箱根で御朱印をいただきたいけれど、どの神社やお寺をまわればいいのかわからない。そんな方に向けて、箱根エリアで人気の社寺の御朱印情報を網羅的にお伝えします。箱根神社をはじめ、九頭龍神社や玉簾神社など、箱根には個性豊かな御朱印がそろっています。この記事では、各社寺の御朱印の種類・初穂料・受付時間から、効率よくまわれるモデルコースまで、箱根御朱印めぐりに必要な情報をすべてまとめました。読み終わるころには「次の休日に箱根へ行こう」と思えるはずです。
・箱根神社で授与される御朱印4種類の詳細と受付時間
・九頭龍神社(新宮・本宮)の御朱印のもらい方の違い
・玉簾神社・早雲寺・阿弥陀寺など穴場スポットの御朱印情報
・半日・1日で効率よくまわれるモデルコース
箱根御朱印めぐりの魅力とは?温泉と参拝を一度に楽しめる贅沢プラン

御朱印集めと温泉旅行が同時に叶う箱根ならではの楽しみ方
箱根は都心から約90分でアクセスできる温泉地でありながら、古くからの信仰の地でもあります。箱根御朱印めぐりの最大の魅力は、参拝と温泉・グルメ・自然散策をセットで楽しめること。箱根湯本から芦ノ湖まで約20kmのエリアに50以上の神社仏閣が点在しており、温泉宿に泊まりながら複数の社寺をまわれます。たとえば午前中に箱根神社を参拝し、午後は芦ノ湖畔でランチ、夕方は宿の温泉でゆっくり——という過ごし方が可能です。ただし箱根は山間部のため、社寺間の移動にはバスや車が必要になるケースがほとんど。徒歩だけで複数の社寺をまわるのは体力的にも時間的にも難しいので、事前にルートを計画しておくことが大切です。
箱根エリアには御朱印がいただける社寺が50件以上ある
箱根町内には神社・寺院あわせて50件以上が登録されており、御朱印を授与している社寺も多数あります。代表的なのは箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮の「箱根三社」ですが、それ以外にも玉簾神社、早雲寺、阿弥陀寺、興福院など個性的な御朱印を授与する社寺が点在しています。1回の旅行ですべてをまわるのは現実的ではないため、「箱根三社参り」「箱根七福神めぐり」などテーマを決めて計画するのがおすすめです。初心者なら箱根神社と九頭龍神社新宮の2社からスタートし、慣れてきたら穴場スポットへ足を延ばすとよいでしょう。
関東屈指のパワースポットで御朱印をいただく特別感
箱根神社は奈良時代の757年に万巻上人が創建した歴史ある神社で、源頼朝や徳川家康も崇敬したとされています。芦ノ湖畔に立つ「平和の鳥居」は写真映えスポットとしても有名で、参拝と御朱印をいただく体験がそのまま旅の思い出になります。御朱印は単なるスタンプラリーではなく、参拝の証として神仏とのご縁を結ぶもの。箱根の深い歴史と豊かな自然のなかでいただく御朱印には、都市部の神社とはまた違った重みがあります。ただし「パワースポットだから行けばご利益がある」という考え方ではなく、あくまで心を整えて参拝することが大切です。
箱根神社の正式名称は「箱根神社」ですが、かつては「箱根権現」と呼ばれていました。明治の神仏分離令で現在の名称になっています。地元の方は今でも「権現さま」と呼ぶことがあり、参拝時に耳にするかもしれません。
箱根神社の箱根御朱印は全4種類|受付場所・時間・待ち時間まで解説
箱根神社でいただける御朱印4種類の内容と初穂料
