「總持寺で御朱印をいただきたいけれど、種類や受付場所がよくわからない」「限定御朱印や御朱印帳はあるの?」——そんな疑問を持って検索した方は多いのではないでしょうか。曹洞宗の大本山として知られる總持寺は、横浜市鶴見区に約8万坪もの広大な境内を構え、禅寺ならではの厳かな雰囲気のなかで御朱印をいただける人気スポットです。この記事では、總持寺の御朱印の種類・料金・受付時間はもちろん、オリジナル御朱印帳の魅力や境内の見どころ、参拝マナー、アクセス方法まで、初めて訪れる方にも迷わないようにまるごと解説します。読み終えるころには、總持寺での御朱印めぐりの計画がしっかり立てられるはずです。
・總持寺でいただける御朱印の種類(通常2種類+限定)と料金
・御朱印の受付場所「香積台」への行き方と受付時間
・龍の襖デザインが人気のオリジナル御朱印帳の詳細
・境内の見どころ・参拝マナー・アクセス方法まで一括ガイド
總持寺の御朱印は全部で何種類?|通常2種と限定御朱印の違いを解説

通常御朱印は「太祖常濟大師」と「三寶大荒神」の2種類
總持寺で通年いただける御朱印は2種類です。1つ目は「太祖常濟大師(たいそじょうさいだいし)」で、總持寺を開かれた瑩山紹瑾禅師(けいざんじょうきんぜんじ)を称える御朱印です。2つ目は「三寶大荒神(さんぽうだいこうじん)」で、仏・法・僧の三宝を守護する荒神さまの御朱印になります。いずれも志納金は300円で、直書きでいただけます。2種類とも禅寺らしい力強い墨書きが特徴で、御朱印帳に並べると統一感のある美しいページになります。初めて總持寺を訪れるなら、まずはこの2種類をいただくのが定番です。注意点としては、法要や行事の日は受付が一時中断されることがあるため、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
限定御朱印は大遠忌や特別行事のタイミングで登場する
總持寺では、周年記念や大遠忌(だいおんき)といった特別な節目に限定御朱印が授与されることがあります。過去には太祖瑩山禅師700回大遠忌の際に特別デザインの御朱印が頒布され、多くの御朱印ファンが訪れました。限定御朱印は書き置きタイプが中心で、通常の300円とは異なる志納金が設定されることもあります。こうした情報は總持寺の公式サイトやSNSで告知されるため、限定御朱印を狙いたい方はこまめにチェックしておくのがおすすめです。ただし、限定御朱印は数量限定の場合もあり、午前中に配布終了となるケースもある点は覚えておきましょう。「限定だから」と焦って参拝マナーを忘れないことも大切です。
御朱印の墨書き・印の見どころ|禅寺ならではの力強さに注目
總持寺の御朱印は、曹洞宗大本山にふさわしい堂々とした墨書きが魅力です。「太祖常濟大師」の御朱印には中央に大きく「常濟大師」と書かれ、上部に「總持寺」の朱印、下部に日付が入ります。一方の「三寶大荒神」は荒神さまの力強さを反映した独特の書体で、御朱印帳のなかでもひときわ存在感を放ちます。禅寺の御朱印は装飾的なイラストが少ない分、墨と朱のコントラストそのものが美しく、シンプルだからこそ飽きがこないのが特徴です。御朱印集め中級者の方にとっては、他の華やかなデザイン御朱印と並べたときの「引き締め役」として重宝する一体になるでしょう。初心者の方は、まず直書きの美しさを味わってみてください。
總持寺の御朱印に記される「常濟大師」は、開祖・瑩山紹瑾禅師に明治時代に贈られた諡号(しごう)です。曹洞宗では道元禅師(承陽大師)と瑩山禅師(常濟大師)の二人を「両祖」として敬っており、總持寺の御朱印にはその歴史が凝縮されています。
總持寺の御朱印をもらえる場所・受付時間・料金をまとめてチェック
受付場所は「香積台(こうしゃくだい)」の右手カウンター
總持寺の御朱印受付は、境内の総合受付所である「香積台(こうしゃくだい)」で行われています。総門から参道をまっすぐ進み、三門をくぐった先の右手にある大きな建物が香積台です。建物に入って右側に御朱印専用のカウンターがあり、そこで御朱印帳を預けて受付をします。香積台は總持寺の参拝受付や授与品の頒布も兼ねているため、初めてでも迷うことはほとんどありません。境内が広いので、総門から香積台まで徒歩5分程度は見ておくとよいでしょう。車椅子やベビーカーでもアクセスしやすい平坦な参道です。
