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妙心寺御朱印は10種類以上|本山+塔頭の料金・受付時間・効率ルートを完全解説

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京都の禅寺といえば金閣寺や銀閣寺が有名ですが、御朱印好きにとって見逃せないのが臨済宗大本山・妙心寺です。広大な境内に46もの塔頭寺院が点在し、本山だけでなく複数の塔頭でも御朱印をいただけるため、1日で何種類もの御朱印を集められる「御朱印めぐりの聖地」といえます。この記事では、妙心寺御朱印の種類・料金・受付時間から、塔頭ごとの御朱印情報、効率的なまわり方まで、初めて訪れる方にも迷わない情報をまとめました。

⛩️ この記事でわかること

・妙心寺御朱印の種類と初穂料(本山+主要塔頭7ヶ所)
・受付時間・場所・御朱印帳の選び方
・塔頭をまわる効率的なルートと所要時間
・限定御朱印の入手タイミングと注意点

目次

妙心寺御朱印は全部で何種類?|本山と塔頭あわせて10種以上ある理由

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本山でいただける妙心寺御朱印は「釈迦如来」が基本

妙心寺の本山(大方丈受付)でいただける御朱印は、中央に「釋迦如来」と墨書きされたものが基本です。志納金は1件500円で、直書き・書き置きいずれも対応しています。臨済宗妙心寺派の大本山としての格式が感じられる、力強い筆致が特徴です。御朱印帳を持参すれば直書きしてもらえますが、混雑時は書き置き対応になることもあります。初めて妙心寺を訪れるなら、まずこの本山の御朱印を1体いただくところからスタートするのがおすすめです。繁忙期(紅葉シーズンや正月三が日)は待ち時間が15〜20分になることもあるため、午前中の早い時間帯が狙い目です。

2026年の干支御朱印「馬経(昇り馬)」モチーフが話題

妙心寺では毎年、その年にちなんだ特別な御朱印が頒布されます。2026年(令和8年)は妙心寺に伝わる「馬経(昇り馬)」をモチーフとしたデザインで、通常の「釋迦如来」とは別にいただけます。年ごとに変わるため、コレクターにとっては毎年足を運ぶ理由になります。この年限定の御朱印は数量に限りがある場合もあるため、確実に入手したい方は年の前半に参拝するのが安心です。正月から2月ごろが最も在庫が豊富で、年末に近づくほど品切れの可能性が高まります。

塔頭寺院ごとに御朱印が異なる「御朱印めぐり天国」

妙心寺の最大の魅力は、境内に点在する46の塔頭寺院のうち、通年公開の退蔵院・桂春院・大心院をはじめ、特別公開期間中の塔頭でも御朱印がいただける点です。各寺院が独自の御朱印を用意しているため、本山と合わせると10種類以上を1日で集めることも可能です。ただし、すべての塔頭が御朱印を頒布しているわけではなく、非公開寺院では受け付けていません。通年で確実にいただけるのは本山・退蔵院・桂春院・大心院の4ヶ所。特別公開時に加わる大雄院・龍泉庵・霊雲院なども含めると選択肢が広がります。1日で全部まわろうとすると3〜4時間はかかるため、時間に余裕をもって計画しましょう。

御朱印帳も妙心寺オリジナルが人気

妙心寺では公式オンラインショップ「Webほんじょ直売店」でもオリジナル御朱印帳を販売しており、境内の拝観受付でも購入できます。表紙に雲龍図や境内の風景があしらわれたデザインが人気で、価格帯は1,500〜2,500円程度です。サイズは大判(18cm×12cm)が主流で、見開き御朱印にも対応しやすいのが利点です。御朱印帳を持っていない初心者は、ここで購入してそのまま御朱印めぐりをスタートできるため、手ぶらで訪れても問題ありません。ただし人気デザインは品切れになることもあるため、確実に欲しい場合はオンラインショップでの事前購入も選択肢に入れておきましょう。

妙心寺御朱印の受付時間と場所|季節で変わる午後の締切に注意

受付時間は午前9:10〜11:50、午後は季節で変動する

妙心寺本山の御朱印受付時間は、午前が9時10分から11時50分まで、午後は季節によって異なります。3月〜10月は13時から16時40分、11月〜2月は13時から15時40分です。冬季は午後の受付終了が1時間早まるため、特に注意が必要です。「午後からゆっくり行こう」と考えていると、冬場は15時40分で受付終了してしまい、御朱印をいただけないまま帰ることになりかねません。午前中に参拝するのが最も確実で、特に9時10分の受付開始直後は待ち時間もほぼゼロです。昼休憩(11:50〜13:00)は受付が閉まるため、この時間帯に訪れないよう計画を立てましょう。

