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上賀茂神社下鴨神社の御朱印は合計8種類以上|料金・受付時間・1日モデルコースまで徹底解説

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京都を代表する二社といえば、上賀茂神社と下鴨神社。どちらも世界遺産「古都京都の文化財」に登録され、京都最古級の歴史を誇る賀茂社です。「両方の御朱印をいただきたいけれど、種類や料金はどう違うの?」「1日で回れるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。結論からいうと、上賀茂神社下鴨神社の御朱印は合計で通年授与だけでも8種類以上あり、初穂料は300〜500円が中心。バスや電車を使えば1日で両社を巡ることは十分可能です。この記事では、それぞれの御朱印の種類・料金・受付時間から、効率的な回り方、御朱印帳の比較、参拝の見どころまで、上賀茂神社下鴨神社の御朱印めぐりに必要な情報をすべてまとめました。

⛩️ この記事でわかること

・上賀茂神社・下鴨神社それぞれの御朱印の種類・初穂料・受付時間
・両社の御朱印を1日で回るモデルコースとアクセス方法
・御朱印帳のデザイン・サイズ・価格の比較
・参拝時に知っておきたい見どころ・注意点・マナー

目次

上賀茂神社下鴨神社の御朱印は合わせて何種類?|通年・限定を一覧で整理

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通年でいただける御朱印は合計8種類以上ある

上賀茂神社下鴨神社では、通年授与される御朱印だけでも合計8種類以上が用意されています。上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)では本殿の御朱印と摂社・片山御子神社(片岡社)の御朱印の2種が基本。下鴨神社(正式名称:賀茂御祖神社)では本殿の御朱印に加え、相生社・河合神社など境内摂末社の御朱印を含めて6種が通年授与されています。両社とも季節限定の御朱印が加わるため、時期によっては10種類を超えることも。御朱印集めを始めたばかりの方は、まず各社の本殿の御朱印を1種ずつもらうところからスタートするのがおすすめです。慣れてきたら摂末社や限定御朱印にもチャレンジすると、賀茂社の奥深さを感じられます。ただし、限定御朱印は数量制限や頒布期間が短いものもあるため、「行けば必ずもらえる」とは限らない点に注意してください。

初穂料の相場は300〜500円が中心

上賀茂神社・下鴨神社の通常御朱印の初穂料は、1体あたり300〜500円が相場です。上賀茂神社は2024年以降500円に改定されており、下鴨神社も通常御朱印は500円です。限定御朱印や書き置きの特別な御朱印は800〜1,000円になるケースもあります。両社で通常御朱印を1体ずつもらうなら合計1,000円程度。摂末社も含めて回ると2,000〜3,000円程度の予算を見ておくと安心です。キャッシュレス決済には対応していないため、小銭を含む現金を多めに用意してください。特に500円玉や100円玉があるとスムーズです。お釣りをいただくこと自体はマナー違反ではありませんが、混雑時はなるべくぴったり納められると受付の方の負担を減らせます。

上賀茂神社と下鴨神社の御朱印を比較するとどこが違う?

比較項目 上賀茂神社 下鴨神社
正式名称 賀茂別雷神社 賀茂御祖神社
通年御朱印の種類 2種(本殿・片岡社) 6種(本殿・摂末社含む)
初穂料(通常) 500円 500円
受付時間 9:00〜17:00 9:00〜16:30
御朱印受付場所 細殿左側の朱印受付 楼門内の朱印所
直書き対応 あり(本殿御朱印) あり(本殿御朱印)
限定御朱印 季節・祭事で変動 2〜3か月ごとに入替あり

※御朱印めぐり帖調べ(2026年5月時点)。料金・受付時間は変更の可能性があります。

表のとおり、上賀茂神社は通年御朱印の種類が絞られている分、シンプルにお参りしやすいのが特徴です。下鴨神社は摂末社が多く、御朱印の種類も豊富。時間に余裕がある方は下鴨神社でじっくり回ると御朱印集めの満足度が高まります。一方、短時間で回りたい方は各社の本殿御朱印だけに絞ると、両社合わせて2時間程度で巡れます。目的に応じて使い分けるのが賢い選択です。

