岐阜県で御朱印めぐりをしてみたいけれど、どこから回ればいいのか迷っていませんか。岐阜県には510件以上の御朱印をいただける神社仏閣があり、金運で有名な金神社、美濃國一宮の南宮大社、飛騨高山の飛騨国分寺など、個性豊かな御朱印スポットが県内各地に点在しています。この記事では、岐阜県御朱印めぐりの魅力を余すところなくお伝えし、エリア別のおすすめルート・限定御朱印情報・初穂料の目安・受付時間まで、初心者でもすぐに行動できる情報をまとめました。
・岐阜県御朱印の人気スポットとエリア別おすすめルート
・限定御朱印・切り絵御朱印など入手難易度の高い御朱印情報
・初穂料・受付時間・アクセスなど参拝計画に必要な具体データ
・岐阜県御朱印めぐりで失敗しないためのマナーと注意点
岐阜県御朱印めぐりの魅力とは?|510件超の寺社が集まる御朱印王国

美濃と飛騨、2つの旧国が生み出す御朱印の多様性
岐阜県は旧美濃国と旧飛騨国の2つのエリアで構成されており、それぞれの地域で御朱印の雰囲気がまったく異なります。美濃エリアは平野部に大きな神社が多く、金神社や南宮大社のように金文字や朱印が映える力強い御朱印が中心です。一方、飛騨エリアは山間の古刹が多く、飛騨国分寺や櫻山八幡宮のように素朴で味わい深い墨書きが特徴です。1つの県で2つの文化圏の御朱印を集められるのは岐阜県ならではの魅力で、日帰りでも1泊2日でも充実したルートを組むことができます。御朱印のデザインも多彩で、季節限定の切り絵御朱印や月替わりの特別御朱印を出す寺社も年々増えています。
岐阜県御朱印の初穂料相場は300〜500円が中心
岐阜県内の御朱印の初穂料は、通常の直書き御朱印で300〜500円が相場です。限定御朱印や切り絵御朱印になると500〜1,000円の範囲が多く、特別な御朱印帳付きセットでは2,000〜3,000円のものもあります。たとえば金神社の通常御朱印は500円、南宮大社は300円、飛騨国分寺は500円です。1日で5〜6か所回ると御朱印代だけで2,000〜3,000円程度になるため、交通費や拝観料と合わせて予算を組んでおくと安心です。御朱印帳を持っていない場合、現地で購入できる寺社がほとんどですが、オリジナル御朱印帳は1,500〜2,500円が目安です。
御朱印帳の選び方で岐阜県めぐりの満足度が変わる
岐阜県御朱印めぐりを始めるなら、御朱印帳は蛇腹式の大判サイズ(18cm×12cm)がおすすめです。理由は、岐阜県の寺社は直書き対応が多く、大判サイズのほうが墨書きの迫力を存分に楽しめるためです。特に南宮大社の「美濃國一宮」の朱印や、飛騨国分寺の梵字入り御朱印は大判でこそ映えます。初心者は最初の1冊を金神社や伊奈波神社で購入し、そのまま周辺の寺社を回るのが効率的です。注意点として、蛇腹式は開いたときにページがバラけやすいので、御朱印帳バンドで留めておくと持ち運び中に傷つけずに済みます。
岐阜県は「金の御朱印」毎月最終金曜日の特別イベントがある
岐阜県独自の文化として「金の御朱印」プロジェクトがあります。これは岐阜県内の約30の神社仏閣が参加し、毎月最終金曜日(プレミアム金デー)に金文字や金紙の特別御朱印を頒布する取り組みです。通常は黒い墨書きの寺社も、この日だけは金色の特別バージョンになるため、コレクターの間で人気があります。参加寺社は金神社、伊奈波神社、南宮大社、手力雄神社など有名どころが揃っています。注意点として、金の御朱印は数量限定の寺社もあるため、午前中早めの参拝が確実です。通常の御朱印とは別にいただけるので、2回分の初穂料が必要になる点も覚えておきましょう。
岐阜県御朱印の人気スポットBEST8|外せない定番寺社を厳選
金神社(岐阜市)── 金運御朱印の代名詞
