
●不動明王は大日如来の化身といわれ、大日大聖不動明王あるいは不動金剛明王、無動尊とも呼ばれます。
「一切の人々を救うまではここを動かじ」という仏さまのお心を表現し、釈尊が「我、悟りを開くまではこの場を立たず」と決心して菩提樹下に座した時、襲来する魔類を降魔の印を結び降伏せしめたという伝記があり、その際の釈尊の内証を表現した姿であるともいわれています。
五大明王の筆頭として、激しく燃え盛る炎「迦楼羅炎」(かるらえん)を背後にし、右手には「降魔の剣」(利剣/正しい仏教の智慧で迷いや邪悪な心を断ち切りる)、左手には「綱」(羂索/悪い心をしばり善心をおこさせる)をもち、足下の「磐石(ばんじゃく)」は、迷いのない安定した不動の心を現します。
●矜羯羅
や制咤迦の二童子を初めとした八大童子などを脇侍としています。
●不動明王は観音菩薩・地蔵菩薩と並んでなじみ深く、「お不動さん」と呼ばれ親しまれています。「顔で怒って心で泣いて」といわれるように、一見恐ろしい姿をしていますが、その心は衆生を救済しようとする厳しくも優しい慈悲に満ちた仏さまのお心なのです。
●善光寺のお不動さまは、波切不動(なきりふどう)尊の型をとった立像です。「水難除け」はもとより「諸災消除」「諸願成就」を叶えてくださるため、「身代り不動明王」様としておまつり致しております。
善光寺不動殿にて、8の付く縁日に御祈祷を致します。
又毎月28日は月例祭、特に5月28日は不動明王大祭です。どうぞお参り下さい。
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梵字:カン |
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御真言:【慈救呪】
ノウマクサンマンダ バザラ ダンセンダ マカロシャダ ソハタヤ ウンタラタ カンマン
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不動明王眷属 制咤迦童子 |
不動明王眷属 衿羯羅童子 |
共に大仏師 錦戸新観先生作 昭和62年11月28日開眼法要 |
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平成28年10月翠雲堂様により彩色、装いを新たにした明王様 |
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