「富士山デザインの御朱印帳がほしいけど、どこで手に入るの?」「神社で買えるオリジナル御朱印帳と市販品、どっちがいい?」——富士山モチーフの御朱印帳は種類が多く、初めて選ぶときは迷ってしまいますよね。結論からいうと、富士山の御朱印帳は大きく分けて「浅間神社で頒布されるオリジナル品」「富士山周辺の寺社限定品」「市販の富士山デザイン品」の3タイプがあり、目的によってベストな一冊が変わります。この記事では、富士山にゆかりのある神社のオリジナル御朱印帳から市販品の選び方まで、初穂料・サイズ・デザインを比較しながら徹底的に解説します。
・富士山にゆかりのある神社で頒布されるオリジナル御朱印帳の種類と初穂料
・市販の富士山御朱印帳の選び方とサイズ・素材の比較ポイント
・富士山周辺で御朱印帳と一緒にいただける御朱印の情報
・初心者〜こだわり派まで、タイプ別おすすめの使い分け方
富士山 御朱印帳が人気を集める3つの理由|なぜ「富士山柄」は特別なのか

日本一の霊山がもたらす「縁起の良さ」が御朱印帳選びの決め手になる
富士山は古来より霊山として信仰の対象であり、その姿を御朱印帳の表紙にあしらうことは「開運」「登頂成就」「新たな挑戦のお守り」という意味合いを持つとされています。御朱印帳は参拝の記録を残すものですから、表紙のモチーフにも意味を込めたいと考える方が多いのです。特に年始や登山シーズン(7月〜9月)には富士山デザインの御朱印帳を求める参拝者が増え、人気デザインは品切れになることもあります。ただし「富士山柄だからご利益がある」というものではなく、あくまで参拝の記録帳である点は押さえておきましょう。自分の気持ちが上がるデザインを選ぶことが、御朱印めぐりを長く楽しむコツです。
浅間神社のオリジナル御朱印帳は「その場所でしか手に入らない」限定感がある
富士山本宮浅間大社や北口本宮冨士浅間神社など、富士山にゆかりのある浅間神社では社殿や富士山をデザインしたオリジナル御朱印帳を頒布しています。これらは通販で購入できないものがほとんどで、「参拝した証」として持つ喜びがあります。初穂料は1,500〜2,500円程度で、一般的な市販品(1,800〜3,000円)と大きく変わりません。注意点としては、人気デザインは在庫がなくなる場合があること。特に夏の登山シーズンや正月は品切れリスクが高いため、確実に入手したい場合は平日や閑散期の参拝がおすすめです。
富士山御朱印帳は「専用帳」として使い分ける楽しみ方ができる
御朱印帳を複数持ち、用途別に使い分ける方が増えています。富士山デザインの御朱印帳は「富士山周辺の浅間神社専用」「登山・山岳信仰の神社専用」として使うと統一感が出ます。たとえば富士山周辺には富士山本宮浅間大社・北口本宮冨士浅間神社・富士山頂上浅間大社奥宮・河口浅間神社・冨士御室浅間神社など10社以上の浅間神社があり、1冊で富士山信仰の巡礼記録を完成させることが可能です。初心者の方は「まず1冊を使い切る」ことを目標にし、2冊目以降でテーマ別に分ける運用がストレスなく続けられます。
富士山信仰の神社は全国に約1,300社あるといわれています。浅間神社だけでなく「富士塚」がある神社でも富士山にちなんだ御朱印をいただけることがあり、都内でも品川神社や鳩森八幡神社などで富士塚の御朱印が頒布されています。
富士山 御朱印帳を頒布する主要神社5選|初穂料・デザイン・サイズを完全比較
富士山本宮浅間大社のオリジナル御朱印帳は3種類から選べる