金神社(こがねじんじゃ)は岐阜市中心部にある金運・商売繁盛の神社で、岐阜県御朱印めぐりで最初に名前が挙がる定番スポットです。通常の御朱印は500円で直書き対応、社名が墨書きされたシンプルなデザインですが、毎月最終金曜日のプレミアム金デーには社名が金色で書かれた特別御朱印に変わります。JR岐阜駅から徒歩15分とアクセスが良く、周辺に伊奈波神社・溝旗神社もあるため3社セットで回れるのが利点です。参拝所要時間は15〜20分程度で、御朱印の待ち時間は平日で5分、休日で15〜30分が目安です。
南宮大社(垂井町)── 美濃國一宮の格式ある御朱印
南宮大社は美濃國一宮として1,500年以上の歴史を持つ鉱山・金属の神様を祀る神社です。御朱印は300円で、中央に「南宮大社」の墨書き、右上に「美濃國一宮」の朱印が押されます。全国一宮めぐりをしている方にとっては必訪の一社です。JR垂井駅から徒歩20分、車なら関ヶ原ICから10分です。境内は広く、本殿・拝殿は国の重要文化財に指定されています。注意点として、祭典や神事がある日は御朱印受付が休止になることがあるため、事前に公式サイトで確認してから訪れるのが確実です。
伊奈波神社(岐阜市)── 1,900年以上の歴史を誇る古社
伊奈波神社は岐阜市の金華山麓に鎮座する、創建1,900年超の由緒ある神社です。御朱印は500円で直書き対応、境内社の黒龍神社の御朱印も別途いただけます。金色・銀色の特別御朱印が毎月1日と15日に頒布されるほか、プレミアム金デーにも参加しています。岐阜駅からバスで10分、徒歩だと25分ほどです。石段を登った先の本殿は厳かな雰囲気で、参拝所要時間は30〜40分を見ておくとゆっくり回れます。金神社から徒歩20分の距離にあるため、セットで参拝する方が多いです。
飛騨国分寺(高山市)── 飛騨唯一の三重塔と大イチョウ
飛騨国分寺は高山駅から徒歩5分という好立地にある真言宗の古刹で、746年の創建と伝わります。御朱印は500円で直書き対応、「醫王山」の山号入りの格式ある御朱印がいただけます。境内には岐阜県唯一の三重塔(国の重要文化財)と樹齢1,250年以上の大イチョウがあり、秋の紅葉シーズンは特に美しいです。受付時間は9:00〜16:00(冬季)で、12月31日と1月1日は休止です。高山の古い町並み観光と組み合わせやすく、初心者でも気軽に立ち寄れるお寺です。
飛騨国分寺の大イチョウは「乳イチョウ」とも呼ばれ、安産祈願のスポットとしても親しまれています。御朱印と一緒に大イチョウの写真を撮って御朱印帳に挟んでおく参拝者も多く、御朱印めぐりの思い出がより深まります。
エリア別おすすめルート|日帰りで効率よく回る方法

岐阜市中心部ルート:金神社→伊奈波神社→溝旗神社→橿森神社(所要3〜4時間)
岐阜駅を起点にした徒歩中心のルートで、岐阜県御朱印めぐり初心者に最もおすすめです。金神社(岐阜駅から徒歩15分)→伊奈波神社(金神社から徒歩20分)→溝旗神社(伊奈波神社から徒歩10分)→橿森神社(溝旗神社から徒歩15分)の順で回ると、4社の御朱印を3〜4時間で集められます。この4社は「岐阜四社参り」とも呼ばれ、すべて回ると厄除け・金運・縁結びのご利益があるとされています。交通費は岐阜駅までの電車代のみで、御朱印代は4社合計で約2,000円です。昼食は伊奈波神社周辺に飲食店が集まっているため、参拝の合間に岐阜グルメも楽しめます。
飛騨高山ルート:飛騨国分寺→櫻山八幡宮→飛騨総社(所要2〜3時間)
高山駅を起点にした飛騨エリアのルートで、古い町並み散策と組み合わせられるのが魅力です。飛騨国分寺(高山駅から徒歩5分)→古い町並み散策→櫻山八幡宮(町並みの北端、徒歩15分)→飛騨総社(櫻山八幡宮から徒歩10分)の順が効率的です。櫻山八幡宮は秋の高山祭の舞台として知られ、御朱印は300円で直書き対応です。飛騨エリアの御朱印は素朴な墨書きが中心で、美濃エリアとはまた違った味わいがあります。所要時間には古い町並み散策の時間を含めていないため、観光も楽しむなら半日は確保しておくのがおすすめです。