⚠️ 参拝マナー・注意点

受付終了時刻は「最終受付」ではなく「閉所時刻」です。御朱印の記帳には5〜10分かかるため、終了時刻の15分前には受付に到着するようにしましょう。ギリギリに駆け込むとお断りされることがあります。

受付場所は大方丈近くの拝観受付窓口

本山の御朱印をいただける場所は、大方丈の近くにある「拝観受付」です。南総門から入って北に進み、法堂(はっとう)を左手に見ながらまっすぐ進むと、大方丈の手前に受付窓口が見えてきます。南総門から受付までは徒歩3〜4分ほどです。塔頭の御朱印は各塔頭の入口で個別に受け付けているため、本山の受付で塔頭の御朱印はいただけません。初めて訪れると境内の広さに戸惑いますが、要所に案内板があるため迷うことは少ないでしょう。車椅子でのアクセスも基本的に可能ですが、一部石畳の段差がある箇所もあります。

拝観時間ギリギリで御朱印受付終了していた失敗を防ぐコツ

御朱印めぐりで最も多い失敗が「拝観時間内に着いたのに御朱印受付は終了していた」というケースです。妙心寺では拝観自体は受付時間外でも境内を歩くことはできますが、御朱印の受付は上記の時間帯に限られます。対策としては、①午前9時台に到着する計画を立てる、②塔頭をまわる順番を先に決めておく、③冬季は14時台までに全箇所まわり終えるスケジュールを組む、の3点を意識しましょう。特に複数の塔頭をまわりたい場合は、各塔頭の受付時間も個別に確認しておくと安心です。退蔵院は9:00〜17:00と比較的長い受付時間を設けていますが、桂春院や大心院は16時台で閉まります。

めぐり|退蔵院・桂春院・大心院の3大塔頭を徹底解説

妙心寺御朱印めぐり|退蔵院・桂春院・大心院の3大塔頭を徹底解説の解説画像

退蔵院の御朱印「余香苑」は庭園名が揮毫される珍しい一体

退蔵院は妙心寺塔頭の中でも最も人気が高く、通年公開されています。御朱印は中央に「余香苑(よこうえん)」と墨書きされるのが特徴で、寺院名ではなく庭園の名前が記されるのは全国的にも珍しいスタイルです。志納金は500円、直書き・書き置きの両方に対応しています。退蔵院の見どころは国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」(模本を展示)と枯山水庭園「元信の庭」、そして四季折々の花が楽しめる「余香苑」です。拝観料は大人600円で、御朱印代とは別途必要です。桜や紅葉の時期は拝観者が多く、御朱印の待ち時間が10〜15分になることもあります。春の枝垂れ桜は特に見事で、御朱印と合わせて庭園散策を楽しめます。

桂春院の御朱印は月替わりの見開きデザインが魅力

桂春院の通常御朱印は、中央に「本尊薬師如来」と墨書きされたシンプルなものです。志納金は500円。しかし桂春院の真骨頂は毎月デザインが変わる見開きの御朱印にあります。季節感のある絵を背景に、ご住職が選んだ禅語が書かれており、12ヶ月分すべて集めるリピーターもいるほどです。見開き御朱印は500〜600円程度で、書き置きのみの対応です。桂春院自体の拝観料は400円と塔頭の中では手頃で、「侘の庭」「清浄の庭」「思惟の庭」「真如の庭」と名付けられた4つの庭園が見どころです。御朱印集め中級者やこだわり派には、毎月通って集める楽しみがある寺院です。初心者は通常御朱印1体から始めるのがよいでしょう。

大心院の御朱印「大哉心乎」は禅の教えが込められた一体

大心院の御朱印は、中央に「大哉心乎(だいさいしんや)」と力強く墨書きされます。これは「大いなるかな心や」という意味で、臨済宗の開祖・栄西禅師の教えに由来します。志納金は500円で直書き対応です。大心院は宿坊としても有名で、1泊5,000円前後で禅寺での宿泊体験ができます。朝の坐禅や庭園散策も宿泊者の特典です。御朱印だけを目的に訪れることも可能ですが、時間があれば阿吽庭(あうんてい)を拝観するのがおすすめです。拝観料は300円と境内の塔頭では最も安い部類に入ります。静かな環境で禅の世界に触れたい方に向いていますが、アクセスが妙心寺境内の奥まった場所にあるため、南総門から徒歩7〜8分かかる点は覚えておきましょう。