富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)は全国約1,300社の浅間神社の総本宮です。オリジナル御朱印帳は3種類あり、社殿と富士山を描いたもの、桜と富士山をあしらったもの、全国一の宮巡拝会発行のものがあります。初穂料は御朱印込みで2,000〜2,500円。サイズは大判(18cm×12cm)で、御朱印をゆったりいただけます。授与所の受付時間は8:30〜17:00で、御朱印の初穂料は別途300円です。注意点として、正月三が日は参拝者が集中し授与所に30分以上の列ができることがあるため、1月4日以降の参拝が狙い目です。
北口本宮冨士浅間神社の御朱印帳は「登山道の入口」にふさわしい重厚デザイン
北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)は吉田口登山道の起点にあたる神社です。オリジナル御朱印帳は紺地に金の富士山が映える重厚なデザインで、初穂料は1,500円前後。サイズは通常サイズ(16cm×11cm)と大判の2種類があります。御朱印は本殿・諏訪神社・東宮本殿の3種類をいただくことができ、いずれも直書き対応です。受付時間は9:00〜16:30。富士急行線・富士山駅から徒歩約20分とアクセスしやすいのもメリットです。ただし冬季(12月〜2月)は閉門時間が早まる場合があるため、午前中の参拝をおすすめします。
富士山頂上浅間大社奥宮の御朱印帳は「登頂者だけの特別な一冊」
富士山頂上浅間大社奥宮は、富士山の山頂(標高3,776m)に鎮座する神社です。開山期間(例年7月10日〜9月10日頃)のみ参拝可能で、この期間だけ頒布される御朱印帳は「登頂した人だけが手に入れられる」特別感があります。初穂料は2,000円程度。御朱印は「頂上奥宮」「久須志神社」の2種類があり、各500円です。注意すべきは天候による閉山や受付時間の変動。登頂日の天候が荒れると授与所が閉まるため、御朱印帳目当てで登る場合は天気予報の確認が必須です。体力に不安がある方は、五合目の小御嶽神社でも富士山関連の御朱印帳を入手できます。
河口浅間神社と冨士御室浅間神社は「穴場」として御朱印帳の在庫が安定している
河口浅間神社(山梨県富士河口湖町)と冨士御室浅間神社(同)は、富士五湖エリアに位置する浅間神社です。どちらも観光客で混雑しにくく、御朱印帳の在庫が比較的安定しています。河口浅間神社は樹齢1,200年の七本杉で知られ、御朱印帳には杉と富士山がデザインされています。冨士御室浅間神社は富士山最古の神社とされ、歴史的な重みを感じるデザインです。初穂料はいずれも1,500〜2,000円程度。河口湖駅からバスで10〜15分のアクセスで、両社を1日で巡ることも可能です。混雑を避けたい方や確実に御朱印帳を入手したい方におすすめの選択肢です。
| 神社名 | 初穂料(税込) | サイズ | 御朱印帳の種類数 |
|---|---|---|---|
| 富士山本宮浅間大社 | 2,000〜2,500円 | 大判(18×12cm) | 3種類 |
| 北口本宮冨士浅間神社 | 1,500円前後 | 通常/大判 | 2種類 |
| 富士山頂上浅間大社奥宮 | 2,000円程度 | 通常サイズ | 1種類 |
| 河口浅間神社 | 1,500〜2,000円 | 通常サイズ | 1〜2種類 |
| 冨士御室浅間神社 | 1,500〜2,000円 | 通常サイズ | 1〜2種類 |
※御朱印めぐり帖調べ(2026年5月時点)。初穂料・種類は変更になる場合があります。
市販の富士山 御朱印帳おすすめの選び方|素材・サイズ・価格帯で失敗しない

御朱印帳のサイズは「大判」と「通常」の2種類——富士山柄ならどちらを選ぶべきか