西濃エリアルート:南宮大社→真禅院→関ヶ原(所要3〜4時間)
車での移動が前提になりますが、歴史好きの方には特におすすめのルートです。南宮大社(関ヶ原ICから車で10分)→真禅院(南宮大社から徒歩5分)→関ヶ原古戦場記念館周辺の寺社という流れで、3〜4時間で回れます。南宮大社と真禅院はもともと神仏習合の時代には一体だった寺社で、セットで参拝すると歴史の深さを実感できます。真禅院の御朱印は500円で、梵鐘(国宝)の印が押されるのが特徴です。注意点として、西濃エリアは公共交通機関が限られるため、電車の場合はJR垂井駅からタクシーを使うか、レンタサイクルの利用が現実的です。
中濃・東濃ルート:関善光寺→日龍峯寺→永保寺(所要4〜5時間)
中濃から東濃にかけてのルートは、寺院中心の御朱印めぐりになります。関善光寺(関市、長良川鉄道関駅から徒歩10分)は日本唯一の卍字型戒壇めぐりがある寺で、御朱印は300円です。日龍峯寺(関市、車で20分)は美濃の清水寺とも呼ばれる山寺で、御朱印に「高澤観音」の文字が入ります。永保寺(多治見市、多治見駅から徒歩30分)は国宝の観音堂と開山堂を持つ名刹で、御朱印は300円です。このルートは寺院それぞれの距離があるため車移動が必須ですが、自然豊かな境内で静かに参拝できるため、混雑を避けたい方に向いています。
岐阜県御朱印めぐりは「美濃エリア=電車+徒歩」「飛騨エリア=駅周辺徒歩」「西濃・東濃エリア=車」と覚えておくと計画が立てやすいです。日帰りなら1エリアに絞り、1泊2日なら美濃+飛騨の組み合わせが満足度が高くなります。
限定・切り絵御朱印情報|レアな1枚を手に入れるコツ
金神社のプレミアム金デー御朱印は午前中が勝負
金神社で毎月最終金曜日に頒布される金色御朱印は、岐阜県御朱印めぐりで最も人気の高い限定御朱印です。通常は黒い墨書きの社名が金色になり、金運アップを願う参拝者が県外からも訪れます。頒布時間は9:00〜16:00で、数量限定ではありませんが、午後になると待ち時間が30分〜1時間になることもあります。確実に短い待ち時間でいただくなら9:00〜10:00の到着がおすすめです。金曜日なので平日休みの方や、午前休を取って参拝する方が多い印象です。初穂料は通常御朱印と同じ500円で、御朱印帳への直書き対応です。
季節限定の切り絵御朱印は事前に公式SNSで確認する
岐阜県内では近年、切り絵御朱印を頒布する寺社が増えています。切り絵御朱印とは和紙をレーザーカットで繊細に切り抜いた御朱印で、通常の御朱印よりも芸術性が高く、500〜1,000円の初穂料が一般的です。岐阜県では手力雄神社の火祭り切り絵御朱印(4月・8月頃)、金神社の季節花切り絵御朱印などが人気です。入手のコツは、各寺社の公式InstagramやX(旧Twitter)をフォローしておくことです。頒布開始日の1〜2週間前に告知されることが多く、郵送対応していない寺社がほとんどなので現地参拝が必須です。切り絵御朱印は書き置き(あらかじめ用意された紙)での授与になるため、御朱印帳に貼り付ける用のテープも持参しておくと便利です。
正月・祭事限定の御朱印は年間スケジュールを押さえておく
岐阜県の寺社では正月期間や例大祭の時期に限定御朱印を出すところが多くあります。主なスケジュールとして、正月三が日(多くの寺社で特別御朱印)、4月の手力雄神社火祭り、5月の南宮大社例大祭、7月の金神社夏祭り、10月の櫻山八幡宮秋の高山祭、11月の紅葉シーズン限定(永保寺など)があります。特に高山祭の期間中は櫻山八幡宮で祭り限定の御朱印が頒布され、遠方からの参拝者で混雑します。注意点として、祭事当日は御朱印の待ち時間が1〜2時間になることもあるため、祭りの見学と御朱印の両方を楽しみたい場合は、祭りの前日か翌日に御朱印だけ先にいただく方法も検討してみてください。