📖 知っておくと楽しい豆知識

意外と知られていないことですが、大心院の「大哉心乎」は妙心寺の寺号の由来にもなっています。「妙なる心」=「大いなる心」という禅の思想が寺名に込められており、大心院の御朱印はまさに妙心寺の精神そのものを表現した一体といえます。

特別公開で手に入る妙心寺御朱印|大雄院・龍泉庵・霊雲院の限定情報

大雄院の御朱印は襖絵をモチーフにしたアート系が人気

大雄院(だいおういん)は通常非公開ですが、春と秋の特別公開期間に御朱印がいただけます。最大の特徴は、柴田是真の襖絵をモチーフにした芸術性の高い御朱印で、見開きサイズのカラフルなデザインが若い世代にも人気です。志納金は見開きで600〜800円程度(デザインにより異なる)。書き置きのみの対応ですが、和紙の質感や色使いにこだわった仕上がりで、御朱印帳に貼ると一際映えます。特別公開期間は例年3月中旬〜5月下旬、10月上旬〜12月上旬ですが、年によって変動するため公式サイトでの確認が必要です。公開初日は混雑するため、平日の午前中が狙い目です。

龍泉庵の御朱印は妙心寺四派の格式を感じる一体

龍泉庵は妙心寺の「四本庵」(龍泉庵・東海庵・霊雲院・聖澤院)の筆頭にあたる格式高い塔頭です。通常非公開ですが、京都春秋などの主催する特別公開で御朱印がいただけることがあります。御朱印は本尊にちなんだ墨書きで、志納金は300〜500円程度です。四本庵は妙心寺の歴史の中で特に重要な位置を占める塔頭であり、その御朱印は希少性が高いです。特別公開の情報は京都春秋の公式サイトやSNSで告知されるため、事前にチェックしておきましょう。御朱印だけでなく、通常見られない庭園や襖絵を拝観できるのも特別公開ならではの魅力です。

霊雲院は坐禅体験とセットで御朱印がもらえることも

霊雲院も四本庵のひとつで、坐禅会や写経会を定期的に開催しています。これらの体験に参加した際に御朱印をいただけるケースがあります。坐禅会の参加費は1,000〜2,000円程度で、御朱印代は別途500円です。坐禅は初心者でも参加可能で、所要時間は約1時間。身体ひとつで体験できるため、御朱印めぐりと禅体験を組み合わせたい方に向いています。ただし、坐禅会の開催日は不定期なことが多く、事前予約が必要な場合もあります。公式サイトやSNSで開催スケジュールを確認し、予約のうえ参拝しましょう。通常の参拝だけでは御朱印をいただけないことがある点は事前に理解しておく必要があります。

特別公開の御朱印を確実に入手するための3つのポイント

特別公開の御朱印は数量限定や期間限定のものが多いため、確実に入手するにはコツがあります。①公開初日〜3日目は避け、平日に訪問する(初日は長蛇の列になることも)。②公式サイト・SNS・京都春秋のサイトを事前にブックマークし、公開日程を早めに把握する。③書き置き限定の場合は御朱印帳のサイズを事前確認し、貼付用のテープのりを持参する。特に秋の特別公開は紅葉シーズンと重なるため混雑が激しく、御朱印の待ち時間が30分以上になることもあります。午前9時台の訪問が最も効率的です。

料金比較|本山と塔頭の初穂料を一覧で確認

妙心寺御朱印の料金比較|本山と塔頭の初穂料を一覧で確認の解説画像
寺院名 御朱印の種類 志納金 拝観料
妙心寺本山 釋迦如来・干支御朱印 500円 境内無料(法堂拝観500円)
退蔵院 余香苑 500円 600円
桂春院 本尊薬師如来・月替わり見開き 500〜600円 400円
大心院 大哉心乎 500円 300円
大雄院(特別公開時) 襖絵モチーフ見開き 600〜800円 600円

※御朱印めぐり帖調べ(2026年5月時点)。志納金・拝観料は改定される場合があります。

通年公開3塔頭すべてまわると合計いくらかかる?