限定御朱印の頒布時期と入手のコツ

上賀茂神社では、5月の賀茂祭(葵祭)の前後や正月期間に限定御朱印が頒布されることがあります。下鴨神社は2〜3か月おきにデザインが変わる期間限定御朱印があり、公式サイトやSNSで告知されます。限定御朱印を狙うなら、各社の公式Instagramをフォローしておくのが確実です。頒布開始直後の土日は混雑しやすく、30分以上待つこともあります。平日午前中に訪れると待ち時間を短縮できるケースが多いです。また、限定御朱印は書き置き(あらかじめ紙に書かれたもの)での頒布がほとんどで、御朱印帳への直書きには対応していない場合が多い点も覚えておきましょう。書き置き御朱印を貼るための糊やクリアファイルを持参しておくと安心です。

上賀茂神社でいただける御朱印を種類別に紹介|片岡社の縁結び御朱印も見逃せない

本殿の御朱印は「賀茂別雷神社」の力強い墨書きが魅力

上賀茂神社の本殿御朱印は、中央に「賀茂別雷神社」と大きく墨書きされ、上部に神紋の二葉葵の朱印が押されるスタイルです。初穂料は500円で、御朱印帳への直書きに対応しています。受付場所は二の鳥居をくぐった先、細殿(ほそどの)を正面に見て左側にある朱印受付です。「上賀茂神社」ではなく正式名称の「賀茂別雷神社」と書かれるため、御朱印帳を見返したときに格式の高さを感じられます。待ち時間は通常10〜15分程度ですが、正月や葵祭の時期は30分以上かかることもあります。御朱印受付の前に必ず本殿への参拝を済ませましょう。御朱印はあくまで参拝の証であり、スタンプラリーのように先に御朱印だけもらうのはマナー違反とされています。

片山御子神社(片岡社)の御朱印は縁結びで人気

上賀茂神社の境内にある摂社・片山御子神社(片岡社)でも御朱印をいただけます。こちらは縁結び・恋愛成就のご利益で知られ、紫式部が何度も参詣したと伝わる由緒ある社です。御朱印は「片山御子神社」の墨書きに朱印が押され、初穂料は500円。本殿の御朱印と同じ受付窓口でいただけるため、両方まとめてお願いすることも可能です。縁結びの御朱印は京都市内でも数が限られるため、恋愛成就を願う方にとっては貴重な1体となります。ただし、あくまで「ご縁を願う」ものであり、「必ず恋が叶う」というものではありません。真摯な気持ちでお参りすることが大切です。御朱印と合わせて、紫式部にちなんだハート型の絵馬も人気があります。

上賀茂神社の限定御朱印はいつ頒布される?

上賀茂神社の限定御朱印は、主に正月期間・賀茂祭(葵祭/5月15日前後)・夏越の祓(6月30日)・秋の例祭期間などに頒布されます。デザインは年によって変わり、季節の草花や祭事のモチーフが取り入れられることが多いです。初穂料は800〜1,000円で書き置き対応が中心。頒布期間は数日〜数週間と短いものもあるため、狙っている限定御朱印がある場合は事前にSNSで頒布情報を確認してから訪問するのが確実です。「限定」という言葉に惹かれて訪れたものの、すでに頒布終了していたというケースは珍しくありません。また、限定御朱印だけを求めて参拝せずに帰る方がまれにいますが、御朱印は参拝の証ですので、必ず本殿にお参りしてからいただくようにしましょう。

📍 寺社情報

名称 賀茂別雷神社(上賀茂神社)
所在地 京都府京都市北区上賀茂本山339
御朱印 500円(直書き対応)/限定御朱印800〜1,000円(書き置き)
受付時間 9:00〜17:00
拝観料 境内無料(特別参拝は500円)
アクセス 地下鉄烏丸線「北山駅」からバス約10分/市バス「上賀茂神社前」下車すぐ