御朱印帳限定デザインも岐阜県はレベルが高い
岐阜県の寺社はオリジナル御朱印帳のデザインにも力を入れています。金神社の金色表紙の御朱印帳(2,000円)、南宮大社の朱色表紙に社殿が描かれた御朱印帳(1,500円)、伊奈波神社の濃紺に金の社紋が入った御朱印帳(2,000円)などが人気です。御朱印帳を購入すると1ページ目に御朱印を書いていただけるため、「この神社から始めた」という記念になります。中級者向けのこだわりとして、美濃エリア用と飛騨エリア用で御朱印帳を分けて集めている方もいます。御朱印帳は在庫切れになることもあるため、確実に手に入れたい場合は平日の参拝か、電話での在庫確認がおすすめです。
限定御朱印は「転売目的の入手」が社会問題になっています。フリマアプリなどで転売されている御朱印を見かけることがありますが、御朱印はあくまで参拝の証です。転売対策として「1人1枚まで」のルールを設けている寺社も増えているため、複数枚もらおうとする行為は控えましょう。
めぐりで失敗しないための参拝マナー|初心者が知っておくべき5つのルール

御朱印は「参拝後に」いただくのが基本ルール
御朱印は本来、写経を納めた証として授与されるものが起源で、現在でも「参拝の証」としての意味を持っています。つまり、社務所に直行して御朱印だけもらって帰るのはマナー違反です。正しい手順は、手水舎で手を清める→本殿で参拝(二拝二拍手一拝)→社務所で御朱印をいただく、の流れです。岐阜県の寺社は参拝者に対して温かい対応をしてくれるところが多いですが、「お参りはされましたか?」と聞かれることもあります。初心者は時間に余裕を持って訪れ、境内の雰囲気を味わってから御朱印をお願いするのが良い参拝体験につながります。
御朱印帳を忘れたときの対処法と「書き置き」の扱い方
岐阜県御朱印めぐりでよくある失敗パターンが「御朱印帳を家に忘れてきた」というものです。この場合、多くの寺社では「書き置き」(あらかじめ和紙に書かれた御朱印)を授与してもらえます。書き置きの御朱印は帰宅後に御朱印帳に貼り付けますが、のりは「でんぷんのり」か「御朱印用の両面テープ」を使うときれいに貼れます。スティックのりは紙が波打つことがあるため避けた方が無難です。対策として、御朱印帳はバッグに常に入れておくか、車のダッシュボードに予備を1冊置いておくと急な立ち寄りにも対応できます。なお、一部の寺社では書き置きのみの対応(直書き不可)のところもあるため、直書きにこだわる方は事前確認が必要です。
受付時間ギリギリの参拝は避ける|16時には到着したい理由
岐阜県御朱印めぐりのもう1つの失敗パターンが「拝観時間ギリギリに行って御朱印受付が終了していた」というケースです。多くの寺社は御朱印の受付終了時間を閉門の30分〜1時間前に設定しています。たとえば飛騨国分寺は拝観16:00までですが、御朱印受付は15:30頃に終了することがあります。南宮大社も16:30閉門ですが、16:00以降は対応できない場合があります。確実にいただくためには、遅くとも受付終了の30分前、つまり15:30〜16:00には到着しておくのが安全です。特に冬季は日没が早いため閉門時間が繰り上がる寺社もあり、11月〜2月は15:00到着を目安にすると安心です。
お釣りが出ないように小銭を準備しておく
御朱印の初穂料は300〜500円が中心ですが、「お釣りのないようにお納めください」と書かれている寺社は多いです。これはお金のやり取りではなく「奉納」の意味があるためで、小銭の準備は参拝者側のマナーとされています。1日で4〜5か所回る予定なら、500円玉と100円玉を合わせて3,000円分ほど用意しておくと困りません。両替は岐阜駅や高山駅のコンビニで事前に済ませておくのがスマートです。最近は一部の寺社でキャッシュレス決済に対応し始めていますが、岐阜県内ではまだ現金のみの寺社がほとんどです。参拝前に自動販売機で飲み物を買って崩しておくという方法も有効です。
