上野公園の緑に囲まれた場所に、金色に輝く社殿がひっそりと佇んでいるのをご存じでしょうか。徳川家康公を祀る上野東照宮は、都心にいながら江戸時代の豪華絢爛な建築美を味わえる貴重なスポットです。そして御朱印集めをしている方にとっては、通常御朱印に加えて季節限定の美しい御朱印がいただけることでも知られています。
この記事では、上野東照宮御朱印の種類・料金・受付時間から、限定御朱印の入手方法、周辺の御朱印スポットまで、参拝前に知っておきたい情報をまるごとお届けします。初めて訪れる方も、何度か参拝している方も、この記事を読めば上野東照宮の御朱印めぐりがもっと充実するはずです。
・上野東照宮御朱印の全種類と初穂料(通常・限定・見開き)
・受付時間・受付場所・書き置きの有無など基本情報
・季節限定御朱印のスケジュールと確実に入手するコツ
・周辺で一緒にめぐれる御朱印スポット5選
上野東照宮御朱印の種類と初穂料|通常から限定まで全部で何種類ある?

通常御朱印は「上野東照宮」の力強い墨書きが特徴
上野東照宮で通年いただける通常御朱印は、中央に「上野東照宮」と力強く墨書きされ、右上に「上野恩賜公園鎮座」の印、中央に社紋の印が押されたデザインです。初穂料は500円で、直書き対応となっています。
御朱印帳を持参すれば、目の前で墨書きしていただけるため、一枚一枚微妙に異なる筆の運びを楽しめます。シンプルながらも徳川家の威厳を感じさせる仕上がりで、御朱印集めを始めたばかりの方にとっても「初めての一枚」にふさわしい風格があります。
注意点として、混雑時は書き置きでの対応になる場合があります。特にお正月や大型連休の期間は待ち時間が長くなることがあるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
見開き御朱印は社殿の金箔をイメージした華やかなデザイン
通常の御朱印に加えて、見開きサイズの御朱印も用意されています。初穂料は700円で、御朱印帳の2ページ分を使った迫力あるデザインが特徴です。上野東照宮の象徴である金色殿をモチーフにした華やかな仕上がりになっています。
見開き御朱印は書き置きでの授与が中心です。御朱印帳に貼り付ける形になるため、御朱印帳のサイズ(大判か通常判か)を事前に確認しておくとスムーズです。大判の御朱印帳であれば余白なくきれいに収まります。
御朱印集め中級者の方には、通常御朱印と見開き御朱印の両方をいただくのがおすすめです。1,200円で2種類の異なるデザインを手元に残せるため、コレクションとしての満足度が高まります。ただし、見開き御朱印は在庫が限られる時期もあるため、確実にいただきたい場合は早めの時間帯に訪れましょう。
季節限定御朱印は年間を通じて3〜4種類が登場する
上野東照宮の大きな魅力は、季節ごとに登場する限定御朱印です。春のぼたん苑公開時期には牡丹をあしらった御朱印、秋にはダリア展に合わせたダリア御朱印、桜の開花時期には桜御朱印が授与されます。初穂料は種類によって500〜700円です。
限定御朱印は授与期間が決まっているため、「行ったのにもらえなかった」というケースが起きやすい御朱印でもあります。ぼたん苑の公開は例年1月〜2月中旬(冬ぼたん)と4月中旬〜5月上旬(春ぼたん)、ダリア展は9月下旬〜10月下旬が目安です。
こだわり派の方は、年間スケジュールをチェックして複数回訪れると、異なるデザインの限定御朱印をコンプリートできます。公式サイトやSNSで最新の授与情報を確認してから訪れるのが確実です。
| 御朱印の種類 | 初穂料 | 授与形式 | 授与時期 |
|---|---|---|---|
| 通常御朱印 | 500円 | 直書き/書き置き | 通年 |