受付時間は10:00〜16:30|午前中が比較的空いている
御朱印の受付時間は午前10時から午後4時30分までです。最終受付は閉門時間ではなく16:30ちょうどなので、ギリギリの到着は避けたほうが無難です。混雑しやすいのは土日祝日の11:00〜14:00ごろで、特に紅葉シーズンの11月や初詣時期の1月は待ち時間が長くなることがあります。平日の午前中であれば、ほとんど待たずにいただけるケースが多いです。受付開始の10:00直後に訪れると、境内も静かで写真撮影にも向いています。なお、お盆や年末年始は受付時間が変更される場合があるため、訪問前に公式情報を確認しましょう。
料金は1体300円|御朱印帳を忘れたら書き置き対応も可能
通常の御朱印は1体あたり志納金300円です。2種類とも同額なので、両方いただいても合計600円とお財布に優しい価格設定です。支払いは現金のみの対応となるため、小銭を用意しておくとスムーズにやり取りできます。御朱印帳を持参していれば直書きでいただけますが、忘れてしまった場合は書き置き(紙でいただく形式)にも対応してもらえます。ただし、書き置きは在庫状況によっては対応できない場合もあるため、やはり御朱印帳は忘れずに持っていくのがベストです。御朱印帳を持っていない方は、後述する總持寺オリジナル御朱印帳をこの機会に購入するのもよい選択肢です。
| 名称 | 曹洞宗大本山 總持寺(そうじじ) |
| 所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1 |
| 御朱印 | 300円/体(直書き・書き置き対応) |
| 拝観時間 | 10:00〜16:30 |
| 拝観料 | 境内無料(一部特別拝観は有料) |
| アクセス | JR京浜東北線 鶴見駅西口から徒歩約7分/京急本線 京急鶴見駅から徒歩約10分 |
オリジナル御朱印帳|龍の襖デザインが御朱印ファンに人気の理由

紫雲臺の龍の襖絵をモチーフにした御朱印帳は1,200円
總持寺で購入できるオリジナル御朱印帳は、大書院「紫雲臺(しうんたい)」に描かれた龍の襖絵をモチーフにしたデザインです。価格は1,200円で、御朱印帳としては標準的な価格帯に収まっています。表紙には金色の龍が大胆に描かれ、裏表紙には「曹洞宗大本山總持寺」の文字が入ります。サイズは大判(18cm×12cm程度)で、見開きで御朱印をいただく際にもゆったりとしたスペースがあります。總持寺を訪れた記念として、また御朱印集めを始めるきっかけとして、この御朱印帳から始める方も少なくありません。香積台の授与品コーナーで購入できます。
御朱印帳の購入と同時に1体目の御朱印をいただくのがスムーズ
總持寺でオリジナル御朱印帳を購入する場合、そのまま1ページ目に御朱印を書いていただくことができます。受付で「御朱印帳の購入と御朱印をお願いします」と伝えれば、スムーズに対応してもらえます。1ページ目に總持寺の御朱印が入った御朱印帳は、その後の御朱印めぐりでも「最初の一体」として特別な存在になるでしょう。こだわり派の方のなかには、曹洞宗の寺院専用としてこの御朱印帳を使い、宗派ごとに御朱印帳を分ける方もいます。初心者の方は、まずは宗派を気にせず1冊にまとめて集めていくスタイルで問題ありません。御朱印帳の使い方に正解はないので、自分のペースで楽しみましょう。
實は御朱印帳は複数デザインが存在する|オンラインショップも要チェック
意外と知られていないのですが、總持寺には龍の襖絵デザイン以外にも御朱印帳が存在します。總持寺の公式オンラインショップでは、令和仕様の特別御朱印帳など、境内の授与所では手に入りにくい限定デザインが販売されることがあります。オンラインショップの価格帯は1,500〜2,500円程度で、境内で購入するものよりやや高めですが、遠方で参拝が難しい方や、デザインにこだわりたい方には嬉しい選択肢です。ただし、オンラインで購入した御朱印帳には御朱印は入っていないため、御朱印は改めて參拝時にいただく必要があります。「限定デザインを手に入れたいけれどすぐには参拝できない」という方は、先にオンラインで御朱印帳を購入し、次回の参拝時に持参するという方法もあります。
他の寺社の御朱印帳との比較|總持寺の御朱印帳はどんな人に向いている?