御朱印帳のサイズは大判(約18cm×12cm)と通常サイズ(約16cm×11cm)の2種類が主流です。結論として、富士山周辺の浅間神社を中心に巡る予定なら大判がおすすめ。浅間大社をはじめ大きめの御朱印が多い神社では、通常サイズだと余白が狭くなりがちです。一方、持ち歩きやすさを重視する場合や、バッグが小さい方は通常サイズが扱いやすいでしょう。大判は1ページあたりの面積が約1.3倍あるため、見開き御朱印もはみ出さずに収まります。デメリットは重さが約20〜30g増えること。日帰り参拝なら気になりませんが、登山に持っていく場合は荷物全体の重量と相談してください。
表紙素材は「布製」「和紙製」「木製」の3タイプ——それぞれの特徴と耐久性
市販の富士山御朱印帳で主流なのは布製(ちりめん・帆布など)です。布製は手触りがよく種類が豊富で、価格帯は1,500〜2,500円。水濡れに弱い点がデメリットですが、御朱印帳カバー(500〜1,000円程度)を併用すれば問題ありません。和紙製は友禅紙や千代紙を使ったもので、発色が美しく高級感があります。価格帯は2,000〜3,500円とやや高め。木製は檜や桜材を使った御朱印帳で、富士山を彫刻やレーザー刻印であしらったものがあります。価格は3,000〜5,000円と高価ですが、経年変化を楽しめる一生モノとして人気です。初心者には手入れが楽で価格も手頃な布製をおすすめします。
ネット通販で買うときの注意点——「ページ数」と「紙質」を必ず確認する
ネット通販で富士山御朱印帳を購入する際、見落としがちなのがページ数と紙質です。御朱印帳のページ数は片面24ページ(蛇腹12折)〜片面48ページ(蛇腹24折)まで幅があります。ページ数が少ないと、5〜6社分で使い切ってしまいます。最低でも片面44ページ(22折)以上のものを選ぶと、富士山周辺の主要浅間神社をひと通り巡っても余裕があります。紙質は「裏写りしにくい厚手の奉書紙」がベスト。安価な製品(1,000円以下)は紙が薄く、墨が裏面に透ける場合があるため注意してください。商品レビューで「裏写り」に関するコメントを確認してから購入すると失敗を防げます。
市販の富士山御朱印帳を選ぶときは「①サイズ(大判 or 通常)」「②素材(布・和紙・木)」「③ページ数(44ページ以上推奨)」「④紙質(裏写りしない奉書紙)」の4点を軸に比較すると、自分に合った一冊が見つかります。価格だけで判断すると紙質で後悔するケースが多いため、2,000円前後を目安にすると品質と価格のバランスがとれます。
一緒に巡りたい|富士山周辺の御朱印モデルコース
【半日コース】富士宮エリア:富士山本宮浅間大社+湧玉池+お宮横丁
富士宮駅から徒歩10分で到着する富士山本宮浅間大社を起点にした半日コースです。まず本殿で参拝し、御朱印をいただいたら境内の湧玉池へ。富士山の雪解け水が湧き出る神秘的なスポットで、特別天然記念物に指定されています。参拝後はお宮横丁で富士宮焼きそばを楽しめます。所要時間は約2〜3時間。御朱印は本殿(300円)と湧玉池横の水屋神社でいただけます。注意点として、湧玉池周辺は足場が濡れていることがあるため、滑りにくい靴で行くと安心です。御朱印帳を購入してすぐ御朱印をいただく流れが自然なので、初めての御朱印帳デビューにも向いています。
【1日コース】富士五湖エリア:北口本宮→河口浅間神社→冨士御室浅間神社
山梨県側の浅間神社を1日で3社巡るコースです。午前中に北口本宮冨士浅間神社で参拝・御朱印帳を入手し、午後は河口湖方面へ移動。河口浅間神社(河口湖駅からバス10分)→冨士御室浅間神社(河口湖駅からバス15分)の順に回ります。3社合計で御朱印は5〜6種類いただけるため、新しい御朱印帳のページがしっかり埋まります。車なら移動時間は各社間20〜30分。公共交通機関の場合はバスの本数が1時間に1〜2本と少ないため、事前に時刻表を確認しましょう。冬季は路面凍結の可能性があるため、レンタカー利用時はスタッドレスタイヤの装着が必須です。
