「松尾大社ってどんなご利益があるの?」「お酒の神様って聞くけど、お酒に関係ない人にもご利益はある?」――そんな疑問を持って検索した方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、松尾大社のご利益はお酒・醸造関連だけにとどまりません。開拓・治水の神としての歴史を持ち、開運招福・商売繁盛・縁結び・安産など幅広いご利益が伝わっています。この記事では、松尾大社のご利益を御祭神の由来からひも解き、境内のパワースポット、御朱印情報、参拝の回り方まで丸ごとお伝えします。
・松尾大社のご利益一覧と御祭神との関係
・境内で特にご利益スポットとされる場所と回り方
・御朱印の種類・初穂料・受付時間の最新情報
・参拝前に知っておきたいマナーとアクセス方法
松尾大社のご利益は「お酒の神様」だけじゃない|御祭神から読み解く7つのご利益

御祭神・大山咋神(おおやまくいのかみ)はどんな神様?
松尾大社の主祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)です。「山に杭を打つ神」という名前が示すとおり、もともとは山の守り神・土地を開拓する神として信仰されてきました。古事記にも登場する由緒ある神様で、比叡山の日吉大社でも祀られています。渡来系の秦氏がこの地に定住した際、松尾山の神として祀ったのが松尾大社の始まりとされ、701年(大宝元年)に現在の社殿が創建されました。お酒の神様というイメージが強いですが、それは中世以降に醸造業者の信仰を集めた結果であり、本来は山・土地・水を司る幅広い神格を持っています。
松尾大社のご利益一覧|醸造守護から縁結びまで
松尾大社で伝わる主なご利益は、醸造守護・酒造繁栄・開拓・治水・土木建築・商売繁盛・開運招福・縁結び・安産・家内安全・交通安全・寿命長久です。「お酒に関係ないから自分には縁がない」と思われがちですが、開運招福や商売繁盛は職種を問わず授かれるご利益です。特に「何か新しいことを始めたい」「事業を軌道に乗せたい」という方には、開拓の神としてのご利益がぴったり。室町時代から「日本第一酒造神」の称号を持つ松尾大社ですが、御祭神の神格を知れば、訪れる理由は醸造関係者だけのものではないとわかります。
なぜ「お酒の神様」になったのか?|秦氏と醸造技術の歴史
松尾大社が酒造の神として崇められるようになった背景には、渡来系氏族・秦氏の存在があります。秦氏は5世紀頃に大陸から高度な醸造技術を持ち込み、この地域で酒造りを行っていました。彼らが氏神として松尾大社を篤く信仰したことから、「松尾の神=酒の神」という認識が広まったとされています。室町時代には「松尾様がなければ酒は造れない」と言われるほど全国の酒造家に信仰が浸透し、現在も毎年11月上卯日に「上卯祭(じょうのうさい)」として全国の醸造業者が参拝に訪れます。境内に並ぶ酒樽の数は約200本にのぼり、その光景だけでも一見の価値があります。
松尾大社のご利益を授かるならどんな人に向いている?