御朱印帳選びで迷う方のために、總持寺の御朱印帳の特徴を整理しておきます。總持寺の御朱印帳は「大判サイズ・シックなデザイン・禅寺らしい重厚感」が持ち味です。華やかな花柄やカラフルなデザインが多い神社系の御朱印帳と比べると、落ち着いた印象で男女問わず使いやすいのがメリットです。一方で、小さなバッグに入れて持ち歩きたい方には大判サイズがやや不便に感じるかもしれません。コンパクトさを重視するなら、小判サイズ(16cm×11cm程度)の御朱印帳を別途用意し、總持寺の御朱印帳は自宅保管用にするという使い分けも一案です。1,200円という価格は大判サイズの御朱印帳としてはリーズナブルな部類に入ります。
| 比較項目 | 總持寺(龍デザイン) | 一般的な神社系 | 一般的な寺院系 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 1,200円 | 1,000〜2,000円 | 1,200〜1,800円 |
| サイズ | 大判 | 小判〜大判 | 大判が多い |
| デザイン傾向 | 龍・重厚感 | 花柄・カラフル | 落ち着いた色合い |
| 男女の使いやすさ | ◎ 男女問わず | ○ 女性に人気 | ○ 男性に人気 |
境内見どころガイド|御朱印めぐりと一緒に楽しむ8万坪の伽藍
三門(さんもん)は鉄筋コンクリート造りとして日本最大級のスケール
總持寺の三門は、鉄筋コンクリート造りの門としては日本最大級の規模を誇ります。高さ約22メートル、間口約34メートルという圧倒的なスケールで、総門をくぐった先に見えるその姿は、初めて訪れる方の多くが思わず足を止めるほどです。三門とは「三解脱門(さんげだつもん)」の略で、悟りに至るための三つの門を象徴しています。昭和44年(1969年)に落慶されたこの三門は、伝統的な禅宗様式をコンクリートで再現した独特の建築として建築ファンからも注目されています。御朱印をいただく香積台は三門をくぐった先にあるため、必ずこの三門の前を通ることになります。天気のよい日は三門前の広場から振り返ると、鶴見の街並みが一望できます。
仏殿(大雄宝殿)は總持寺の中心|ご本尊の釈迦如来坐像を参拝
境内の中心に位置する仏殿「大雄宝殿(だいゆうほうでん)」は、總持寺の本堂にあたる建物です。内部にはご本尊である釈迦如来坐像が安置されており、禅寺らしい簡素ながら荘厳な空間が広がっています。大雄宝殿は大正4年(1915年)に建てられた木造建築で、国の登録有形文化財に指定されています。堂内では修行僧が日々の勤行を行っており、タイミングが合えば読経の声を聞きながら参拝できることもあります。御朱印をいただく前に、まずこの仏殿で手を合わせてから香積台に向かうのが正式な参拝の流れです。仏殿内部は撮影禁止のエリアがあるため、案内表示に従いましょう。
百間廊下(ひゃっけんろうか)や紫雲臺など|見どころは半日あっても足りない
總持寺の境内には、三門や仏殿以外にも数多くの見どころがあります。特に有名なのが「百間廊下」で、全長約164メートルにおよぶ長い廊下は修行僧が毎日雑巾がけをすることで知られています。ピカピカに磨き上げられた床は、禅の修行の厳しさと美しさを体感できるスポットです。また、御朱印帳のデザインにもなっている「紫雲臺」は、大書院として使われる格式の高い建物で、龍の襖絵は一見の価値があります。他にも、開祖・瑩山禅師を祀る「大祖堂」、修行僧の座禅道場である「僧堂」など、8万坪の広大な敷地には見どころが点在しています。御朱印だけもらってすぐ帰るのはもったいないので、所要時間は最低でも1時間半〜2時間は確保しておくのがおすすめです。