【登山コース】五合目〜山頂:小御嶽神社→山頂奥宮→久須志神社
富士登山と御朱印を組み合わせる上級者向けコースです。五合目の小御嶽神社で登山前に安全祈願の御朱印をいただき、登頂後に富士山頂上浅間大社奥宮と久須志神社で御朱印をいただきます。合計3社で御朱印3〜4種類。登山の所要時間は往復8〜12時間(山小屋1泊が一般的)。御朱印帳を持って登る場合は、防水のジップロックに入れてザックの中間部に収納すると衝撃や雨から守れます。開山期間は7月上旬〜9月上旬のみ。山頂の御朱印受付は天候に左右されるため、「いただけたらラッキー」くらいの気持ちで臨むのがストレスなく楽しめるコツです。
富士登山で御朱印帳を持参する場合、高所では気圧の変化でインクがにじむことがあります。書き置きの御朱印を後から貼るタイプで対応してくれる場合もありますので、直書き・書き置きどちらでもいただける心構えでいるとスムーズです。また、山頂の御朱印受付は混雑時30分以上待つこともあるため、時間に余裕を持った登山計画を立てましょう。
デザイン徹底解説|赤富士・桜富士・等高線柄の違いと特徴
「赤富士」デザインは縁起物として年配の方にも人気が高い
赤富士は葛飾北斎の浮世絵「凱風快晴」に描かれた、朝日に照らされて赤く染まる富士山のことです。このデザインの御朱印帳は「開運」「商売繁盛」の象徴として、年配の方や男性にも好まれます。市販品では古川紙工やぽんぴん堂などの文具メーカーから1,800〜2,500円程度で販売されています。和紙表紙に赤富士を配したものが定番で、落ち着いた雰囲気のため男女問わず使いやすいのがメリットです。ただし赤富士デザインは人気が高い分、似たようなデザインが多く出回っています。購入前に「メーカー名」「紙質」「ページ数」を確認し、品質の高いものを選びましょう。
「桜富士」デザインは春の参拝シーズンにぴったりの華やかさ
桜と富士山を組み合わせた「桜富士」デザインは、ピンクや淡い紫を基調とした華やかな御朱印帳です。特に女性人気が高く、御朱印帳を開くたびに春の気分を味わえます。富士山本宮浅間大社のオリジナル御朱印帳にも桜をあしらったデザインがあり、境内の桜の名所・500本のソメイヨシノとの関連を感じられます。市販品ではちりめん素材に桜富士を刺繍したものが2,200〜3,000円程度で入手可能。デメリットとしては、淡い色の表紙は汚れが目立ちやすいこと。御朱印帳カバーや御朱印帳袋での保護が前提になります。春だけでなく通年使えるデザインですので、季節を問わず選んで問題ありません。
「等高線・登山道」デザインは御朱印帳マニアが注目する新ジャンル
意外と知られていないけれど、近年注目されているのが富士山の等高線や登山道をデザインに取り入れた御朱印帳です。「ふじさん堂」が販売する富士山御朱印帳は表紙に富士山の等高線と4市町の浅間神社から山頂までの登山道がイメージされており、中面には富士山頂上浅間大社奥宮から始まる浅間神社専用ページが設けられています。価格は2,500〜3,000円程度。一般的な「美しい富士山の絵」とは一線を画す地図的なデザインで、登山好きの方や他の人とかぶりたくない方に支持されています。専用ページがある分、汎用性はやや低め。富士山周辺の浅間神社を集中的に巡る計画がある方に向いています。
刺繍・箔押し・木製——表紙の加工技法で御朱印帳の印象は大きく変わる