下鴨神社でいただける御朱印を種類別に紹介|河合神社や相生社もチェック

下鴨神社でいただける御朱印を種類別に紹介|河合神社や相生社もチェックの解説画像

本殿の御朱印は「賀茂御祖神社」の正式名で書かれる

下鴨神社の本殿御朱印は、中央に「賀茂御祖神社」と墨書きされ、双葉葵の神紋が押されます。初穂料は500円で、御朱印帳への直書き対応です。受付場所は楼門をくぐった先にある朱印所。上賀茂神社と同じく、通称の「下鴨神社」ではなく正式名称で書かれるのがポイントです。「賀茂御祖」とは「賀茂氏の祖先」を意味し、上賀茂神社の祭神・賀茂別雷大神の母と祖父を祀っていることに由来します。親子の関係にある両社の御朱印を並べて見ると、賀茂社の歴史のつながりが感じられて趣き深いものがあります。受付時間は9:00〜16:30で、上賀茂神社より30分早く終了するため、両社を1日で回る場合は下鴨神社を先に訪れるプランも検討してください。

河合神社の「美麗祈願」御朱印は女性に人気

下鴨神社の摂社・河合神社は、日本第一美麗神と称される玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀り、美容と女性守護のご利益で知られています。御朱印は「河合神社」の墨書きに鏡絵馬のモチーフが入り、初穂料は500円。河合神社は下鴨神社の参道(糺の森)の入口付近にあるため、下鴨神社の本殿に向かう途中に立ち寄れます。鏡の形をした絵馬に自分の理想の顔を描く「鏡絵馬」が有名で、御朱印と合わせて体験する方が多いです。美容関連のご利益を求める寺社は京都でも限られるため、特に女性の御朱印集めでは外せないスポットです。ただし、河合神社は下鴨神社とは別の朱印所で受付しているため、動線を確認してから回ると効率的です。

相生社・比良木社など摂末社の御朱印もいただける

下鴨神社の境内には河合神社以外にも、縁結びの相生社(あいおいのやしろ)、御手洗社(みたらいのやしろ)、比良木社(ひいらぎしゃ)など複数の摂末社があり、それぞれ御朱印が用意されています。相生社の御朱印は縁結びを象徴する「連理の賢木(れんりのさかき)」にちなんだもので、恋愛成就や良縁祈願の方に人気です。御手洗社はみたらし団子発祥の地ともいわれ、下鴨神社ならではの御朱印として話題性があります。摂末社の御朱印はすべて下鴨神社の朱印所でまとめていただけるため、1か所で複数の御朱印を受けられるのが便利な点です。ただし、種類が多い分、全部いただこうとすると初穂料だけで3,000円前後になります。予算と時間に応じて優先順位をつけて選ぶのが現実的です。

📖 知っておくと楽しい豆知識

実は、下鴨神社の正式名称「賀茂御祖神社」を正しく読める人は意外と少ないです。「かもみおやじんじゃ」と読みます。「御祖(みおや)」は「尊い祖先」の意味で、上賀茂神社の祭神・賀茂別雷大神の母である玉依姫命と、祖父の賀茂建角身命を祀ることに由来しています。御朱印に書かれた正式名称の意味を知ってから眺めると、一層ありがたみが増すはずです。

下鴨神社の限定御朱印は2〜3か月ごとに切り替わる

下鴨神社の期間限定御朱印は、おおむね2〜3か月ごとにデザインが切り替わるのが特徴です。季節の花や行事にちなんだ意匠が多く、コレクターからの人気が高いです。1月は正月限定、5月は葵祭限定といった具合に、訪問時期によって異なる御朱印に出会えます。初穂料は通常の御朱印よりやや高めの800〜1,000円程度で、書き置きでの頒布が基本です。頒布期間中であっても数量限定で早めに終了することがあるため、確実に手に入れたい場合は頒布開始直後の平日に訪れるのがベストです。下鴨神社の公式サイトでは限定御朱印の情報が掲載されるので、訪問前にチェックしておきましょう。