石原裕次郎の墓所があることでも知られる|著名人の墓参りスポット
總持寺は、昭和の大スター・石原裕次郎の墓所があることでも広く知られています。毎年命日の7月17日前後には多くのファンが墓参に訪れ、境内が賑わいます。石原裕次郎の墓所は境内の墓地エリアにあり、案内表示に沿って進むと見つけられます。御朱印めぐりと合わせて墓参りをされる方も多く、昭和の歴史を感じるスポットとしても人気です。ただし、墓地エリアは静かな場所ですので、大きな声での会話や記念撮影は控えるのがマナーです。御朱印をいただいた後、境内散策のルートに組み込んで静かに手を合わせるのがよいでしょう。なお、總持寺の墓地には他にも政財界の著名人が眠っており、歴史好きの方には興味深い場所です。
總持寺は現役の修行道場です。修行僧が生活している場所には立ち入らないようにしましょう。また、僧堂(座禅堂)や特定の建物内は撮影禁止です。境内の案内表示や修行僧の指示に従い、静かに参拝することが大切です。
御朱印をいただく前に知っておきたい参拝の作法と注意点
禅寺の参拝作法|神社とは異なるお参りの手順を確認しよう
總持寺は曹洞宗の寺院ですので、神社とは参拝作法が異なります。神社では「二拝二拍手一拝」が基本ですが、寺院では拍手を打たず、静かに合掌して一礼するのが正式な作法です。仏殿(大雄宝殿)に入ったら、ご本尊の前で合掌し、軽く頭を下げて祈ります。数珠をお持ちの方は左手にかけて合掌しましょう。お賽銭は投げ入れず、静かに賽銭箱に入れるのがマナーです。香が焚かれている場合は、煙を体に浴びるようにして身を清めてから参拝します。初心者の方は「静かに合掌して祈る」ことさえ押さえておけば問題ありません。御朱印は参拝の証としていただくものなので、必ず仏殿で手を合わせてから御朱印受付に向かいましょう。
御朱印帳の渡し方・受け取り方にもマナーがある
御朱印をいただく際のマナーも確認しておきましょう。まず、御朱印帳は書いていただきたいページを開いた状態で、両手で差し出します。「お願いいたします」と一言添えるとスムーズです。志納金の300円は、できればお釣りが出ないように小銭で用意しておくと、受付の方の手間が省けます。御朱印帳を受け取る際も両手で受け取り、「ありがとうございます」とお礼を伝えましょう。混雑時は番号札を渡されて待つこともあります。その間は境内を散策しても構いませんが、番号を呼ばれたら速やかに戻れるよう、あまり遠くへは行かないようにしましょう。スマートフォンでの通話は受付周辺では控え、静かに待つのがマナーです。
拝観時間ギリギリの訪問は避けたい|受付終了で御朱印がもらえない失敗例
御朱印めぐりでありがちな失敗が「拝観時間ギリギリに到着して、御朱印の受付が終了していた」というケースです。總持寺の御朱印受付は16:30までですが、16:00を過ぎると受付を締め切る場合もあります。特に冬季は日没が早いため、15:30ごろまでに香積台に到着しておくのが安全です。遠方から訪れて「せっかく来たのに御朱印がいただけなかった」となると残念ですので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。理想的なのは午前中に到着し、参拝→御朱印→境内散策という流れで回ることです。午前中なら混雑も少なく、ゆったりと御朱印をいただけます。
御朱印帳を忘れた場合の対処法|書き置きでも価値は変わらない