同じ富士山デザインでも、表紙の加工技法によって見た目と耐久性が異なります。刺繍タイプは立体感があり高級感が出る一方、糸がほつれるリスクがあります(価格帯2,500〜3,500円)。箔押しタイプは金銀の箔で富士山のシルエットを表現したもので、シンプルかつ上品(価格帯2,000〜3,000円)。経年で箔が剥がれる場合があるため、カバー使用が推奨です。木製タイプは檜や桜材に富士山をレーザー刻印したもので、唯一無二の質感が魅力(価格帯3,500〜5,000円)。重さが布製の1.5〜2倍になるのが唯一のデメリットです。予算と使用頻度に応じて選ぶとよいでしょう。
| 神社オリジナル御朱印帳のメリット | 市販の富士山御朱印帳のメリット |
|---|---|
| 参拝の記念になる限定感 その神社の由緒に合ったデザイン 御朱印込みで購入できることが多い |
自宅で比較検討して選べる デザイン・素材・サイズの選択肢が豊富 確実に在庫がある(品切れリスクが低い) |
長持ちさせる保管方法と使い方のコツ
御朱印帳カバーは「透明ビニール」と「布製巾着」の2択——使い分けの基準
御朱印帳を保護するアイテムは大きく分けて2つあります。透明ビニールカバーは御朱印帳の表紙デザインを見せたまま保護でき、300〜800円程度で購入可能。雨の日や鞄の中での擦れ防止に役立ちます。一方、布製の御朱印帳袋(巾着タイプ)は1,000〜2,000円で、衝撃吸収性が高く長期保管にも向いています。使い分けの基準は「持ち歩き頻度」です。週に1回以上参拝する方はビニールカバーで気軽に出し入れ、月1回程度の方は巾着で丁寧に保管するスタイルがおすすめです。富士山柄の御朱印帳は表紙のデザインを楽しみたい方が多いため、透明カバーの方が人気があります。
墨書きの乾燥を待たずにページを閉じると「裏写り事故」が起きる
御朱印をいただいた直後、墨が完全に乾く前にページを閉じてしまうと、向かい合うページに墨が移る「裏写り」が起きます。これは御朱印帳初心者に多い失敗パターンです。対策は3つ。①授与所で渡される「はさみ紙(あて紙)」をそのまま挟んでおく。②自分で和紙や半紙を数枚持参する。③いただいた御朱印のページを完全に乾くまで(目安3〜5分)開いたままにしておく。特に富士山頂上など気温が低い場所では墨の乾きが遅くなるため、はさみ紙を多めに持参しましょう。裏写りしてしまった場合は修復が難しいため、予防が何より大切です。
自宅での保管は「直射日光を避けた本棚」がベスト——湿気対策も忘れずに
御朱印帳の保管場所として最適なのは、直射日光が当たらない本棚や引き出しの中です。紫外線は墨や朱肉の退色を早めるため、窓際の飾り棚は避けてください。また、湿度が高い場所(水回り付近・クローゼットの奥)ではカビが発生するリスクがあります。理想的な保管環境は温度20〜25℃、湿度40〜60%。防虫剤を入れたい場合は無臭タイプを選び、御朱印帳に直接触れないように配置します。複数冊を保管する場合は、蛇腹式のものは立てて並べると背表紙が歪みません。桐の箱に入れて保管する方法もありますが、日常的に見返したい方は本棚に並べるほうが楽しめるでしょう。
まつわるよくある疑問と注意点|初心者が迷いやすいポイント
「御朱印帳を忘れた!」ときの対処法——書き置きの御朱印をいただくコツ
せっかく富士山周辺の神社を訪れたのに御朱印帳を忘れてしまった——この失敗は御朱印めぐり初心者に多いパターンです。ほとんどの神社では「書き置き」(あらかじめ和紙に書かれた御朱印)を用意しており、御朱印帳がなくてもいただけます。書き置きの御朱印は帰宅後に御朱印帳に貼り付けます。貼る際はスティックのりや和紙用の両面テープを使い、水のりは紙が波打つため避けてください。また、富士山本宮浅間大社や北口本宮冨士浅間神社では、その場で御朱印帳を購入し最初のページに直書きしてもらう方法もあります。「忘れた=諦める」ではないので安心してください。