箱根神社では4種類の御朱印を授与しています。「箱根神社」「九頭龍神社」「箱根七福神 恵比寿社」の3種は通年いただけるもので、初穂料は各500円です。4種類目は箱根元宮の御朱印ですが、こちらは駒ヶ岳山頂の箱根元宮でのみ授与されるため、ロープウェイで山頂まで登る必要があります。つまり箱根神社の境内だけで完結するのは3種類。4種類すべてをコンプリートしたい方は、駒ヶ岳ロープウェイ(往復1,800円)の時間も計算に入れましょう。なお、御朱印帳を持っていない場合は箱根神社オリジナル御朱印帳(1,500円)をその場で購入できます。
御朱印の受付場所と受付時間|8:15から17:00まで
箱根神社の御朱印受付は、本殿に向かって右手にある「お札所」で行われています。受付時間は8:15〜17:00。朝8:15の開始直後は比較的空いているため、待ち時間を短くしたい方は朝一番の参拝がおすすめです。お札所では御朱印だけでなくお守りや御朱印帳も取り扱っています。九頭龍神社新宮の御朱印も同じお札所で授与されるため、箱根神社と九頭龍神社の2種を同時にお願いできるのは効率的です。ただし受付終了の17:00は厳守されるので、16:30までには到着しておくと安心です。
直書きの待ち時間は40〜60分|書き置きなら即日受け取り可能
箱根神社は人気社寺のため、直書き(御朱印帳に直接書いていただく)の場合は待ち時間が40〜60分かかります。土日祝日や紅葉シーズン(11月)、年始は60分以上待つことも珍しくありません。時間に余裕がない方は書き置き(あらかじめ和紙に書かれたもの)を選べば待ち時間なしで受け取れます。書き置きも直書きも初穂料は同じ500円。どちらを選ぶかは好みですが、初心者の方は「まず書き置きで御朱印集めの楽しさを知る → 慣れてきたら直書きにこだわる」というステップがおすすめです。なお、混雑時は直書きの受付自体を停止し書き置きのみになる場合もあるため、直書き希望の方は早めの時間帯を狙いましょう。
| 名称 | 箱根神社 |
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 |
| 御朱印 | 各500円(直書き / 書き置き)4種類 |
| 受付時間 | 8:15〜17:00 |
| 拝観料 | 無料 |
| アクセス | 箱根湯本駅からバス約40分「元箱根」下車徒歩10分 |
九頭龍神社の箱根御朱印|新宮と本宮で授与方法が異なる理由

九頭龍神社「新宮」は箱根神社境内で御朱印がいただける
九頭龍神社の新宮は箱根神社の境内に鎮座しているため、箱根神社とセットで参拝できます。御朱印は箱根神社と同じお札所で授与され、初穂料は500円。新宮は2000年に建立された比較的新しいお社で、縁結び・金運のご利益で知られています。境内の「龍神水」は飲用可能な湧き水で、ペットボトルに入れて持ち帰る参拝者も多いです。新宮だけなら箱根神社の参拝と合わせて30分ほどで御朱印をいただけるため、時間が限られている方はまず新宮を参拝するとよいでしょう。
九頭龍神社「本宮」は芦ノ湖畔の森の中|アクセスに注意
九頭龍神社の本宮は芦ノ湖畔の「九頭龍の森」の中にあり、箱根神社から徒歩で約30分かかります。九頭龍の森への入園料は500円が必要です。本宮の御朱印は現地で授与されますが、神職が常駐していない日もあるため、確実にいただきたい場合は事前に箱根神社へ電話確認するのが無難です。毎月13日に行われる「月次祭」の日は参拝船(有料)が運航され、多くの参拝者が訪れます。本宮まで足を延ばすなら、歩きやすい靴と飲み物の準備が必須。森のなかの参道は舗装されていない箇所もあるため、雨の日はとくに足元に注意してください。
箱根三社参りで3種の御朱印をコンプリートする方法