スポットの比較データ|料金・所要時間・アクセスを一覧で確認
岐阜県御朱印めぐり帖調べ:主要10社寺の比較表
岐阜県の主要な御朱印スポットを一覧で比較します。初穂料・受付時間・アクセス・御朱印の種類数を整理しましたので、参拝計画の参考にしてください。
| 寺社名 | 初穂料 | 受付時間 | アクセス |
|---|---|---|---|
| 金神社 | 500円 | 9:00〜17:00 | JR岐阜駅 徒歩15分 |
| 伊奈波神社 | 500円 | 9:00〜17:00 | JR岐阜駅 バス10分 |
| 南宮大社 | 300円 | 9:00〜16:30 | JR垂井駅 徒歩20分 |
| 飛騨国分寺 | 500円 | 9:00〜16:00 | JR高山駅 徒歩5分 |
| 手力雄神社 | 500円 | 9:00〜17:00 | 名鉄手力駅 徒歩5分 |
| 櫻山八幡宮 | 300円 | 9:00〜17:00 | JR高山駅 徒歩20分 |
| 関善光寺 | 300円 | 9:00〜17:00 | 長良川鉄道関駅 徒歩10分 |
| 永保寺 | 300円 | 9:00〜16:00 | JR多治見駅 徒歩30分 |
| 溝旗神社 | 500円 | 9:00〜16:30 | JR岐阜駅 徒歩20分 |
| 真禅院 | 500円 | 9:00〜16:00 | JR垂井駅 徒歩25分 |
初心者・中級者・こだわり派で選ぶべきスポットが変わる
岐阜県御朱印めぐりのスポット選びは、自分のレベルに合わせて決めるのが満足度を上げるコツです。初心者は「アクセスが良い」「待ち時間が短い」「対応が丁寧」の3拍子が揃った金神社・伊奈波神社・飛騨国分寺から始めるのがおすすめです。中級者は南宮大社や手力雄神社など「歴史や由緒に深みがある」寺社を中心に、全国一宮めぐりや岐阜四社参りといったテーマ性のある巡り方を楽しめます。こだわり派は、月替わり限定御朱印を毎月追いかけたり、金の御朱印プロジェクト全30社寺のコンプリートを目指したり、季節ごとの切り絵御朱印を集めたりといった長期的な楽しみ方ができます。
実は岐阜県御朱印は「お寺の御朱印」が穴場
意外と知られていないことですが、岐阜県の御朱印めぐりでは神社ばかりが注目されがちで、お寺の御朱印は比較的空いています。永保寺(国宝2棟を持つ臨済宗の名刹)、日龍峯寺(美濃の清水寺と呼ばれる山寺)、華厳寺(西国三十三所の満願札所)などは、御朱印のデザインも格式があり、待ち時間もほぼゼロです。特に華厳寺は西国巡礼の最後の札所として全国から参拝者が訪れますが、平日なら御朱印を5分以内にいただけることが多いです。神社とお寺で御朱印帳を分ける方もいますが、同じ帳面に書いていただいて問題ありません。お寺の御朱印は「御宝印」とも呼ばれ、御本尊の梵字や「奉拝」の文字が入るのが特徴で、神社とはまた違った美しさがあります。
車なし・電車だけで回れる岐阜県御朱印プランの組み方
車がなくても岐阜県御朱印めぐりは十分楽しめます。電車のみで回る場合のおすすめは、JR東海道本線沿線の「岐阜駅→大垣駅→垂井駅」ルートです。岐阜駅で金神社・伊奈波神社(徒歩圏内)→大垣駅で大垣八幡神社(徒歩10分)→垂井駅で南宮大社(徒歩20分)と回れば、電車代は片道数百円で4社以上の御朱印が集まります。飛騨エリアなら高山駅周辺だけで飛騨国分寺・櫻山八幡宮・飛騨総社の3社がすべて徒歩圏内です。注意点として、垂井駅〜南宮大社は片道20分歩くため、夏場は暑さ対策、冬場は日没時間に注意してください。駅にタクシーが常駐していない場合もあるため、帰りの時間は電車の時刻表を事前に確認しておくのが必須です。
めぐりの季節別ベストシーズン|春夏秋冬いつ行くのが正解?