神社とお寺の御朱印帳は分けるべき?——混在させても問題ないケースとは
「神社とお寺で御朱印帳を分けたほうがいい」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。結論として、分けなくても御朱印を断られることはほぼありません。ただし一部の寺院では「神社の御朱印が多い帳面にはお書きできません」と言われるケースがまれにあります。富士山周辺は浅間神社(神社)が中心ですが、身延山久遠寺(日蓮宗の総本山)など有名寺院もあります。心配な方は「神社用」「お寺用」で分けると安心。富士山デザインの御朱印帳は浅間神社巡り専用にすれば、この問題は自然と解決します。最初の1冊で悩むなら、混在OK前提で始めて、2冊目から分ける方法がおすすめです。
拝観時間ギリギリに到着して御朱印受付が終了していた——時間の余裕が大切
御朱印の受付時間は一般的に拝観時間の30分〜1時間前に終了します。たとえば富士山本宮浅間大社の授与所は17:00閉所ですが、16:30を過ぎると御朱印の受付を締め切ることがあります。北口本宮冨士浅間神社も16:30受付終了が目安です。「閉門ギリギリに滑り込めばいい」と考えていると、御朱印をいただけないまま帰ることになります。対策は単純で、御朱印をいただきたい神社には閉所時間の1時間前までに到着する計画を立てること。複数社を巡る場合は、午前中に遠い神社を回り、夕方は自分の宿泊地に近い神社を最後にするルート設計がストレスなく回れます。
御朱印帳の「裏面」は使う?使わない?——両面使用のメリットとデメリット
蛇腹式の御朱印帳は表面と裏面の両方に御朱印をいただくことができます。両面使用すれば1冊で約44〜48ページ分の御朱印を集められ、コスパが良いのがメリットです。デメリットは、薄手の紙だと裏面に墨が透けて見える(裏写り)可能性があること。富士山本宮浅間大社など厚手の奉書紙を使った御朱印帳であれば両面使用でも問題ありません。市販の安価な御朱印帳は紙が薄い傾向があるため、片面使用に留めたほうが仕上がりがきれいです。迷ったら、最初の数ページを片面で使ってみて、裏面に透けがないか確認してから両面使用に切り替えるとよいでしょう。
御朱印帳を渡す際は、いただきたいページを開いた状態で差し出すのがマナーです。また、御朱印はスタンプラリーではありません。必ず参拝を済ませてから授与所に向かいましょう。富士山周辺の神社では「参拝前の御朱印はお断り」と明示している社もあります。
初心者・中級者・こだわり派別|富士山 御朱印帳の選び方とおすすめの使い分け
【初心者向け】最初の1冊は神社のオリジナル御朱印帳を「参拝記念」で買うのが正解
御朱印帳選びに迷っている初心者の方は、最初の1冊を富士山本宮浅間大社や北口本宮冨士浅間神社で購入するのがおすすめです。理由は3つ。①購入と同時にその場で御朱印をいただけるため「空のページ0冊スタート」を避けられる。②参拝の思い出と御朱印帳が紐づくため愛着が湧きやすい。③初穂料2,000円前後と手頃なので、万が一途中で御朱印めぐりに飽きても金銭的ダメージが小さい。注意点としては、神社のオリジナル品はサイズが限定されることが多いため、自分の好みのサイズがあるか事前に調べてから行くと安心です。1冊使い切る頃には「次はどんな御朱印帳にしよう」と自然に好みが固まっています。
【中級者向け】2冊目以降は「テーマ別」に分けると御朱印帳が旅の記録になる