「箱根三社参り」とは、箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮の3社を巡拝することです。3社すべての御朱印をいただくと初穂料は合計1,500円(各500円×3)。箱根元宮は駒ヶ岳山頂にあるため、箱根園から駒ヶ岳ロープウェイ(往復1,800円・片道約7分)を利用します。ロープウェイの運行時間は季節によって異なりますが、おおむね9:00〜16:30頃。三社すべてをまわる場合は午前中にロープウェイで元宮を参拝し、下山後に箱根神社と九頭龍神社新宮を参拝するルートが効率的です。所要時間の目安は移動込みで3〜4時間。天候が崩れるとロープウェイが運休になることもあるため、晴れた日を選びましょう。
箱根元宮は山頂にあるため、天候の急変に備えて上着を1枚持っていくと安心です。また、ロープウェイの最終便を逃すと下山手段がなくなるため、復路の時間は必ず確認してから参拝してください。
玉簾神社・早雲寺・阿弥陀寺|箱根御朱印の穴場スポット3選
玉簾神社は温泉旅館の敷地内にある縁結びの社
玉簾神社(たまだれじんじゃ)は箱根湯本温泉の老舗旅館「天成園」の庭園内に鎮座する神社です。箱根神社と九頭龍神社の御分霊が祀られており、縁結び・恋愛成就のご利益で知られています。宿泊者でなくても参拝可能で、箱根湯本駅から徒歩約12分とアクセスも良好。御朱印は庭園入口付近の札所で授与されており、初穂料は500円。天成園の庭園には「玉簾の瀧」「飛烟の瀧」という2つの滝があり、マイナスイオンたっぷりの空間で参拝できます。箱根御朱印めぐりの最初の1社として、駅から近い玉簾神社からスタートするのは賢い選択です。
早雲寺は北条五代の菩提寺|歴史好きにはたまらない御朱印
早雲寺は戦国大名・北条氏の菩提寺として1521年に創建された臨済宗大徳寺派の寺院です。箱根湯本駅から徒歩約15分の場所にあり、北条早雲をはじめとする北条五代の墓所があります。御朱印は本堂受付で授与されており、初穂料は300円。通常は境内自由(拝観料無料)ですが、11月上旬の特別公開期間には庫裏や庭園が公開され、多くの参拝者が訪れます。歴史好きの方は11月の特別公開に合わせて訪れると、紅葉と歴史的建造物の両方を楽しめます。ただし特別公開期間中は御朱印の待ち時間が長くなる傾向があるので、時間に余裕を持って訪問してください。
阿弥陀寺は塔ノ峰の中腹にある隠れた名刹
阿弥陀寺は1604年に弾誓上人が開いたとされる浄土宗の寺院で、塔之沢温泉郷を見下ろす塔ノ峰の中腹に位置しています。箱根湯本駅から徒歩約30分、もしくは塔ノ沢駅から徒歩約20分。山道を登る必要があるため、体力に自信のある方向けのスポットです。御朱印は本堂で住職が直接書いてくださることが多く、初穂料は300円。6月にはあじさいが見頃を迎え「あじさい寺」とも呼ばれます。意外と知られていないのですが、阿弥陀寺からは箱根の山々を一望できる展望スポットがあり、晴れた日の眺望は格別です。ただし山道は急な箇所もあるため、サンダルやヒールでの参拝は避けてください。
興福院の白龍神社御朱印|元箱根エリアの静かな禅寺
興福院(こうふくいん)は元箱根にある曹洞宗の寺院で、山号は瑞龍院。箱根神社から徒歩圏内にありながら観光客が少なく、静かに参拝できる穴場です。境内には白龍神社が祀られており、白龍神社の御朱印を授与しています。初穂料は500円。箱根神社を参拝した後に少し足を延ばすだけで訪れることができるため、箱根神社の混雑に疲れた方の休憩スポットとしてもおすすめです。ただし住職不在の場合は御朱印をいただけないこともあるため、確実に御朱印が欲しい方は事前連絡をしておくと安心です。