松尾大社のご利益は、大きく分けて3つの層に刺さります。まず「醸造・飲食業に携わる人」。酒造はもちろん、味噌・醤油・酢など発酵食品に関わる方が商売繁盛を祈願するのに最適です。次に「新しい事業や挑戦を始めたい人」。開拓の神である大山咋神は、未知の領域を切り拓く力を授けてくれるとされています。そして「京都嵐山エリアで縁結び・安産のご利益を求める人」。嵐山の竹林や渡月橋から少し足を伸ばすだけでアクセスでき、観光と組み合わせやすいのが魅力です。逆に「静かに一人で参拝したい」という方は、山吹まつり(4〜5月)や七五三シーズン(11月)は混雑するため、平日の午前中を狙うのがおすすめです。
松尾大社のご利益スポット5選|境内で必ず立ち寄りたい場所
「亀の井」の霊水|延命長寿と醸造守護の二重のご利益
本殿の裏手にある「亀の井」は、松尾大社で最も有名なご利益スポットです。この霊水は「酒造りの際に混ぜると酒が腐らない」と伝えられ、全国の醸造業者が水を汲みに訪れます。同時に「延命長寿の水」としても知られ、一般の参拝者も自由に汲むことができます。ペットボトルなどの容器を持参すれば無料で持ち帰れるので、参拝時は空の容器を1本カバンに入れておくと良いでしょう。ただし飲用する場合は必ず煮沸してからにしてください。生水のまま飲むのは衛生面でおすすめできません。
「相生の松」で縁結び祈願|カップルにも人気のスポット
境内にある「相生の松(あいおいのまつ)」は、雌雄の幹が一つの根から生えた松で、縁結び・夫婦和合のご利益があるとされています。松尾大社のご利益の中でも特に若い参拝者に人気があり、良縁を求める方が絵馬を奉納する姿が見られます。嵐山デートのコースに組み込む方も多く、渡月橋から阪急で1駅(約2分)というアクセスの良さも魅力です。注意点として、相生の松の前で写真を撮る際は他の参拝者の邪魔にならないよう配慮しましょう。混雑時は順番待ちが発生することもあります。
「霊亀の滝」と松尾山の自然|開運パワーを感じる場所
本殿のさらに奥、松尾山の麓に位置する「霊亀の滝」は、松尾大社の神域の中でも特に清浄な空気が流れる場所です。滝の名前は、奈良時代に元正天皇がこの滝に現れた亀を吉兆として「霊亀」に改元したことに由来します。落差約10メートルの滝は水量こそ多くありませんが、周囲の木々と苔に囲まれた静寂の中で耳を澄ませると、日常の喧騒から切り離された感覚を味わえます。開運・浄化のご利益を求める方におすすめです。ただし足元が滑りやすいため、ヒールやサンダルでの訪問は避け、歩きやすい靴で向かいましょう。
松尾大社の神使(お使いの動物)は「亀」と「鯉」です。亀は長寿、鯉は出世の象徴。境内のあちこちに亀や鯉のモチーフがあるので、探してみると参拝がより楽しくなります。手水舎の亀の口から水が出ている光景は写真映えスポットとしても人気です。
重森三玲の庭園「松風苑」|美と静寂の中でご利益を実感する
松尾大社の庭園「松風苑(しょうふうえん)」は、昭和の名作庭家・重森三玲が手がけた3つの庭(上古の庭・曲水の庭・蓬莱の庭)で構成されています。拝観料500円で見学可能で、特に「蓬莱の庭」は池と石組みの配置が美しく、心を落ち着かせて参拝の余韻を味わうのに最適です。御祭神のご利益を「感じる」という点では、この庭園でゆっくり過ごす時間が何よりの体験になるでしょう。所要時間は3庭すべてを回って約30分。拝観時間は9:00〜16:00(日祝は〜16:30)なので、午前中に参拝して庭園を回る計画がベストです。
いただくお守り・授与品|おすすめと選び方

定番のお守り4種|目的別の選び方ガイド
松尾大社では目的に応じたお守りが揃っています。醸造安全守(800円)は酒造・飲食関係者向け、開運招福守(800円)は仕事運・全体運を高めたい方向け、縁結守(800円)は良縁祈願、安産守(800円)は妊娠中の方向けです。初穂料はいずれも800円で統一されています。迷ったら「開運招福守」が最も汎用性が高く、松尾大社のご利益を幅広く授かりたい方におすすめです。お守りの授与所は楼門をくぐって左手にあり、御朱印と同じ場所でいただけます。受付時間は9:00〜17:00です。
松尾大社ならではの「樽占い」が面白い