「御朱印帳を家に忘れてきてしまった」という経験は、御朱印めぐりをしていれば誰にでもあり得ます。總持寺では書き置き(あらかじめ紙に書かれた御朱印)での対応も可能なので、御朱印帳がなくてもいただけないわけではありません。書き置きの御朱印は持ち帰った後、御朱印帳に貼り付けて保管するのが一般的です。貼り付ける際は、でんぷん糊やスティック糊を使うと紙が波打ちにくくきれいに仕上がります。なお、「書き置きだから価値が低い」ということはまったくありません。直書きでも書き置きでも、参拝の証としての意味は同じです。ただ、總持寺の力強い直書きを味わいたいなら、やはり御朱印帳は忘れずに持っていくのがおすすめです。
總持寺へのアクセス・駐車場情報|鶴見駅から徒歩7分の行き方を解説
電車でのアクセス|JR鶴見駅西口から徒歩約7分が最短ルート
總持寺への電車でのアクセスは、JR京浜東北線「鶴見駅」西口から徒歩約7分が最も便利です。西口を出たら右方向(北側)に進み、鶴見大学の方面へ向かうとすぐに總持寺の総門が見えてきます。道は平坦で、商店街を通り抜けるルートなので、雨の日でもそれほど苦になりません。もう一つのルートとして、京急本線「京急鶴見駅」からは徒歩約10分です。京急鶴見駅を利用する場合は、西口を出て線路沿いに北へ進み、JR鶴見駅方面を経由して向かいます。東京駅からJR鶴見駅までは京浜東北線で約30分、横浜駅からは約10分と、都心からのアクセスも良好です。
車でのアクセスと駐車場情報|境内に無料駐車場あり
車で訪れる場合は、首都高速横羽線「汐入出口」または「生麦出口」から約5〜10分で到着します。總持寺には参拝者用の無料駐車場が用意されており、普通車であれば数十台分の駐車スペースがあります。ただし、法要や行事の日は駐車場が混雑し、満車になることもあるため、可能であれば公共交通機関の利用がおすすめです。土日祝日やお彼岸・お盆の時期は特に混み合います。周辺にはコインパーキングもいくつかありますが、30分200〜300円程度の料金がかかります。境内の散策も含めると滞在時間は2時間前後になることが多いので、コインパーキングを利用する場合は最大料金の有無を確認しておくとよいでしょう。
バスでのアクセス|横浜市営バス「總持寺前」停留所が便利
バスを利用する場合は、横浜市営バスの「總持寺前」停留所が最寄りです。鶴見駅前のバスターミナルから乗車できる路線があり、バス停から總持寺の総門までは徒歩1〜2分と近いのがメリットです。足腰に不安がある方や、重い荷物を持っている方にはバスの利用が楽です。ただし、バスの本数は路線によって1時間に2〜4本程度と多くはないため、時刻表を事前に確認しておくことをおすすめします。鶴見駅からの徒歩ルートが7分と短いので、健脚の方は歩いたほうが時間の融通が利きやすいです。初めて訪れる方は、行きは徒歩で境内の雰囲気を味わいながら向かい、帰りは疲れていればバスを使うという組み合わせもおすすめです。
總持寺は鶴見駅から徒歩圏内で、都心からのアクセスが抜群です。東京駅から約30分、横浜駅から約10分で最寄りのJR鶴見駅に到着します。駅から寺までの道も平坦なので、御朱印めぐり初心者でも気軽に足を運べるスポットです。
御朱印と合わせて巡りたい周辺の寺社・御朱印スポット3選
鶴見神社|鶴見最古の神社で總持寺とセットの御朱印めぐりが定番
總持寺から徒歩約10分の距離にある鶴見神社は、鶴見区最古の神社として知られるスポットです。創建は推古天皇の時代と伝わり、1400年以上の歴史を持ちます。御朱印は300〜500円で、季節によって限定御朱印が登場することもあります。總持寺が禅寺の御朱印なら、鶴見神社は神社の御朱印として、1日で「寺と神社の御朱印セット」が完成するのが魅力です。鶴見駅を挟んで反対側にあるため、總持寺の参拝後に駅方面へ戻りがてら立ち寄れます。御朱印帳に禅寺の力強い墨書きと神社の華やかな御朱印が並ぶと、コントラストが楽しめます。初心者の方には「總持寺+鶴見神社」のセットが最もおすすめのコースです。