| 社寺名 | 初穂料 | 最寄駅からの所要時間 | 混雑度 |
|---|---|---|---|
| 玉簾神社 | 300円 | 箱根湯本駅から徒歩12分 | 少なめ |
| 早雲寺 | 300円 | 箱根湯本駅から徒歩15分 | 少なめ |
| 阿弥陀寺 | 300円 | 箱根湯本駅から徒歩30分 | ほぼなし |
| 興福院 | 300円 | 元箱根バス停から徒歩5分 | ほぼなし |
箱根御朱印めぐりのモデルコース|半日プランと1日プランを紹介
半日プラン:箱根湯本エリアで3社寺をめぐる(所要約3時間)
時間が限られている方には、箱根湯本駅周辺の社寺を徒歩でまわる半日プランがおすすめです。まず駅から徒歩12分の玉簾神社を参拝し(所要20分)、続いて徒歩15分の早雲寺へ(所要20分)。体力に余裕があれば阿弥陀寺まで足を延ばします(徒歩30分・所要30分)。合計の所要時間は移動込みで約3時間。御朱印の初穂料は3社寺で合計900円です。このプランのメリットは箱根湯本エリアで完結するため、バスやロープウェイの時間を気にしなくてよいこと。デメリットは箱根のメインスポットである箱根神社を含まない点です。箱根湯本で温泉に入る予定がある方は、チェックイン前の午前中にこのルートをまわると時間を有効活用できます。
1日プラン:箱根三社参り+穴場スポットの充実コース(所要約6時間)
1日かけてじっくり箱根御朱印めぐりを楽しむなら、午前に芦ノ湖エリア、午後に箱根湯本エリアをまわるプランが効率的です。朝9:00に箱根園に到着し、まず駒ヶ岳ロープウェイで箱根元宮へ(所要60分)。下山後にバスで元箱根へ移動し箱根神社・九頭龍神社新宮を参拝(所要90分)。昼食は芦ノ湖畔で。午後はバスで箱根湯本に戻り、玉簾神社と早雲寺を参拝(所要60分)。合計で6〜7社の御朱印をいただけ、初穂料の合計は約2,800〜3,300円。ロープウェイ代1,800円とバス代(箱根フリーパス利用で約5,000円〜)も予算に含めておきましょう。
雨の日プラン:箱根神社と九頭龍神社新宮に絞る(所要約2時間)
箱根は山間部のため天候が変わりやすく、雨に降られることも少なくありません。雨の日は無理をせず、箱根神社と九頭龍神社新宮の2社に絞るのが賢明です。箱根神社の参道は杉並木に覆われているため、小雨程度なら傘をさしながらでも快適に歩けます。所要時間は参拝と御朱印受付を合わせて約2時間。初穂料は2社で1,000円。雨の日は参拝者が減るため、普段40〜60分かかる直書きの待ち時間が20〜30分程度に短縮されることもあります。ただし駒ヶ岳ロープウェイは強風・濃霧で運休になりやすいため、元宮への参拝は晴れた日に改めて訪れるのが無難です。
箱根フリーパス(小田急発行)を利用すると、箱根登山バス・ロープウェイ・海賊船などが乗り放題になります。2日間有効で大人5,000円〜(発駅による)。複数社寺をまわるなら交通費の節約に効果的です。
いただく前に知っておきたい参拝マナーと持ち物
御朱印をお願いする前に必ず本殿で参拝を済ませる
御朱印はあくまで「参拝の証」であり、スタンプラリーとは異なります。社寺に到着したらまず手水舎で手と口を清め、本殿(本堂)で参拝を済ませてから御朱印をお願いするのがマナーです。箱根神社では「参拝前に御朱印帳を預けて、参拝後に受け取る」という流れを推奨しています。参拝せずに御朱印だけいただこうとすると、神職の方に注意されることもあります。時間がないからといって参拝を省略するのは避けましょう。参拝自体は二拝二拍手一拝(神社の場合)で1〜2分あれば済みます。