📍 寺社情報

名称 賀茂御祖神社(下鴨神社)
所在地 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
御朱印 500円(直書き対応)/限定御朱印800〜1,000円(書き置き)
受付時間 9:00〜16:30
拝観料 境内無料(大炊殿特別公開は500円)
アクセス 京阪「出町柳駅」から徒歩約12分/市バス「下鴨神社前」下車すぐ

下鴨神社の御朱印を1日で両方もらう効率的な回り方

おすすめは「下鴨神社→上賀茂神社」の順番

1日で両社の御朱印を回るなら、下鴨神社を先にするルートがおすすめです。理由は2つあります。1つ目は、下鴨神社の御朱印受付が16:30までと上賀茂神社(17:00まで)より30分早く終了するため、先に下鴨を済ませておくと安心だからです。2つ目は、京阪出町柳駅からスタートすると下鴨神社が最寄りで、その後バスで上賀茂神社に移動する動線が自然だからです。モデルコースとしては、10:00に出町柳駅着→10:15下鴨神社(河合神社含めて90分)→11:45昼食→12:30市バスで上賀茂神社へ移動(約30分)→13:00上賀茂神社(60〜90分)→14:30終了という流れがスムーズです。午前中に出発すれば、無理なく両社を巡れます。

バス・電車・車それぞれのアクセス方法を比較

下鴨神社から上賀茂神社への移動手段は3つあります。市バスなら「下鴨神社前」バス停から4系統で「上賀茂神社前」まで約20〜30分、運賃は230円です。電車の場合は京阪出町柳駅から叡山電鉄に乗って「八幡前駅」下車、そこから徒歩約15分。所要時間はバスとほぼ同じですが、叡電の車窓から北山の緑を楽しめるのが魅力です。車の場合は両社とも駐車場がありますが、上賀茂神社の駐車場は30分100円(繁忙期は500円/回)、下鴨神社は30分200円です。土日祝日や祭事期間は満車になりやすいため、公共交通機関の利用をおすすめします。京都市内のバスは1日乗車券(700円)が使えるため、他の観光地と組み合わせる場合は1日乗車券を購入しておくとお得です。

⚠️ 失敗しやすいポイント

拝観時間ギリギリに到着して御朱印受付が終了していた、というのは上賀茂神社下鴨神社でよくある失敗パターンです。特に下鴨神社は16:30受付終了ですが、混雑時は16:00前後で受付を締め切ることもあります。余裕を持って受付終了の30分前には到着するようにしましょう。糺の森の参道は片道10分以上かかるため、境内入口に着いた時間≠朱印所に着く時間という点も要注意です。

午後から半日で回る場合のコンパクトプラン

午前中に別の予定がある場合は、13:00スタートの半日プランも可能です。13:00に出町柳駅着→下鴨神社で本殿御朱印のみ(摂末社は省略して45分)→14:00バスで上賀茂神社へ→14:30上賀茂神社で本殿+片岡社の御朱印(60分)→15:30終了。このプランなら3時間弱で両社の主要な御朱印を4体いただけます。ポイントは、摂末社を絞り込むこと。下鴨神社では本殿のみ、上賀茂神社では本殿と片岡社の2体に絞ると時間的に無理がありません。御朱印集め中級者であれば、「今回は本殿のみ、次回に摂末社を回る」と割り切るのもひとつの楽しみ方です。何度も足を運ぶ理由ができると、京都旅行のリピート率が上がります。

両社と合わせて回りたい周辺スポット

上賀茂神社下鴨神社を巡るなら、周辺の御朱印スポットも合わせて検討してみてください。下鴨神社の近くには、出町柳から徒歩圏内の「出町ふたば」の豆餅(行列必至の人気和菓子店)や、鴨川デルタの飛び石があり、参拝後の休憩にぴったりです。上賀茂神社の周辺には、門前の「神馬堂」のやきもちが名物。素朴な味わいで参拝後のおやつに最適ですが、売り切れ次第終了のため午前中がおすすめです。御朱印スポットとしては、上賀茂神社から徒歩15分ほどの大田神社(上賀茂神社の境外摂社)でも御朱印がいただけます。5月のカキツバタの季節は特に美しく、こだわり派の方にはおすすめのスポットです。