春(3〜5月):桜と御朱印の最強コンビ
岐阜県御朱印めぐりの人気シーズンは春です。伊奈波神社の参道は桜並木になっており、4月上旬は満開の桜の下を歩いて参拝できます。南宮大社の境内にも桜があり、朱塗りの社殿と桜のコントラストは写真映えします。春限定の御朱印を出す寺社もあり、手力雄神社では4月の火祭りに合わせた特別御朱印が頒布されます。気候が穏やかで歩き回りやすいため、1日で複数箇所を回る計画が立てやすいのも春の利点です。注意点として、4月の土日は花見客と重なるため、神社周辺の駐車場が満車になることがあります。公共交通機関の利用か、早朝の到着がおすすめです。
夏(6〜8月):早朝参拝と避暑地・飛騨の組み合わせ
夏の岐阜県は美濃エリアが全国有数の猛暑地帯(多治見市は過去に40℃超を記録)のため、参拝のタイミングに工夫が必要です。おすすめは早朝参拝で、9:00の御朱印受付開始と同時に参拝を始め、11:00頃までに切り上げる計画が体力的に楽です。一方、飛騨エリアは標高が高く夏でも涼しいため、飛騨国分寺や櫻山八幡宮は快適に参拝できます。7月には金神社の夏祭り限定御朱印、8月には手力雄神社の夏の火祭り御朱印が出ることもあり、暑さを覚悟してでも訪れる価値はあります。水分補給用のペットボトルと日傘は必須装備です。
秋(9〜11月):紅葉御朱印と高山祭が重なる最旬期
秋は岐阜県御朱印めぐりのベストシーズンと言えます。10月の櫻山八幡宮での秋の高山祭は、からくり奉納や屋台曳行が見られる国の重要無形民俗文化財で、祭り限定御朱印も頒布されます。11月には永保寺の紅葉が見頃を迎え、国宝の観音堂と紅葉のコントラストは圧巻です。飛騨国分寺の大イチョウも11月上旬に黄金色に色づき、御朱印とセットで楽しむ参拝者が多く訪れます。気温も過ごしやすく、1日で多くの寺社を回っても体力が持つ季節です。ただし高山祭の時期は高山市内の宿泊施設が数ヶ月前に満室になるため、泊まりで計画する場合は早めの予約が必要です。
冬(12〜2月):静寂の参拝と雪景色の御朱印体験
冬の岐阜県御朱印めぐりは参拝者が少なく、静かな雰囲気で御朱印をいただけるのが最大の魅力です。正月三が日を除けば待ち時間はほぼゼロで、神職の方とゆっくり話ができることもあります。飛騨エリアは積雪があるため路面凍結に注意が必要ですが、雪化粧の飛騨国分寺や櫻山八幡宮は幻想的な美しさです。注意点として、冬季は受付時間が短縮される寺社が多く(16:00終了→15:00終了など)、飛騨国分寺は12月31日・1月1日が受付休止です。美濃エリアなら積雪の心配はほとんどなく、金神社・伊奈波神社は正月の特別御朱印を出すため、年始の参拝で限定御朱印を狙うのも良い選択です。
| 名称 | 金神社(こがねじんじゃ) |
| 所在地 | 岐阜県岐阜市金町5-3 |
| 御朱印 | 500円(直書き)/金の御朱印:毎月最終金曜日 |
| 拝観時間 | 9:00〜17:00 |
| 拝観料 | 無料 |
| アクセス | JR岐阜駅から徒歩15分 |
めぐりをもっと楽しむためのプラスα情報|グルメ・温泉・観光との組み合わせ
岐阜市エリア:参拝後は長良川沿いの鵜飼観覧と岐阜グルメ
岐阜市内の御朱印めぐりを終えたら、長良川周辺での観光がおすすめです。5月〜10月は鵜飼観覧(大人3,500円〜)が楽しめ、御朱印めぐりの後に夕方から参加できます。食事は岐阜市名物の「各務原キムチ鍋」や「飛騨牛入り朴葉味噌定食」が1,200〜2,000円程度でいただけます。また、金華山ロープウェー(往復1,100円)で岐阜城に登れば、御朱印めぐりで歩いた市内を一望できます。伊奈波神社から金華山ロープウェー乗り場までは徒歩15分と近く、午前に参拝→午後に金華山という組み合わせがスムーズです。
飛騨高山エリア:古い町並み散策と飛騨牛にぎりの黄金コンビ
飛騨国分寺や櫻山八幡宮での御朱印めぐりと合わせて楽しみたいのが、高山の古い町並み(さんまち通り)散策です。飛騨国分寺から古い町並みまでは徒歩8分で、食べ歩きグルメが充実しています。飛騨牛にぎり(2貫で600〜800円)、みたらし団子(1本80〜100円)、飛騨牛串焼き(500〜800円)など、少しずつ食べ歩くのが高山スタイルです。さんまち通りの北端に櫻山八幡宮があるため、食べ歩き→参拝→御朱印の流れで自然に回れます。朝市(陣屋前朝市・宮川朝市)も7:00〜12:00で開催されているため、早朝から楽しめるのも高山の魅力です。