お守り以外で注目したいのが「樽占い」です。酒樽の形をしたおみくじ(300円)で、松尾大社ならではのユニークな授与品。中に書かれた運勢のほか、お酒に関するアドバイスもあり、お酒好きの方へのお土産としても喜ばれます。また、境内には「幸運の双鯉(そうり)」と呼ばれる鯉のモチーフのお守りもあり、出世・立身出世のご利益があるとされています。自分用とお土産用で2つ購入する方も多いです。注意点として、限定授与品は在庫がなくなり次第終了するため、気になるものは見つけたら早めにいただくのが安心です。
お守りの効果的な持ち方・返納のルール
せっかく授かったお守りも、持ち方を間違えるとご利益が薄れるとされています。基本は「肌身に近い場所」に持つこと。カバンの内ポケットや財布の中がおすすめです。引き出しの奥にしまい込むのは避けましょう。お守りの有効期限は一般的に1年。翌年の参拝時に古いお守りを返納し、新しいものを授かるのがベストです。松尾大社に直接行けない場合は、近くの神社の「古札納所」に返しても問題ありません。ただし、お寺のお守りを神社に返す(またはその逆)のはマナー違反とされることがあるので、神社のものは神社に返すのが基本です。
松尾大社では御朱印やお守りの「転売」を固く禁じています。フリマアプリやオークションサイトで見かけることがありますが、神様への敬意を欠く行為です。また、御朱印は参拝の証ですので、必ず参拝してからいただくようにしましょう。
御朱印でご利益を形に残す|種類・料金・受付時間
通常御朱印は2種類|「松尾大社」と「白虎」の違い
松尾大社で通年いただける御朱印は主に2種類です。1つ目は「松尾大社」の墨書きに、右上に二葉葵、左下に御神使の亀の印が押された定番の御朱印(初穂料300円)。直書きでいただけるため、御朱印帳に直接書いてもらいたい方はこちらを選びましょう。2つ目は竹と白虎が描かれた書き置き御朱印(初穂料500円)。松尾大社の西の守護神・白虎をモチーフにしたデザイン性の高い一枚で、御朱印コレクターからの人気が高いです。書き置きのみの対応ですが、その分デザインが繊細で保存状態も良好です。
限定御朱印はいつもらえる?|山吹まつり・正月の特別版
松尾大社では季節限定の御朱印も頒布されます。特に人気なのが4月中旬〜5月上旬の「山吹まつり」期間に登場する限定御朱印。境内に約3,000株の山吹が咲き誇る時期に合わせたデザインで、毎年仕様が変わるため、リピーターも多い一枚です。正月期間(1月1日〜15日頃)にも新年限定御朱印が登場します。限定御朱印は初穂料500〜800円程度で、書き置きのみの対応がほとんど。枚数制限がある場合もあるため、確実にいただきたい方は頒布開始直後の午前中を狙いましょう。
御朱印の受付場所と時間|スムーズにいただくコツ
御朱印の授与所は楼門をくぐって左手の建物です。受付時間は9:00〜17:00(土日祝は〜16:30)。混雑するのは土日祝の10:00〜14:00頃と、山吹まつり期間の週末です。待ち時間を短くしたいなら、平日の午前中か、土日なら開門直後の9:00〜9:30が狙い目。御朱印帳を持っていない方は、松尾大社オリジナルの御朱印帳(1,500円)をその場で購入できます。酒樽と双葉葵が描かれたデザインと、亀甲模様のデザインの2種類があり、どちらも落ち着いた和柄で男女問わず使いやすいです。
| 御朱印の種類 | 初穂料 | 対応形式 | 頒布時期 |
|---|---|---|---|
| 通常御朱印(松尾大社) | 300円 | 直書き | 通年 |
| 白虎御朱印 | 500円 | 書き置き | 通年 |
| 山吹まつり限定 | 500〜800円 | 書き置き | 4月中旬〜5月上旬 |
| 正月限定 | 500〜800円 | 書き置き | 1月1日〜15日頃 |
最大限に授かる参拝ルート|所要時間別モデルコース
30分コース|時間がない人向けの最短参拝ルート
時間が限られている方は、楼門→拝殿で参拝→亀の井で霊水を汲む→授与所で御朱印をいただく、の流れで約30分です。このルートなら松尾大社のご利益の核となる「参拝」と「亀の井」を押さえられます。御朱印の待ち時間がなければ20分程度で回れることもあります。ただし庭園や霊亀の滝は含まれないため、松尾大社の魅力を十分に味わうには物足りないかもしれません。嵐山観光のついでにサッと立ち寄りたい方、電車の乗り継ぎ時間を利用したい方に向いています。