帳はどちらがおすすめ?|デザイン・サイズ・価格を比較

帳はどちらがおすすめ?|デザイン・サイズ・価格を比較の解説画像

上賀茂神社の御朱印帳は二葉葵と神馬のデザインが人気

上賀茂神社のオリジナル御朱印帳は、神紋の二葉葵や神馬をモチーフにしたデザインが中心です。サイズは一般的な16cm×11cmの通常サイズで、価格は1,500〜2,000円程度(御朱印代込み)。落ち着いた色合いのものが多く、男女問わず使いやすいデザインです。上賀茂神社の御朱印帳を購入すると、1ページ目に本殿の御朱印を書いていただけるため、御朱印帳の「始まり」にふさわしい格式があります。初めて御朱印帳を買う方にとって、世界遺産の神社で御朱印帳デビューするというのは特別感があっておすすめです。在庫状況は時期によって異なり、人気デザインは品切れのこともあるため、御朱印帳の購入が目的のひとつなら、事前に電話で在庫を確認しておくと確実です。

下鴨神社の御朱印帳は糺の森や葵祭モチーフが豊富

下鴨神社のオリジナル御朱印帳は、糺の森(ただすのもり)の木々や葵祭の行列をモチーフにしたデザインが複数用意されています。サイズは16cm×11cmの通常サイズが主流で、価格帯は1,500〜2,000円程度。上賀茂神社と比較すると、色使いが華やかなデザインが多い印象です。また、河合神社では美麗祈願にちなんだ御朱印帳が販売されていることもあり、女性向けのかわいらしいデザインを求めている方は河合神社もチェックしてみてください。御朱印帳のデザインは不定期で変わることがあるため、「このデザインが欲しい」と決めている場合は公式サイトやSNSで最新情報を確認してから訪問しましょう。限定デザインの御朱印帳は数量限定のため、頒布開始日に訪れるのが確実です。

初心者は上賀茂神社と下鴨神社のどちらで御朱印帳を買うべき?

結論として、初心者の方は「先に訪れる神社」で購入するのが合理的です。御朱印帳を持っていないと直書きの御朱印をいただけないため、最初の参拝先で購入→そのまま御朱印をいただく、という流れがスムーズです。前述のおすすめルート(下鴨神社→上賀茂神社)で回るなら、下鴨神社で御朱印帳を購入するのが自然な流れになります。デザインの好みで選ぶのがベストですが、「どちらでもいい」という方は、種類が多い下鴨神社のほうが選択肢が広いです。一方、「世界遺産の中でも特に格式が高い上賀茂神社から始めたい」というこだわりがある方は、上賀茂神社を先に回るルートに変更しても問題ありません。御朱印帳はいつか使い切ったらまた新しいものを買えるので、深く悩みすぎず直感で選ぶのも御朱印めぐりの楽しみ方です。

Q. 他の神社で買った御朱印帳を上賀茂神社・下鴨神社に持ち込んでも大丈夫?
A. まったく問題ありません。御朱印帳はどの寺社のものでも使えますし、神社とお寺の御朱印を同じ帳面に混在させても基本的にはOKです。一部の寺院で「神社と同じ御朱印帳には書けない」と言われるケースがまれにありますが、上賀茂神社・下鴨神社ではそうした制限はありません。お手持ちの御朱印帳をそのまま持参してください。