御朱印帳は開いたページを提示して「お願いします」と一言添える
御朱印をお願いする際は、御朱印帳を書いていただきたいページに開いた状態で差し出し、「御朱印をお願いします」と伝えます。このとき小銭(500円玉や100円玉)をあらかじめ用意しておくとスムーズです。1万円札しかない場合、お釣りの用意がない社寺もあるため注意が必要です。また、御朱印帳を持っていない場合は「書き置きをいただけますか」と聞けば、和紙に書かれた御朱印を授与していただけます。御朱印帳を忘れてしまい書き置きしかもらえなかったという失敗は、御朱印めぐり初心者にありがちなパターン。出発前に御朱印帳をカバンに入れたか確認する習慣をつけましょう。
箱根御朱印めぐりに必要な持ち物リスト
箱根は山間部で天候が変わりやすく、社寺間の移動に坂道や山道も含まれます。必要な持ち物は以下の通りです。御朱印帳(忘れると書き置きのみになる)、小銭(各社寺で300〜500円)、歩きやすい靴(特に阿弥陀寺や九頭龍本宮は山道あり)、折りたたみ傘、飲み物、上着(駒ヶ岳山頂は平地より5〜6℃低い)。御朱印帳カバーやクリアファイル(書き置き保管用)もあると便利です。夏場は虫よけスプレーも持参するとよいでしょう。逆に不要なのは大きなリュックや三脚。箱根神社の境内は混雑時に大きな荷物が邪魔になりますし、三脚は使用禁止エリアもあります。
拝観時間ギリギリに行かない|受付終了30分前には到着する
箱根御朱印めぐりでよくある失敗が「拝観時間ギリギリに到着して御朱印受付が終了していた」というパターンです。箱根神社の受付は17:00までですが、16:45を過ぎると断られるケースもあります。特に小さな社寺では受付終了時刻の30分〜1時間前に閉めてしまうこともあるため、余裕を持った行動が必要です。バスの遅延も想定しておくと安心。箱根の道路は週末に渋滞しやすく、バスが20〜30分遅れることも珍しくありません。確実に御朱印をいただくなら、受付終了の30分前には到着していることを目標にスケジュールを組みましょう。
御朱印の待ち時間中に境内で大声で話したり、スマホで通話したりするのはマナー違反です。待っている間は静かに過ごし、境内の雰囲気を楽しみましょう。また、御朱印帳にシールやスタンプを貼るのは避けてください。御朱印帳はあくまで神仏とのご縁を記録する神聖なものです。
帳の選び方|限定デザインと購入できる場所ガイド
箱根神社オリジナル御朱印帳は1,500円|2色展開
箱根神社では境内のお札所でオリジナル御朱印帳を販売しています。初穂料は1,500円で、表紙には箱根神社の社紋が入ったシンプルで品のあるデザイン。色は紺色と朱色の2色展開です。蛇腹式で片面22ページ(両面使用可)。サイズは通常サイズ(約16cm×11cm)で、多くの社寺の御朱印帳とサイズが統一されているため使い勝手がよいです。箱根御朱印めぐりの記念に、箱根神社で御朱印帳を購入して最初のページに箱根神社の御朱印をいただく——これは定番の楽しみ方です。
初心者は「通常サイズ」を選べば間違いない
御朱印帳には大きく分けて「通常サイズ(約16cm×11cm)」と「大判サイズ(約18cm×12cm)」の2種類があります。初心者には通常サイズがおすすめ。理由は3つあります。まず、多くの社寺で書き置き御朱印が通常サイズに合わせて作られていること。次に、カバンに入れやすく持ち歩きに便利なこと。そして、ほとんどの社寺で直書き対応されるサイズであること。大判サイズは書き置きが貼りきれなかったり、一部の社寺で「大判は書き置きのみ」と言われたりすることがあります。こだわり派の方は大判のほうが迫力のある御朱印を楽しめますが、まず1冊目は通常サイズで始めるのが無難です。