通年公開の退蔵院・桂春院・大心院すべてで御朱印をいただく場合、御朱印代だけなら500円×3ヶ所=1,500円です。ただし各塔頭の拝観料が別途かかるため、600円+400円+300円=1,300円。本山の御朱印500円と法堂拝観500円も加えると、合計3,800円が1日の予算目安になります。桂春院の月替わり見開き御朱印(500〜600円)を追加する場合はさらに0〜100円プラスです。交通費やランチ代を含めると、半日の妙心寺御朱印めぐりには5,000円程度を見込んでおくと安心でしょう。初心者は本山+退蔵院の2ヶ所(計2,100円)から始めるのがコスパと満足度のバランスが良いです。

御朱印代の支払いはお釣りなしが基本マナー

御朱印の志納金は「お気持ち」という位置づけの寺院もありますが、妙心寺グループでは金額が明示されています。支払い時は、できるだけお釣りが出ないよう小銭を用意しておくのがマナーです。特に500円ぴったりを複数回支払うことになるため、100円玉・500円玉を多めに準備しておくと安心です。万札しかない場合でもお断りされることはまずありませんが、受付の方の手間を減らす配慮として小銭の準備を心がけましょう。電子マネーやクレジットカードには対応していない寺院がほとんどのため、現金は必須です。

拝観料を節約するなら法堂拝観(500円)をうまく活用しよう

妙心寺本山の法堂(雲龍図)の拝観は500円です。なお大庫裏は約2年間拝観停止中のため、現在は法堂のみの拝観となります。法堂の天井に描かれた狩野探幽作「雲龍図」は、立つ位置によって龍の表情が変わって見える「八方にらみの龍」として有名で、御朱印めぐりの合間にぜひ見ておきたいスポットです。退蔵院の拝観料600円と合わせると1,100円になりますが、雲龍図と余香苑の両方を楽しめるため満足度は高いです。学生証があれば割引が適用される場合もあるため、学生の方は忘れずに持参しましょう。

めぐりの効率ルート|所要時間別3つのプラン

【1時間プラン】本山の御朱印+法堂拝観だけサクッと

時間がない方向けの最短ルートは、南総門→法堂拝観(雲龍図)→大方丈受付で御朱印→南総門に戻る、というシンプルなコースです。所要時間は約1時間、費用は御朱印500円+法堂拝観500円=1,000円です。法堂の拝観はガイド付きで約20分間のため、御朱印の受付待ちと合わせても1時間で十分収まります。JR花園駅から妙心寺南門までは徒歩5分、南門から南総門までさらに徒歩3分です。京都観光の合間に立ち寄る形でも実現しやすいプランです。ただし、このプランでは塔頭の御朱印はいただけないため、妙心寺の御朱印めぐりの真髄を味わうには物足りないかもしれません。

【2〜3時間プラン】通年公開3塔頭+本山を一気にまわる

御朱印めぐりの醍醐味を味わうなら、本山+退蔵院+桂春院+大心院の4ヶ所をまわるプランがおすすめです。効率的な順番は、南総門→退蔵院(庭園拝観+御朱印30分)→本山受付(御朱印15分)→法堂拝観(20分)→桂春院(庭園拝観+御朱印25分)→大心院(庭園拝観+御朱印20分)→北門から退出、という流れです。合計所要時間は約2時間30分〜3時間。退蔵院を最初にまわすのは、南総門から最もアクセスしやすい位置にあるためです。各塔頭間は徒歩3〜5分程度で、境内全体が平坦なため歩きやすいです。

【半日プラン】特別公開期間にすべてを網羅するコース

春秋の特別公開期間に訪れるなら、通年公開3塔頭に加えて大雄院や龍泉庵も含めた完全制覇プランを組めます。所要時間は4〜5時間で、午前9時スタートが必須です。午前中に大雄院・龍泉庵など特別公開寺院(混雑前に訪問)→昼食→午後に本山・退蔵院・桂春院・大心院という順番がベストです。特別公開寺院は午前中のほうが空いており、御朱印の待ち時間も短くて済みます。昼食は妙心寺北門を出て西に徒歩5分ほどの花園エリアに飲食店が数軒あります。このプランでは予算8,000〜10,000円程度(拝観料+御朱印代+昼食代)を見込んでおきましょう。

⛩️ 押さえておきたいポイント

妙心寺境内は南北に約600m、東西に約400mと広大です。歩きやすい靴で訪れましょう。特に夏場は日陰が少ないエリアもあるため、水分補給も忘れずに。冬場は底冷えする京都の気候に備え、足元の防寒も意識してください。