参拝するときの見どころと所要時間

上賀茂神社の見どころは立砂・細殿・ならの小川

上賀茂神社で外せない見どころは3つあります。1つ目は、二の鳥居をくぐった先にある「立砂(たてずな)」。円錐形に盛られた白砂は、祭神・賀茂別雷大神が降臨した神山を象ったもので、「清めの砂」の起源ともいわれています。2つ目は、重要文化財の細殿(ほそどの)。立砂の正面に位置し、天皇行幸の際に使われた格式の高い建物です。3つ目は、境内を流れる「ならの小川」。小川沿いの散策路は新緑や紅葉の季節に美しく、百人一首の歌にも詠まれた風情ある場所です。所要時間の目安は、参拝と御朱印で45〜60分。特別参拝(500円)に参加すると本殿・権殿の間近まで行けるため、時間に余裕がある方は追加で30分ほど見込んでおくとよいでしょう。

下鴨神社の見どころは糺の森・楼門・さざれ石

下鴨神社最大の見どころは、参道に広がる「糺の森(ただすのもり)」です。約12万4,000平方メートル(東京ドーム約3個分)の原生林が都会の中に残る貴重な空間で、樹齢200〜600年の木々が生い茂ります。参道を歩くだけで15分ほどかかりますが、森林浴のような清涼感があり、参拝前に心が整う不思議な感覚を味わえます。楼門(重要文化財)は鮮やかな朱色が印象的で、写真撮影スポットとしても人気です。また、境内には君が代に詠まれた「さざれ石」の実物があり、歴史好きの方には見逃せないポイントです。所要時間は、糺の森の散策を含めて90〜120分が目安。河合神社や摂末社もじっくり回りたい場合は2時間以上見ておくとゆとりがあります。

両社の所要時間の合計は3〜5時間が目安

上賀茂神社下鴨神社を1日で回る場合の所要時間は、移動を含めて3〜5時間が目安です。「御朱印を本殿分だけもらってサクッと回る」なら3時間程度。「摂末社の御朱印もいただき、境内の見どころもゆっくり見る」なら5時間程度を見込みましょう。昼食の時間を加えると半日〜1日の予定になります。初心者の方は、「全部見なきゃ」と欲張りすぎず、メインの見どころと本殿御朱印に絞るのがおすすめです。中級者以上の方は、摂末社の御朱印や特別参拝を組み込んで、じっくり賀茂社の世界に浸るプランが満足度高くなります。こだわり派の方は、葵祭(5月15日)の日に合わせて訪れると、祭事限定御朱印と伝統行事の両方を楽しめます。

季節ごとの見どころと混雑状況

上賀茂神社下鴨神社は四季折々の表情を見せます。春(3〜4月)は上賀茂神社の「みあれ桜」や「斎王桜」が見事で、花見客で賑わいます。5月は葵祭の時期で最も混雑しますが、京都三大祭のひとつを間近で見られる貴重な機会です。夏(7〜8月)は下鴨神社の「御手洗祭(みたらし祭)」が人気で、足つけ神事に参加する人で境内が活気づきます。秋(11月)は糺の森の紅葉が見頃を迎え、参道が黄金色に染まります。冬(1月)は初詣客で三が日は混雑しますが、1月中旬以降は比較的落ち着きます。混雑を避けるなら、平日の午前中が狙い目です。土日に訪れる場合は、開門直後(上賀茂神社は5:30、下鴨神社は6:30)に参拝し、御朱印受付の9:00を待つという方法もあります。

意外と知られていない上賀茂神社下鴨神社の歴史と関係性

上賀茂神社と下鴨神社は「親子の神社」だった

上賀茂神社と下鴨神社は、実は「親子」の関係にある神社です。上賀茂神社の祭神・賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)の母が玉依姫命(たまよりひめのみこと)、祖父が賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)で、この母と祖父を祀っているのが下鴨神社です。つまり、下鴨神社は上賀茂神社の祭神の「実家」のような存在。この関係を知ると、両社を巡る御朱印めぐりが単なるスタンプ集めではなく、古代京都の神話をたどる旅に変わります。両社はともに「賀茂社」と総称され、飛鳥時代にはすでに有力な神社として朝廷の崇敬を集めていました。現在でも葵祭では両社が合同で祭事を行い、1,400年以上続く親子の絆が受け継がれています。