| 見開き御朱印 | 700円 | 書き置き | 通年 |
| 牡丹御朱印 | 500円 | 書き置き | 1月〜2月中旬・4月中旬〜5月上旬 |
| ダリア御朱印 | 500円 | 書き置き | 9月下旬〜10月下旬 |
| 桜御朱印 | 500円 | 書き置き | 桜開花時期(3月下旬〜4月上旬) |
※御朱印めぐり帖調べ。初穂料・授与時期は変更になる場合があります。
上野東照宮御朱印の受付時間・受付場所|迷わずいただくための基本情報
受付時間は季節で変わる|夏季と冬季で閉門が1時間違う
上野東照宮の御朱印受付時間は、夏季(3月〜9月)が9:30〜17:00、冬季(10月〜2月)が9:30〜16:00です。冬季は閉門が1時間早くなるため、午後から訪れる場合は注意が必要です。
受付終了ギリギリの時間帯に到着すると、御朱印の授与が終了している可能性があります。目安として、閉門の30分前(夏季なら16:30、冬季なら15:30)までに社務所に到着しておくのが安心です。
初めて訪れる方は、午前中〜昼過ぎの時間帯が比較的空いていておすすめです。土日祝日は参拝者が増えるため、御朱印の待ち時間が15〜30分程度になることもあります。平日であれば待ち時間なしでいただけることがほとんどです。
受付場所は唐門の左手にある社務所(神符授与所)
御朱印の受付場所は、上野東照宮の正面にある唐門を正面に見て左手にある社務所(神符授与所)です。唐門は国の重要文化財に指定されている金色の門なので、見落とすことはまずありません。
社務所では御朱印のほか、お守りや御朱印帳なども一緒に購入できます。複数の授与品を求める場合は、先に御朱印帳を購入してからその場で御朱印をいただく流れがスムーズです。
上野公園内には複数の寺社があるため、初めての方は「上野東照宮」の石碑や案内板を頼りに進みましょう。JR上野駅の公園口から上野公園に入り、噴水広場の方向に歩いて約5分で参道の入り口に到着します。参道に入れば一本道なので迷う心配はありません。
御朱印は参拝の証としていただくものです。社務所に直行するのではなく、まず本殿に参拝してから御朱印をいただくのがマナーです。また、御朱印帳以外のノートやメモ帳への記帳は断られることがあります。御朱印帳を忘れた場合は、書き置きの御朱印をいただくか、社務所でオリジナル御朱印帳を購入しましょう。
書き置きと直書きの違い|状況に応じて選べる
上野東照宮の通常御朱印は基本的に直書き対応です。御朱印帳を渡して、目の前で墨書きと押印をしていただけます。一方、限定御朱印や見開き御朱印はあらかじめ和紙に書かれた書き置きタイプが中心です。
直書きの場合、筆の勢いや墨の濃淡が一枚ずつ異なるため、自分だけの「一点もの」になるのが魅力です。書き置きの場合は、帰宅後に御朱印帳に貼り付ける手間がありますが、デザイン性の高い限定御朱印はそれだけの価値があります。
御朱印帳を忘れてしまった場合でも、書き置き(和紙タイプ)で対応してもらえるのでご安心ください。ただし、書き置き対応のみの日もあるため、直書きにこだわる方は混雑が少ない時期・時間帯を狙って訪れましょう。
限定御朱印カレンダー|季節ごとの入手スケジュールと確実にもらうコツ

冬ぼたん御朱印(1月〜2月中旬)|雪景色と牡丹の組み合わせが人気
毎年1月1日〜2月中旬にかけて開催される「冬ぼたん」の期間中に授与される限定御朱印です。冬の凛とした空気の中で咲く牡丹をモチーフにしたデザインで、御朱印コレクターの間でも評判の高い一枚です。
冬ぼたんの期間中はぼたん苑の入苑料(大人700円)が別途かかります。御朱印(500円)と合わせて1,200円の予算を見込んでおきましょう。ぼたん苑と御朱印の両方を楽しめるため、コストパフォーマンスは十分です。