いただく際のマナーと注意点|初心者が知っておくべき5つのルール

御朱印帳を忘れた場合は書き置きで対応してもらえる

「御朱印帳を家に忘れてきた」という失敗は初心者に多いパターンです。妙心寺では書き置き(あらかじめ和紙に書かれた御朱印)を用意しているため、御朱印帳がなくてもいただくことは可能です。ただし、書き置きは紙のサイズが御朱印帳の一般的なサイズに合わせてあるため、帰宅後に貼り付ける際にテープのりや御朱印帳専用シールが必要になります。糊の種類によっては和紙がヨレることもあるため、スティックのりよりもテープのりがおすすめです。「せっかく来たのに直書きしてもらえなかった」という後悔を避けるためにも、参拝前日に荷物の中に御朱印帳が入っているか確認する習慣をつけましょう。

参拝前に御朱印をお願いするのはマナー違反

御朱印は「参拝の証」としていただくものです。お堂で手を合わせる前に御朱印受付に並ぶのはマナーとして好ましくありません。妙心寺の場合、本堂(仏殿)や法堂で参拝してから御朱印受付に向かうのが正しい順番です。塔頭でも同様に、まず本堂でお参りしてから御朱印をお願いしましょう。受付の方から指摘されることは少ないですが、寺院側からすれば御朱印はあくまで参拝に付随するものという考え方です。スタンプラリー感覚で御朱印だけ集めて回る行為は避け、各寺院の雰囲気や庭園も味わいながらめぐるのが御朱印集めの本来の楽しみ方です。

混雑時は複数冊の御朱印帳を同時に出さない

御朱印帳を複数冊持っている方もいますが、混雑時に「この帳面とこちらの帳面にも」と複数冊同時に出すのは避けましょう。1人1冊ずつの対応が基本で、複数冊出すと後ろに並んでいる方の待ち時間が長くなります。どうしても複数冊に書いていただきたい場合は、空いている時間帯を選ぶか、列が途切れたタイミングで2冊目をお願いするのが気配りです。妙心寺本山の受付では特にこの点について掲示はありませんが、周囲への配慮として心がけておくと気持ちよく御朱印めぐりを楽しめます。

Q. 御朱印をいただくとき、何と言えばいいですか?
A. 「御朱印をお願いいたします」と御朱印帳の書いていただきたいページを開いて差し出すだけで大丈夫です。特別な作法や決まり文句はありません。書いていただいている間は静かに待ち、受け取る際に「ありがとうございます」とお礼を伝えましょう。

写真撮影は御朱印帳を受け取ってからにする

御朱印を書いていただいている最中に、書いている手元や御朱印帳をスマートフォンで撮影する方がいますが、これはマナー違反です。書き手の集中を妨げるだけでなく、寺院によっては撮影禁止の場所もあります。写真を撮りたい場合は、御朱印帳を受け取り、受付から離れた場所で撮影しましょう。妙心寺境内には写真映えするスポットが多いため、御朱印帳と境内の風景を一緒に撮影すると素敵な思い出になります。SNSに投稿する際も、他の参拝者が映り込まないよう配慮が必要です。

妙心寺へのアクセスと周辺の御朱印スポット|龍安寺・仁和寺との組み合わせ

JR花園駅から徒歩5分、京福電鉄妙心寺駅から徒歩3分

妙心寺へのアクセスは、JR嵯峨野線「花園駅」から南門まで徒歩約5分、京福電鉄(嵐電)「妙心寺駅」から南門まで徒歩約3分です。京都駅からJR嵯峨野線で花園駅まで約12分(乗車賃200円)と近く、京都観光の序盤に組み込みやすい立地です。嵐電を使う場合は四条大宮駅から妙心寺駅まで約15分(220円)。バスを使うなら市バス26系統で「妙心寺前」下車すぐです。車の場合は妙心寺花園会館の有料駐車場(1時間500円程度)が利用可能ですが、紅葉シーズンは満車になることも多いため公共交通機関がおすすめです。

龍安寺は妙心寺から徒歩10分の定番セットコース

妙心寺の北門を出て北に歩くこと約10分で、石庭で有名な龍安寺に到着します。龍安寺でも御朱印がいただけ(志納金300円)、「石庭」と墨書きされた一体が定番です。妙心寺+龍安寺のセットは京都御朱印めぐりの定番コースで、午前中に両方まわることも十分可能です。龍安寺の拝観料は大人500円、御朱印受付は拝観受付近くにあります。さらに足を延ばすなら、龍安寺から西に徒歩10分で仁和寺に到着します。仁和寺は御室桜と五重塔で有名で、御朱印も複数種類あります。