世界遺産「古都京都の文化財」としての格式

上賀茂神社・下鴨神社はともに1994年にユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産として登録されました。京都にある17の構成資産の中でも、両社は最古級の歴史を持ち、国宝・重要文化財の建造物を多数有しています。上賀茂神社の本殿・権殿は国宝に指定され、下鴨神社の本殿2棟も国宝です。こうした格式の高さは御朱印にも表れており、正式名称での墨書きや伝統的な神紋の朱印は、他の神社では得られない重厚感があります。世界遺産の神社で御朱印をいただくという体験自体が、御朱印集めの中でも特別な位置づけになるでしょう。京都の世界遺産を御朱印で巡るというテーマで集めている方も多く、両社は外せないスポットです。

葵祭で両社がつながる1,400年の伝統

毎年5月15日に行われる葵祭(賀茂祭)は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭であり、京都三大祭のひとつです。京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで、平安装束をまとった約500名の行列が都大路を練り歩きます。起源は約1,400年前の欽明天皇の時代にさかわれ、現存する日本最古の祭のひとつとされています。意外と知られていないのですが、「葵祭」の名は飾りに使われる「双葉葵」と「桂」に由来しており、両社の神紋である二葉葵と深い関わりがあります。葵祭の日は両社で限定御朱印が頒布されることがあるほか、普段は見られない祭事の雰囲気の中で参拝できる貴重な機会です。ただし、行列のルート周辺は交通規制がかかり、境内も大混雑するため、御朱印の待ち時間は通常の2〜3倍になることを覚悟してください。

失敗しないための注意点とマナー

御朱印帳を忘れたときの対処法と書き置き御朱印の保管方法

「御朱印帳を家に忘れてきた」というのは、御朱印めぐりで最も多い失敗のひとつです。上賀茂神社下鴨神社では、御朱印帳がなくても書き置き(あらかじめ和紙に書かれた御朱印)をいただくことは可能です。ただし、直書きの御朱印と書き置きでは趣が異なり、「やっぱり直書きがよかった」と後悔する方も少なくありません。対処法は3つあります。1つ目は、現地で御朱印帳を購入すること(1,500〜2,000円)。2つ目は、書き置きをいただいて帰宅後に手持ちの御朱印帳に貼ること。3つ目は、後日改めて訪問すること。書き置き御朱印を保管する場合は、折り曲がらないようクリアファイルに入れて持ち帰り、御朱印帳にスティックのりで丁寧に貼りましょう。液体のりはシワになりやすいため避けてください。

参拝の正しい手順と御朱印をいただくタイミング

御朱印をいただく際の基本的な流れは、「手水舎で清める→本殿に参拝→御朱印受付へ」です。上賀茂神社・下鴨神社では、どちらも鳥居をくぐる前に一礼し、参道の端を歩いて(中央は神様の通り道とされるため)手水舎に向かいます。参拝は「二拝二拍手一拝」が基本です。参拝を済ませてから御朱印受付に行くのがマナーですが、混雑時は先に御朱印帳を預けて番号札をもらい、待ち時間の間に参拝するという方法も認められています。どちらの方法が可能かは、当日の受付の案内に従ってください。注意すべきは、御朱印をいただいた後にお礼参りをせずにそのまま帰ってしまうこと。御朱印は参拝の証であり、「もらいに来ただけ」にならないよう心がけましょう。

⚠️ 参拝マナー・注意点

上賀茂神社・下鴨神社では、本殿周辺での写真撮影が制限されている区域があります。特に御朱印を書いていただいている最中の撮影は控えましょう。また、御朱印の「転売」は絶対にやめてください。近年、フリマアプリなどで御朱印を転売する行為が問題になっており、一部の寺社では御朱印の頒布自体を取りやめる事態にもなっています。御朱印はあくまで自分の参拝の証として大切にしてください。