入手のコツは、開催初日〜1週間以内の平日に訪れること。期間後半になると在庫がなくなる可能性があるためです。また、お正月期間(1月1日〜3日)は参拝者が集中するため、1月中旬以降の平日がもっとも落ち着いて参拝・御朱印受領ができます。
春ぼたん御朱印(4月中旬〜5月上旬)|華やかな春の限定デザイン
春のぼたん苑公開に合わせて授与される限定御朱印です。春ぼたんは冬ぼたんと比べて花の種類が多く、色鮮やかな牡丹が境内を彩ります。御朱印のデザインも春らしい華やかなものになっています。
春ぼたんの期間は桜のシーズンと重なるため、上野公園全体が混雑します。特にゴールデンウィーク期間中は御朱印の待ち時間が30分以上になることも珍しくありません。可能であれば4月中旬の平日を狙いましょう。
初心者の方は、春ぼたんの時期がもっとも上野東照宮を満喫しやすいタイミングです。花の見頃と参拝を同時に楽しめるうえ、気候も穏やかで散策に適しています。御朱印と一緒に、ぼたん苑での写真撮影も思い出になります。
ダリア御朱印(9月下旬〜10月下旬)と桜御朱印(3月下旬〜4月上旬)
秋にはダリア展の開催に合わせたダリア御朱印が登場します。ダリアの花をモチーフにした秋らしい色合いのデザインで、他の限定御朱印とはまた違った趣があります。ダリア展の入苑料は大人500円です。
桜御朱印は、上野公園の桜が開花するタイミングで授与される期間限定の御朱印です。授与期間が桜の開花状況に左右されるため、年によって開始日・終了日が変わります。例年3月下旬〜4月上旬の1〜2週間程度が目安です。
桜御朱印は授与期間がもっとも短い限定御朱印のため、入手難易度は高めです。上野公園の桜の開花情報をこまめにチェックして、開花宣言から3〜5日後を目安に訪れると見頃と御朱印の両方を楽しめます。天候や気温によって開花時期がずれることもあるため、柔軟にスケジュールを調整できるようにしておくとよいでしょう。
実は、上野東照宮の限定御朱印は告知から授与開始までの期間が短いことがあります。公式サイトよりもSNS(X / Instagram)での告知が先行するケースがあるため、確実に入手したい方はSNSアカウントをフォローしておくのが有効です。特にぼたん苑の開園日や桜の開花に連動する御朱印は、数日前の告知になることもあります。
御朱印帳のデザインと種類|オリジナル御朱印帳は買うべき?
オリジナル御朱印帳は金色殿をモチーフにした豪華なデザイン
上野東照宮では、社殿の金色殿をイメージしたオリジナル御朱印帳が販売されています。表紙に金色の社殿が描かれた華やかなデザインで、初穂料は2,000円前後です。御朱印帳のサイズは大判(約18cm×12cm)で、見開き御朱印にも対応しやすいサイズ感です。
御朱印帳を持っていない方や、新しい御朱印帳を使い始めたい方は、上野東照宮で御朱印帳を購入して最初の1ページ目に御朱印をいただくのがおすすめです。「東照宮の御朱印帳に東照宮の御朱印が最初に入っている」という統一感は、コレクションとして見返すときに気持ちがいいものです。
ただし、すでに御朱印帳をお持ちの方は、無理に新しく購入する必要はありません。手持ちの御朱印帳に書いていただけるため、あくまで「上野東照宮の思い出として特別な一冊がほしい」という方向けです。
御朱印帳の選び方|大判と通常判のどちらを選ぶべきか
御朱印帳には大判(約18cm×12cm)と通常判(約16cm×11cm)の2サイズがあります。上野東照宮の見開き御朱印をきれいに貼りたい場合は、大判サイズを選ぶのがベターです。通常判でも貼ることはできますが、端がはみ出す可能性があります。