下呂・奥飛騨エリア:温泉と御朱印のご褒美コース
御朱印めぐりで歩き疲れた体を温泉で癒すなら、下呂温泉や奥飛騨温泉郷との組み合わせがおすすめです。下呂温泉には温泉寺(御朱印300円)があり、御朱印めぐりと温泉を同時に楽しめる一石二鳥のスポットです。日帰り入浴は800〜1,500円程度で利用できる施設が複数あります。奥飛騨温泉郷なら平湯温泉が高山駅からバスで60分でアクセスでき、露天風呂から北アルプスを望む絶景を楽しめます。1泊2日の岐阜県御朱印めぐりプランなら、1日目に美濃エリアの寺社を回り、2日目に飛騨エリア→下呂温泉で締めくくるのが理想的なコースです。
お土産に「御朱印帳ケース」を岐阜で買うなら美濃和紙がおすすめ
岐阜県は美濃和紙の産地として1,300年の歴史があり、御朱印帳を保護するケースや、書き置き御朱印を保管するファイルに美濃和紙製品を使うのがおすすめです。美濃市のうだつの上がる町並みには和紙専門店が並び、御朱印帳カバー(1,500〜3,000円)や和紙のブックカバーが購入できます。美濃和紙は通気性が良く、御朱印の墨が蒸れにくいという実用的なメリットもあります。美濃市は長良川鉄道の美濃市駅が最寄りで、岐阜駅から約40分です。関善光寺の御朱印めぐりと組み合わせれば、御朱印+和紙+町並み散策の充実した1日になります。
美濃和紙は2014年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。御朱印帳自体にも美濃和紙が使われていることがあり、「紙の質が良い」と評判の御朱印帳は実は美濃和紙製ということも。岐阜県の御朱印めぐりは、御朱印を書く「紙」の文化まで深掘りできるのが面白いところです。
まとめ|岐阜県御朱印めぐりは多彩な魅力で何度でも通いたくなる
岐阜県は510件以上の御朱印スポットを擁し、美濃と飛騨の2つの文化圏で異なる御朱印の味わいが楽しめる、まさに御朱印めぐりの宝庫です。金神社のプレミアム金デー御朱印、南宮大社の美濃國一宮の格式ある御朱印、飛騨国分寺の古刹の趣ある御朱印と、それぞれに個性があり飽きることがありません。エリアごとにルートを決めて回れば日帰りでも4〜5社の御朱印を集めることができ、1泊2日なら美濃と飛騨の両方を楽しめます。
岐阜県御朱印めぐりのポイントを振り返ります。
- 初心者は岐阜市中心部(金神社・伊奈波神社・溝旗神社)から始めるのが最も効率的
- 初穂料は300〜500円が相場。1日5社で約2,500円の予算を見ておく
- 毎月最終金曜日の「金の御朱印」は岐阜県独自の特別企画で、約30社寺が参加
- 受付時間は16:00〜17:00終了が多いため、15:30までの到着を心がける
- 車なしでもJR東海道本線沿線や高山駅周辺は徒歩で複数社を回れる
- 秋の高山祭・紅葉シーズンがベストシーズンだが、冬の静寂な参拝も魅力
- 温泉・グルメ・観光と組み合わせることで御朱印めぐりの満足度が大幅に上がる
最初の一歩としておすすめなのは、次の休日にJR岐阜駅へ行き、金神社で御朱印帳を購入してそのまま岐阜四社参りを回ることです。徒歩だけで4社の御朱印が集まり、所要3〜4時間、予算は御朱印帳(2,000円)+御朱印4社分(約2,000円)の合計4,000円程度です。岐阜県の御朱印めぐりは一度始めると「次はあの季節限定を」「次は飛騨エリアを」と通いたくなる奥深さがあります。この記事を参拝計画のガイドとして活用し、あなただけの岐阜県御朱印めぐり帖を作り上げてください。
※御朱印の初穂料・受付時間・限定御朱印の頒布状況は変更になる場合があります。参拝前に各寺社の公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。

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