川崎大師(平間寺)|京急で約15分の真言宗大本山で御朱印を重ねる
もう少し足を延ばすなら、京急鶴見駅から京急川崎駅経由で大師線に乗り換え、約15分で到着する川崎大師(平間寺)もおすすめです。川崎大師は真言宗智山派の大本山で、初詣の参拝者数が全国トップクラスの有名寺院です。御朱印は複数種類あり、不動明王や弘法大師の御朱印など、總持寺とはまた異なる雰囲気の墨書きがいただけます。曹洞宗の總持寺と真言宗の川崎大師、2つの大本山の御朱印を1日で集められるのは、この地域ならではの贅沢な御朱印めぐりコースです。川崎大師の門前町には名物のくず餅やとんとこ飴のお店が並んでおり、参拝後のグルメも楽しめます。所要時間は川崎大師だけで1〜2時間を見ておきましょう。
横浜市内の御朱印スポットへ足を延ばす|伊勢山皇大神宮・成田山横浜別院
時間にゆとりがある方は、JR鶴見駅から横浜駅方面へ移動して、横浜市内の御朱印スポットを巡るプランも楽しめます。横浜の総鎮守である「伊勢山皇大神宮」はJR桜木町駅から徒歩約10分で、格式の高い神社の御朱印がいただけます。また、成田山横浜別院(野毛山不動尊)は桜木町駅から徒歩約8分の場所にあり、成田山新勝寺の別院として御朱印をいただけるスポットです。1日で總持寺→鶴見神社→横浜方面という流れで回れば、寺院・神社合わせて4〜5体の御朱印が集まります。ただし、詰め込みすぎると各寺社をゆっくり参拝できなくなるため、「總持寺+1〜2箇所」くらいのペースが丁度よいでしょう。
總持寺はもともと石川県の能登半島に創建されたお寺です。明治31年(1898年)の大火で伽藍の大部分が焼失し、明治44年(1911年)に現在の横浜市鶴見区に移転しました。能登には「總持寺祖院」として元のお寺が今も残っており、そちらでも御朱印をいただくことができます。両方の御朱印を集めるマニアな楽しみ方もあります。
まとめ|總持寺の御朱印は曹洞宗大本山の歴史と禅の精神を感じる特別な一体
總持寺の御朱印は、曹洞宗大本山ならではの力強い墨書きと、禅の伝統が凝縮された特別な一体です。通常2種類の御朱印はいずれも300円で、香積台にて10:00〜16:30の間にいただくことができます。龍の襖絵をモチーフにしたオリジナル御朱印帳(1,200円)は、デザイン性と実用性を兼ね備えた人気アイテムです。8万坪の広大な境内には三門や大雄宝殿、百間廊下といった見どころが数多くあり、御朱印だけでなく寺院建築や禅の世界観をたっぷり楽しめます。
この記事の要点を振り返っておきましょう。
- 通常御朱印は「太祖常濟大師」「三寶大荒神」の2種類、各300円
- 受付場所は香積台(こうしゃくだい)の右手カウンター
- 受付時間は10:00〜16:30、余裕を持って15:30までに到着が安心
- オリジナル御朱印帳は龍デザインで1,200円、大判サイズ
- JR鶴見駅西口から徒歩約7分、境内に無料駐車場あり
- 境内散策は1時間半〜2時間を目安に時間を確保する
- 鶴見神社や川崎大師との御朱印セット巡りもおすすめ
まずはJR鶴見駅の西口を出て、總持寺の総門へ向かう一歩を踏み出してみてください。三門をくぐった瞬間に広がる8万坪の禅の世界は、日常から離れた静かな時間を届けてくれるはずです。御朱印帳を手に、曹洞宗大本山の歴史を感じる御朱印めぐりをぜひ楽しんでください。
※御朱印の種類・料金・受付時間は変更される場合があります。参拝前に總持寺の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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