これから御朱印集めを始める方には、大判サイズの御朱印帳をおすすめします。多くの寺社で大判・通常判の両方に対応していますが、見開き御朱印や特殊サイズの書き置き御朱印は大判サイズのほうがきれいに収まります。
御朱印集め中級者以上の方は、「寺社別」「地域別」「季節別」など、テーマごとに御朱印帳を分ける方法もあります。上野東照宮を含む上野エリアの寺社をまとめて一冊にすると、あとから振り返りやすくなります。
御朱印帳を忘れたらどうなる?|書き置き対応で安心
御朱印帳を忘れてしまった場合でも、上野東照宮では書き置きの御朱印をいただくことができます。和紙に墨書き・押印されたものを受け取り、帰宅後に御朱印帳やファイルに保管する形です。
ただし、やはり直書きでいただきたいという方は多いものです。御朱印帳を忘れて書き置きしかもらえなかったという声は少なくありません。出発前に「御朱印帳・小銭・ハンカチ」の3点を確認する習慣をつけておくと安心です。
書き置き御朱印の保管には、専用のクリアファイルや書き置き御朱印ホルダーが便利です。100円ショップのはがきサイズのクリアポケットでも代用できるため、急な書き置き対応でも慌てずに済みます。
見どころと参拝ルート|御朱印をもらう前に知っておきたい歴史と建築

国の重要文化財「金色殿」は徳川家光が1651年に造営した豪華な社殿
上野東照宮のもっとも大きな見どころは、国の重要文化財に指定されている「金色殿」と呼ばれる社殿です。1627年に藤堂高虎が造営し、1651年に三代将軍・徳川家光が大規模に改築しました。外壁に施された金箔や極彩色の彫刻は、約370年の時を経た今でも輝きを保っています。
金色殿の内部は通常非公開ですが、透塀(すきべい)越しに外観を間近で見ることができます。拝観料は大人500円・小学生200円で、透塀の内側に入って社殿をぐるりと一周できます。拝観時間は御朱印受付と同じく、夏季9:30〜17:00、冬季9:30〜16:00です。
御朱印だけなら拝観料は不要ですが、せっかく訪れるなら500円の拝観料を払って社殿を間近で見学することをおすすめします。金箔の繊細さや彫刻の精緻さは、離れた場所からでは分かりません。御朱印の背景にある社殿の美しさを体感してから御朱印をいただくと、一枚の価値がぐっと増します。
唐門と透塀|国の重要文化財が2つ並ぶ贅沢な空間
社殿の手前にある唐門(からもん)も国の重要文化財です。左甚五郎作と伝わる「昇り龍・降り龍」の彫刻が施されており、その精巧さから「日暮門(ひぐらしもん)」とも呼ばれています。日が暮れるまで見ていても飽きないという意味です。
透塀は唐門と社殿を囲む全長約200mの塀で、上段に野鳥や植物、下段に海の生き物が彫刻されています。全部で200枚以上の彫刻パネルがあり、一つとして同じものがないのが特徴です。
参拝ルートとしては、石鳥居 → 参道(石灯籠が並ぶ) → 唐門 → 社殿(金色殿)→ 社務所(御朱印受付)の順に進むのがスタンダードです。所要時間は拝観込みで40〜60分、御朱印のみなら20〜30分が目安です。
48基の銅灯籠と200基以上の石灯籠が並ぶ参道の迫力
上野東照宮の参道には、諸大名から寄進された200基以上の石灯籠と48基の銅灯籠が並んでいます。参道を歩くだけで江戸時代の威光を肌で感じられる空間です。特に銅灯籠は徳川御三家をはじめとする有力大名からの寄進で、一つ一つに寄進者の名前が刻まれています。
参道は木々に囲まれているため、夏でも日陰が多く歩きやすい環境です。上野公園の喧騒から一歩入ると静寂が広がり、参拝前の気持ちの切り替えに適しています。
写真撮影スポットとしても人気があり、石灯籠が連なる参道は奥行きのある印象的な写真が撮れます。御朱印と一緒に参道の写真をSNSに投稿する方も増えています。ただし、社殿前での撮影は拝観エリア内で行うようにしましょう。