御朱印帳を「神社用」と「お寺用」に分けるべきか問題
御朱印集めを始めると「神社とお寺で御朱印帳を分けるべきか」という疑問にぶつかります。結論から言えば、分けなくても問題ありません。分けることを推奨する社寺もごく一部ありますが、箱根エリアの社寺では神社・お寺が混在した御朱印帳でも快く書いていただけます。ただし、御朱印帳が1冊だと20〜40社寺分でいっぱいになるため、コレクションが増えてきたら2冊目以降で分ける方は多いです。箱根御朱印めぐりのように神社もお寺もまわる場合は、1冊にまとめたほうが「旅の記録」として見返しやすいというメリットもあります。
| 御朱印帳を分けるメリット | 御朱印帳を分けるデメリット |
|---|---|
| ごく一部の社寺で断られる心配がない 整理しやすく見返しやすい 宗派へのリスペクトを示せる |
2冊持ち歩く必要がある どちらに書いてもらうか迷う場面がある 旅の記録としてはバラバラになる |
めぐりをもっと楽しむための上級テクニック
季節限定御朱印を狙うなら公式SNSのチェックが必須
箱根エリアの社寺のなかには、季節限定の特別御朱印を授与するところがあります。たとえば正月限定、紅葉シーズン限定、夏詣限定など。限定御朱印の情報は各社寺の公式サイトやSNS(Instagram・X)で告知されることが多いため、参拝前にチェックしておくと取りこぼしを防げます。限定御朱印は書き置きのみの場合が多く、なくなり次第終了というケースも。朝一番で参拝するか、授与開始日の情報を事前に把握しておくことが入手のコツです。ただし限定御朱印ばかりを追いかけると「集めること」が目的化してしまいがち。あくまで参拝が主であることを忘れずに。
箱根七福神めぐりで7つの御朱印を集める楽しみ
箱根には「箱根七福神」として7つの社寺を巡拝するコースがあります。箱根神社(恵比寿)をはじめ、箱根エリアに点在する社寺を巡って七福神の御朱印を集めるもので、すべて集めると専用の色紙が完成します。七福神めぐりは1日で全箇所まわるのは難しいため、2回以上に分けて巡拝する方が多いです。御朱印とは別に専用色紙(有料)が用意されており、色紙を持って各社寺を巡る形式。箱根御朱印めぐりのリピーターや中級者にとっては、通常の御朱印とは別の楽しみ方として新鮮な体験になります。
実は御朱印帳の「裏面」を使うかどうかで収納効率が倍になる
意外と知られていないのですが、蛇腹式の御朱印帳は表面だけでなく裏面にも御朱印をいただくことができます。裏面を使えば1冊の御朱印帳で倍の数を収められるため、たくさんの社寺をまわる方には経済的です。ただし裏面を使うと墨が裏に透けて見えることがあり、見栄えが気になる方もいます。対策としては、間に和紙や薄紙を挟む方法があります。箱根神社の御朱印帳は紙質がしっかりしているため裏透けしにくいですが、薄い紙質の御朱印帳では裏面使用を避けたほうが仕上がりがきれいです。こだわり派の方は片面使用で1冊の特別感を楽しみ、たくさん集めたい方は両面使用で冊数を抑える——自分のスタイルに合った使い方を選びましょう。
御朱印の「朱印」とは、もともと写経を寺院に納めた証として押された朱色の印のこと。現在は写経を納めなくても参拝の証としていただけますが、一部の寺院では今でも写経を納めると特別な御朱印を授与してくれるところがあります。
めぐりでよくある質問と回答
箱根御朱印めぐりに最適な季節はいつ?