10社以上の御朱印を集めた中級者の方は、2冊目から「テーマ別」に御朱印帳を分ける楽しみ方がおすすめです。富士山御朱印帳は「富士山信仰・浅間神社巡り専用」として使うと、1冊の中に統一感が生まれ、数年後に見返したときに旅の記録として完成度が高くなります。ほかにも「一の宮巡り専用」「四国八十八ヶ所専用」「京都の寺院専用」など、自分の興味に合わせたテーマ設定が可能。テーマ別に分ける場合は大判と通常サイズを使い分けると、サイズで中身がすぐわかります。デメリットは御朱印帳の冊数が増えること。収納スペースを確保しておかないと、御朱印帳が増えて保管場所に困る方もいます。
【こだわり派向け】「ふじさん堂」の専用御朱印帳で浅間神社コンプリートを目指す
富士山周辺の浅間神社を徹底的に巡りたいこだわり派には、「ふじさん堂」が販売する富士山御朱印帳がおすすめです。この御朱印帳は表紙に富士山の等高線と登山道がデザインされ、中面には富士山頂上浅間大社奥宮を起点に各市町の浅間神社専用ページが設けられています。価格は2,500〜3,000円程度で、富士山周辺の六市町に鎮座する浅間神社を巡る「ミッション型」の御朱印めぐりが楽しめます。全ページを埋めるには最低でも2〜3回の旅行が必要で、計画を立てる楽しみも含めて満足度が高い一冊です。ただし特定の神社専用ページがあるため、他の神社の御朱印を書いてもらうのは避けたほうがよいでしょう。
御朱印帳の「蛇腹式」と「和綴じ式(ブック式)」はどちらも正式なスタイルです。富士山関連の御朱印帳は蛇腹式が主流ですが、和綴じ式はページがバラけず持ち運びしやすいメリットがあります。登山に持っていく場合は和綴じ式のほうがザック内で開いてしまうリスクが低く、実用的です。
※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。
まとめ|富士山 御朱印帳で御朱印めぐりをもっと楽しもう
富士山デザインの御朱印帳は、日本一の霊山への信仰と参拝の記録を1冊にまとめられる特別なアイテムです。浅間神社のオリジナル品は「参拝した場所でしか手に入らない」限定感があり、市販品はデザイン・素材・価格を自由に比較して選べる楽しさがあります。どちらを選んでも「これだ」と思える1冊に出会えれば、御朱印めぐりのモチベーションは自然と高まります。
富士山周辺には富士山本宮浅間大社・北口本宮冨士浅間神社・富士山頂上浅間大社奥宮をはじめ、多くの浅間神社が鎮座しており、1冊の御朱印帳で「富士山信仰の巡礼記録」を完成させることができます。季節や体力に合わせてコースを選び、無理なく楽しんでください。
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 富士山御朱印帳は「神社オリジナル品」「市販品」「専用巡礼帳」の3タイプがある
- 浅間神社のオリジナル御朱印帳は初穂料1,500〜2,500円、現地でしか入手できない限定品
- 市販品を選ぶときは「サイズ」「素材」「ページ数(44ページ以上)」「紙質」の4点をチェック
- 富士山周辺の浅間神社は10社以上あり、1冊の御朱印帳で巡礼記録を完成できる
- 御朱印帳カバーや保管環境に気を配ると、何年経っても美しい状態を保てる
- 初心者は神社で購入→中級者はテーマ別に分ける→こだわり派は専用巡礼帳を選ぶ
- 御朱印の受付時間は閉所の30分〜1時間前に終了するため、余裕をもった計画が大切
まずは富士山本宮浅間大社か北口本宮冨士浅間神社で1冊目の御朱印帳を手にすることから始めてみてください。富士山の美しい姿が描かれた表紙を開くたびに、参拝の記憶がよみがえる——それが富士山御朱印帳ならではの楽しみ方です。
※御朱印の初穂料・受付時間・御朱印帳の在庫状況は変更になる場合があります。お出かけ前に各神社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

コメント