・御朱印のみ(参拝+社務所):20〜30分
・拝観あり(透塀内見学+御朱印):40〜60分
・ぼたん苑込み(拝観+ぼたん苑+御朱印):90〜120分
※混雑時は御朱印の待ち時間が別途15〜30分かかることがあります。
アクセスと周辺情報|上野東照宮御朱印めぐりの計画を立てよう
最寄り駅はJR上野駅公園口から徒歩5分|3路線が利用可能
上野東照宮へのアクセスは、JR上野駅の公園口が最寄りです。公園口を出て上野公園に入り、噴水広場の方向へ歩いて約5分で参道入り口に到着します。JR山手線・京浜東北線・常磐線など多くの路線が乗り入れているため、都内各方面からアクセスしやすい立地です。
東京メトロ銀座線・日比谷線の上野駅からは徒歩約8分、京成上野駅からは徒歩約5分です。地下鉄利用の場合は7番出口から地上に出ると上野公園に近く、迷いにくいルートです。
車でのアクセスは、上野公園周辺の有料駐車場を利用する形になります。上野公園第一駐車場(タイムズ上野駅公園口)は1時間400円前後で、収容台数は約100台です。ただし、休日や花見シーズンは満車になりやすいため、公共交通機関の利用をおすすめします。
拝観料金は大人500円|お得に参拝する方法はある?
上野東照宮の拝観料(透塀内の社殿見学)は大人500円、小学生200円です。御朱印をいただくだけであれば拝観料は不要で、御朱印の初穂料(500〜700円)のみで参拝できます。
ぼたん苑の入苑料は別途で、冬ぼたんが大人700円・小学生以下無料、春ぼたんが大人700円・小学生200円です。拝観+ぼたん苑+御朱印をすべて楽しむ場合、大人1人あたりの予算は1,700〜1,900円程度です。
割引制度については、ぼたん苑と拝観のセット券が販売されることがあります。また、上野公園内の他の施設(東京国立博物館、国立科学博物館など)との共通券は設定されていませんが、1日で上野エリアを回る場合はそれぞれの入場料を合算して予算を立てておくとよいでしょう。
所要時間別のモデルプラン|1時間コースと半日コースを提案
上野東照宮の参拝に必要な時間は、目的によって大きく変わります。御朱印だけが目的なら約30分、拝観も含めると約1時間、ぼたん苑まで楽しむなら約2時間を見込んでおきましょう。
1時間コースの場合、参道散策(10分)→ 唐門・社殿拝観(20分)→ 御朱印受領(10〜20分)の流れです。午前中にサクッと参拝して、午後はアメ横や上野の美術館めぐりに充てるプランが効率的です。
半日コース(3〜4時間)の場合は、上野東照宮の拝観+ぼたん苑(開催時期のみ)+御朱印に加えて、周辺の寺社2〜3社をめぐる御朱印さんぽがおすすめです。次のセクションで紹介する周辺スポットと組み合わせれば、1日で4〜5種類の御朱印を集めることも可能です。
| 名称 | 上野東照宮 |
| 所在地 | 東京都台東区上野公園9-88 |
| 御朱印 | 500円〜700円(直書き・書き置きあり) |
| 拝観時間 | 夏季 9:30〜17:00/冬季 9:30〜16:00 |
| 拝観料 | 大人500円・小学生200円(御朱印のみなら不要) |
| アクセス | JR上野駅公園口から徒歩約5分 |
御朱印と一緒にめぐりたい|徒歩圏内の御朱印スポット5選
上野大仏(パゴダ)|「これ以上落ちない」合格祈願の御朱印が人気
上野東照宮から徒歩2分の場所にある上野大仏は、関東大震災や戦時中の金属供出で顔面だけが残った珍しい大仏です。「これ以上落ちない」として受験生に人気の合格祈願スポットになっています。御朱印は上野大仏のそばにあるパゴダ(薬師堂)でいただけます。初穂料は300円です。
上野東照宮と同じ上野公園内にあるため、移動の手間がほとんどありません。御朱印のデザインも独特で、大仏の顔面レリーフの印が押された個性的な一枚です。