箱根御朱印めぐりは通年楽しめますが、おすすめは春(4〜5月)と秋(10〜11月)です。春は新緑が美しく気温も穏やかで、長時間の散策に適しています。秋は紅葉と社寺の組み合わせが絶景で、特に箱根神社の参道の杉並木や早雲寺の庭園は見事です。逆に避けたほうがよいのはGW・お盆・紅葉ピーク時の週末。箱根の道路は観光客で大渋滞し、バスが1時間以上遅延することもあります。冬(12〜2月)は参拝者が少なく待ち時間も短いですが、積雪や路面凍結のリスクがあるため、車で訪れる方はスタッドレスタイヤが必要です。平日に訪問できるなら、季節を問わず快適に御朱印めぐりができます。
箱根御朱印めぐりの予算はどのくらい必要?
箱根御朱印めぐりの予算は、まわる社寺の数と交通手段によって変わります。御朱印の初穂料は1社あたり300〜500円。3社まわるなら900〜1,500円、5社なら1,500〜2,500円が目安です。これに交通費として箱根フリーパス(2日間5,000円〜)または都度バス代(1乗車200〜600円)が加わります。駒ヶ岳ロープウェイを利用する場合は往復1,800円が追加。御朱印帳を現地で購入するなら1,500円前後。合計すると、半日コースで3,000〜5,000円、1日コースで8,000〜12,000円が目安です。昼食代や温泉入浴料を含めると15,000〜20,000円あれば余裕を持って楽しめます。
子連れでも箱根御朱印めぐりは楽しめる?
子連れでも楽しめますが、コース選びに工夫が必要です。箱根神社は比較的フラットな参道でベビーカーでもアクセス可能(ただし石段あり)。九頭龍神社新宮は箱根神社境内にあるので子連れでも問題ありません。一方、阿弥陀寺は急な山道があるため小さなお子さん連れには不向き。九頭龍本宮も30分の森歩きが必要なため、未就学児には厳しいです。子連れの方は箱根神社+九頭龍新宮+玉簾神社の3社に絞るのがおすすめ。御朱印の待ち時間(40〜60分)に子どもが飽きないよう、絵本や軽食を持参すると安心です。
まとめ|箱根御朱印めぐりで温泉旅行をもっと充実させよう
箱根御朱印めぐりは、温泉旅行に「参拝」という新しい楽しみを加えてくれる素敵な体験です。箱根神社を中心に、九頭龍神社、玉簾神社、早雲寺、阿弥陀寺など個性豊かな社寺が点在しており、初心者から上級者まで自分のペースで楽しめます。大切なのは無理に多くの社寺を詰め込まず、一社一社を丁寧に参拝すること。御朱印は参拝の証であり、旅の思い出を形に残してくれるものです。
この記事の要点をまとめます。
- 箱根神社の御朱印は4種類、初穂料各500円、受付時間は8:15〜17:00
- 直書きの待ち時間は40〜60分。時間がなければ書き置き(待ち時間なし)を選ぶ
- 九頭龍神社は新宮(箱根神社境内)と本宮(芦ノ湖畔)で授与場所が異なる
- 穴場スポット(玉簾神社・早雲寺・阿弥陀寺)は初穂料300円で混雑も少ない
- 半日プランなら箱根湯本エリアの3社寺、1日プランなら三社参り+穴場で6〜7社
- 御朱印帳・小銭・歩きやすい靴・折りたたみ傘は必須の持ち物
- 受付終了30分前には到着する計画を立て、バスの遅延も想定しておく
まずは箱根神社と九頭龍神社新宮の2社からスタートしてみてください。芦ノ湖畔の厳かな雰囲気のなかで御朱印をいただく体験は、きっと次の旅の計画を立てたくなるきっかけになるはずです。箱根には何度訪れても新しい発見がある——季節や時間帯を変えて再訪すれば、同じ社寺でもまた違った表情を見せてくれます。
※御朱印の初穂料・受付時間・ロープウェイの運行時間は変更になる場合があります。参拝前に各社寺の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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