混雑を避けるベストな訪問時間帯

上賀茂神社下鴨神社で混雑を避けるなら、平日の9:00〜10:00が最も空いている時間帯です。土日祝日であっても、御朱印受付開始の9:00直後に到着すれば、待ち時間10分以内でいただけることが多いです。逆に混雑しやすいのは、土日の11:00〜14:00と、修学旅行シーズン(4〜6月・9〜11月)の平日午後。正月三が日は両社とも初詣客で2〜3時間待ちになることもあります。また、紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬)の下鴨神社は糺の森の紅葉目当ての観光客で混雑するため、御朱印の待ち時間も普段の2倍程度に延びます。混雑を避けたい方は、「冬の平日午前中」が最も快適に参拝・御朱印拝受ができるベストタイミングです。参拝者が少ない分、神職の方とゆっくり言葉を交わせることもあり、心に残る参拝体験になります。

初心者・中級者・こだわり派それぞれの楽しみ方

上賀茂神社下鴨神社の御朱印めぐりは、レベルに応じて楽しみ方を変えるのがおすすめです。初心者の方は、まず両社の本殿御朱印を1体ずつ、計2体からスタートしましょう。御朱印帳を持っていなければ現地で購入し、「世界遺産デビュー」を楽しんでください。所要時間は3時間、予算は御朱印帳込みで3,000〜4,000円程度です。中級者の方は、摂末社の御朱印もいただきながら境内をじっくり回るプランがおすすめ。下鴨神社の河合神社・相生社・御手洗社、上賀茂神社の片岡社を加えて6〜8体を目指しましょう。所要時間は5時間、予算は4,000〜6,000円程度。こだわり派の方は、葵祭や季節の祭事に合わせて訪問し、限定御朱印を狙いましょう。さらに、上賀茂神社の特別参拝で国宝の本殿・権殿を間近に拝観する体験は、御朱印の価値を一層高めてくれます。

※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。

まとめ|上賀茂神社下鴨神社の御朱印めぐりで京都の原点に触れよう

上賀茂神社下鴨神社は、京都最古級の歴史を持つ「親子の神社」であり、世界遺産にも登録された格式ある二社です。御朱印は通年授与だけでも合計8種類以上あり、季節限定を含めれば10種類を超える豊富さ。1日で両社を巡ることは十分可能で、下鴨神社→上賀茂神社の順に回ると効率的です。

この記事のポイントを振り返ります。

  • 上賀茂神社の通年御朱印は2種(本殿・片岡社)、下鴨神社は6種(本殿・摂末社含む)で、初穂料はいずれも500円が基本
  • 御朱印受付時間は上賀茂神社が9:00〜17:00、下鴨神社が9:00〜16:30。下鴨神社のほうが30分早く終了する
  • 1日で回るなら「下鴨神社→上賀茂神社」の順がおすすめ。移動は市バスで約20〜30分、運賃230円
  • 御朱印帳はどちらの神社でもオリジナルが購入可能。価格は1,500〜2,000円程度で、先に訪れる神社で買うのが合理的
  • 両社の所要時間は移動込みで3〜5時間。摂末社を含めてじっくり回るなら半日プランを組む
  • 混雑を避けるなら平日午前中がベスト。正月・葵祭・紅葉シーズンは特に混み合う
  • 御朱印帳を忘れても書き置き対応は可能。ただし直書きを希望する場合は現地で御朱印帳を購入できる

最初の一歩としては、まず両社の本殿御朱印を1体ずつもらうことからスタートしてみてください。「賀茂別雷神社」と「賀茂御祖神社」の2つの御朱印が並ぶ御朱印帳を見返したとき、1,400年以上続く賀茂社の歴史が手元に宿っている感覚を味わえるはずです。次回の京都旅行では、ぜひ上賀茂神社下鴨神社の御朱印めぐりを旅程に組み込んでみてください。

※御朱印の種類・初穂料・受付時間は変更される場合があります。訪問前に各神社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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御朱印集めをきっかけに神社仏閣の世界にハマった参拝好き。御朱印のデザインや歴史的な背景はもちろん、参拝マナーやアクセス情報など、初めての方にもわかりやすい記事を心がけています。

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