仁和寺・金閣寺を加えた「きぬかけの路」御朱印めぐり

妙心寺→龍安寺→仁和寺と続く「きぬかけの路」沿いは、御朱印めぐりの黄金ルートです。さらに東に進めば金閣寺にも行けますが、全部まわると1日がかりになります。おすすめは妙心寺(2〜3時間)+龍安寺(1時間)の半日コースで、午後は嵐電で嵐山方面に移動するか、市バスで四条河原町方面に戻るプランです。仁和寺まで加える場合は丸1日の計画で、朝9時に妙心寺スタート→昼過ぎに龍安寺→14時ごろ仁和寺到着が理想的なペースです。各寺院で御朱印をいただくと、1日で5〜8種類の御朱印を集められます。

雨の日でも楽しめる妙心寺御朱印めぐりのコツ

妙心寺境内は屋根付きの回廊がある箇所もありますが、塔頭間の移動は屋外のため雨天時は傘が必須です。ただし、雨の日の妙心寺には独特の魅力があります。石畳が濡れて光を反射し、苔庭が一層鮮やかに見えるため、晴天時とは違った写真が撮れます。御朱印帳を雨から守るためにジップ付きのビニール袋を持参するのがポイントです。雨天は参拝者が少なく、御朱印の待ち時間もほぼゼロになることが多いため、穴場のタイミングといえます。退蔵院の余香苑は雨に濡れた花々が美しく、桂春院の苔庭も雨天ならではの深い緑を楽しめます。

📍 寺社情報

名称 臨済宗大本山 妙心寺
所在地 京都府京都市右京区花園妙心寺町1
御朱印 500円(直書き・書き置き対応)
拝観時間 午前9:10〜11:50/午後13:00〜16:40(11〜2月は15:40まで)
拝観料 境内無料(法堂拝観500円。大庫裏は約2年間拝観停止中)
アクセス JR嵯峨野線「花園駅」徒歩5分/京福電鉄「妙心寺駅」徒歩3分

まとめ|妙心寺御朱印めぐりは「禅の世界」を御朱印帳に刻む贅沢な体験

妙心寺は、本山と塔頭を合わせると10種類以上の御朱印がいただける、京都屈指の御朱印スポットです。1ヶ所で何種類もの個性豊かな御朱印に出会えるのは、46もの塔頭を擁する大本山ならではの魅力といえます。禅寺らしい力強い墨書きから、大雄院のアートな見開き御朱印、桂春院の月替わりデザインまで、何度訪れても新しい発見があります。

この記事のポイントを振り返ります。

  • 本山の御朱印は「釋迦如来」が基本。志納金500円、受付は大方丈近くの拝観受付窓口
  • 受付時間は午前9:10〜11:50、午後は季節により13:00〜15:40または16:40まで
  • 通年公開の塔頭は退蔵院(余香苑)・桂春院(月替わり見開き)・大心院(大哉心乎)の3ヶ所
  • 4ヶ所すべてまわると御朱印代2,000円+拝観料1,300円+法堂500円=合計約3,800円
  • 効率ルートは南総門→退蔵院→本山→桂春院→大心院→北門で所要2.5〜3時間
  • 龍安寺(徒歩10分)・仁和寺とのセットで1日コースも組める
  • 冬季は午後の受付が15:40終了のため、午前中の訪問が確実

初めて妙心寺を訪れるなら、まずは本山+退蔵院の2ヶ所からスタートするのがおすすめです。所要時間1.5〜2時間、予算1,900円で、妙心寺御朱印めぐりのエッセンスを味わえます。気に入ったら次回は桂春院や大心院にも足を延ばし、特別公開の時期を狙って大雄院にもチャレンジしてみてください。季節ごとに表情が変わる妙心寺の境内を歩きながら、禅の世界に触れる御朱印めぐりを楽しんでいただければ幸いです。

※御朱印の志納金・拝観料・受付時間は変更になる場合があります。最新情報は妙心寺公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

御朱印集め・神社仏閣めぐりの楽しみ方をわかりやすく紹介するメディアです。御朱印のいただき方やマナー、人気の神社仏閣情報、限定御朱印の最新情報まで、初心者からベテランまで楽しめる内容をお届けしています。

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