注意点として、上野大仏の御朱印受付は上野東照宮より早く終了することがあります。午前中に上野大仏を先に参拝してから上野東照宮に向かうルートがおすすめです。
花園稲荷神社と五條天神社|隣接する2社で2種類の御朱印を一度にいただける
上野東照宮から徒歩3分の場所に、花園稲荷神社と五條天神社が隣接して鎮座しています。花園稲荷神社は縁結びのご利益で知られ、朱色の連鳥居が美しい神社です。五條天神社は医薬の神・少彦名命を祀る古社で、健康祈願の参拝者が多く訪れます。
2社とも御朱印は各500円で、それぞれの社務所でいただけます。花園稲荷神社の御朱印は狐の印が特徴的、五條天神社はシンプルながら格式を感じるデザインです。隣接しているため、10分程度で2社分の御朱印を受けることができます。
花園稲荷神社は連鳥居の参道が写真映えするスポットとしても人気です。御朱印めぐりと一緒にフォトジェニックな写真も残せるため、SNS好きな方にもおすすめです。
寛永寺と不忍池弁天堂|上野の歴史を深掘りする御朱印コース
上野東照宮から徒歩10分圏内には、徳川家の菩提寺として知られる寛永寺があります。寛永寺は天台宗の関東総本山で、6代以上の将軍が眠る由緒あるお寺です。御朱印は本堂(根本中堂)でいただけます。初穂料は300円です。
不忍池弁天堂は不忍池の中島に建つお堂で、弁財天を祀っています。芸事上達や金運のご利益で知られ、御朱印は300円です。蓮が咲く夏の時期は境内の雰囲気がとりわけ風情があります。
上野東照宮(神社)→ 寛永寺(お寺)→ 不忍池弁天堂(お寺)と回ることで、神社とお寺の両方の御朱印を集められます。御朱印帳を神社用・お寺用で分けている方は、2冊持参するのを忘れないようにしましょう。上野エリアだけで5〜6種類の御朱印を1日で集められるのは、東京ならではの贅沢です。
| 上野御朱印めぐりのメリット | 注意点 |
|---|---|
| 徒歩圏内に5社以上が集中 1日で5〜6種類の御朱印を集められる 上野駅からすべて徒歩10分以内 |
受付終了時間が各社で異なる 休日は待ち時間が長くなりやすい 小銭を多めに用意しておく必要がある |
御朱印で失敗しないための参拝チェックリスト
持ち物チェック|御朱印帳・小銭・クリアファイルの3点セット
上野東照宮で御朱印をいただく際に必要な持ち物は、御朱印帳・小銭・クリアファイル(書き置き用)の3点です。御朱印の初穂料は500〜700円で、お釣りが出ないよう小銭を用意しておくのがマナーです。
1,000円札でも対応してもらえますが、社務所での会計をスムーズにするために、100円玉と500円玉を多めに持っていくと好印象です。周辺の寺社もめぐる場合は、5社分で3,000円程度の小銭を準備しておきましょう。
クリアファイルは書き置き御朱印を持ち帰る際に折れや汚れを防ぐために使います。A5サイズのクリアファイルが御朱印のサイズにちょうど合います。100円ショップで手に入るもので十分なので、バッグに1枚忍ばせておきましょう。
拝観時間ギリギリに行くと御朱印をもらえないことがある
上野東照宮の参拝でありがちな失敗が、拝観時間ギリギリに到着して御朱印の受付が終了していたというケースです。公式の受付時間は夏季17:00・冬季16:00までですが、実際には閉門の15〜30分前に受付を終了することがあります。
特に冬季は16:00閉門のため、15時台に到着しても間に合わないことがあります。午後から訪れる場合は、遅くとも閉門の1時間前(夏季16:00、冬季15:00)には到着しておくのが安全です。
初心者の方は、午前中の早い時間帯(10:00前後)に訪れるのがもっとも安心です。御朱印の受付開始直後は空いていることが多く、直書きでていねいに書いていただける確率も高くなります。午前中に上野東照宮を参拝し、午後は周辺の寺社やアメ横散策に充てるプランが効率的です。
服装と参拝マナー|知っておきたい基本的な作法
上野東照宮は神社のため、参拝の作法は「二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいちはい)」です。お賽銭を入れてから、深いお辞儀を2回 → 柏手を2回 → 深いお辞儀を1回の順で参拝します。
服装に厳格な決まりはありませんが、境内は砂利道や石段があるため、歩きやすい靴がおすすめです。ヒールの高い靴やサンダルだと足元が不安定になりやすく、特に雨の日は滑りやすいので注意が必要です。
参拝時は帽子を脱ぐのが一般的なマナーです。また、境内での飲食は控え、ゴミは持ち帰りましょう。上野公園内にはゴミ箱が設置されていますが、境内には置かれていません。御朱印をいただく際は、「お願いします」「ありがとうございます」の一言を添えると、気持ちよくやり取りができます。
・参拝せずに御朱印だけもらいに行く(御朱印は参拝の証です)
・社務所で値切りや値段交渉をする(初穂料は「料金」ではなく「お気持ち」です)
・書いている最中にスマホで撮影する(許可を取ればOKの場合もあります)
・複数人分の御朱印帳をまとめて渡す(原則、本人が直接お渡しするのがマナーです)
※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。
まとめ|上野東照宮御朱印は都心で気軽に楽しめる御朱印めぐりの入門スポット
上野東照宮は、JR上野駅から徒歩5分というアクセスの良さと、徳川家康公を祀る歴史ある社殿、そして通常御朱印から季節限定御朱印まで多彩なラインナップが揃う、御朱印めぐりにぴったりのスポットです。初めて御朱印を集める方にとっても、すでにコレクションを楽しんでいる方にとっても、訪れるたびに新しい発見がある神社です。
この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 上野東照宮御朱印は通常御朱印(500円)のほか、見開き御朱印(700円)や季節限定御朱印(牡丹・ダリア・桜)が用意されている
- 受付時間は夏季9:30〜17:00、冬季9:30〜16:00。閉門の30分前までに社務所に到着しておくのが安心
- 受付場所は唐門の左手にある社務所(神符授与所)。直書きと書き置きの両方に対応
- 限定御朱印の情報は公式サイトやSNSで事前にチェック。授与期間が短いものもあるため早めの行動がおすすめ
- 拝観料500円で国の重要文化財「金色殿」を間近に見学できる。御朱印と合わせて楽しみたい
- 上野公園内には花園稲荷神社・五條天神社・上野大仏など徒歩圏内の御朱印スポットが集中しており、1日で5〜6種類の御朱印を集められる
まずは上野東照宮の通常御朱印から始めてみてはいかがでしょうか。御朱印帳と小銭を持って上野公園を訪れれば、金色に輝く社殿と美しい御朱印が迎えてくれます。季節を変えて何度も足を運び、限定御朱印のコレクションを増やしていくのも上野東照宮ならではの楽しみ方です。上野エリアの寺社を一日でめぐる「上野御朱印さんぽ」を計画して、御朱印めぐりの魅力を存分に味わってみてください。
※御朱印の初穂料・受付時間・限定御朱印の授与期間は変更になることがあります。お出かけ前に上野東照宮の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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