60分コース|庭園まで含めた充実プラン
せっかく訪れるなら60分コースがおすすめです。楼門→拝殿参拝→相生の松→亀の井→霊亀の滝→松風苑(庭園)→授与所で御朱印・お守り。庭園拝観料500円が別途かかりますが、重森三玲の庭を見ずに帰るのはもったいないです。特に「蓬莱の庭」は池に映る石組みが四季で表情を変え、春は山吹、秋は紅葉と共に楽しめます。60分あれば急がずに回れるので、写真を撮りながらゆっくり過ごせます。午前中に到着すれば光の角度が良く、庭園の写真も映えやすいです。
半日コース|周辺スポットと組み合わせた御朱印めぐり
御朱印めぐりを楽しみたい方には、松尾大社を起点にした半日コースを提案します。松尾大社(60分)→ 阪急で嵐山駅へ(2分)→ 野宮神社で縁結び御朱印(20分)→ 天龍寺で庭園と御朱印(40分)→ 渡月橋で休憩。合計約3時間で3社寺の御朱印が集まります。松尾大社のご利益(開運・醸造守護)、野宮神社のご利益(縁結び)、天龍寺のご利益(学業成就)と、異なるご利益を一度に授かれるのがこのコースの魅力です。注意点として、天龍寺は16:00で受付終了なので、松尾大社を午前中に出発するスケジュールが理想です。
松尾大社は境内無料で入れますが、庭園・神像館のみ拝観料500円が必要です。御朱印・お守りの授与所は参拝だけなら入場料不要のエリアにあるので、「御朱印だけもらいたい」という方も安心して訪問できます。
実は意外と知られていない|早朝参拝のすすめ
松尾大社の開門時間は朝5:00です。意外と知られていませんが、この早朝の時間帯は参拝者がほぼゼロで、境内を独り占めできる贅沢な時間。朝日が楼門を照らす光景は、日中とはまったく異なる荘厳さがあります。御朱印の授与は9:00からなので早朝参拝では受け取れませんが、「ご利益をしっかり授かりたい」「神様と向き合う時間が欲しい」という方には、混雑を避けた早朝に参拝し、9:00以降に改めて御朱印をいただく二段階プランがおすすめです。京都に宿泊している方ならではの楽しみ方で、特に夏場は涼しい朝の参拝が快適です。
まつわる年中行事・お祭り|参加するとご利益アップ?
「上卯祭」(11月)|全国の醸造家が集まる酒造祈願祭
毎年11月上旬の卯の日に行われる「上卯祭(じょうのうさい)」は、全国の酒造家・醸造業者が新酒の醸造安全を祈願する祭事です。この日は普段見られない酒造関係者の祈祷風景を間近で見ることができ、松尾大社が「日本第一酒造神」と呼ばれる所以を実感できます。一般参拝者も参加可能で、醸造守護のご利益を授かるには最適なタイミング。お祭りの後には境内で振る舞い酒が出ることもあり、お酒好きにはたまらないイベントです。ただし日程は毎年変わる(卯の日は暦で決まる)ため、公式サイトで事前確認が必要です。
「山吹まつり」(4〜5月)|境内を黄金に染める3,000株の山吹
4月中旬から5月上旬にかけて開催される「山吹まつり」は、松尾大社の境内約3,000株の山吹が一斉に咲き誇るイベントです。一ノ井川沿いに黄金色の花が咲く景色は京都随一の美しさで、この時期だけの限定御朱印も頒布されます。期間中はライトアップが行われる日もあり、夜の幻想的な山吹を楽しめます。注意点として、見頃のピーク(4月下旬の週末)は駐車場が満車になることがあるため、公共交通機関での訪問がおすすめ。阪急松尾大社駅から徒歩3分なので、電車でのアクセスが便利です。
「醸造感謝祭(下卯祭)」(4月)|新酒の完成を神に感謝する祭事
4月中旬の卯の日に行われる「醸造感謝祭(下卯祭)」は、冬に仕込んだ新酒が無事に完成したことを神に感謝する祭事です。上卯祭が「これからお願いします」の祈願なら、下卯祭は「無事にできました、ありがとうございます」の報告。日本酒ファンにとっては新酒シーズンの締めくくりを松尾大社で迎えるという粋な楽しみ方ができます。醸造のご利益を授かりたい方は、上卯祭と下卯祭の両方に参拝する「二回参り」が理想的。年に2回京都を訪れる理由としても十分な行事です。
授かる前に知っておきたい参拝マナーと注意点
参拝の基本作法|二拝二拍手一拝を丁寧に
松尾大社は神社ですので、参拝作法は「二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいちはい)」が基本です。鳥居をくぐる前に一礼し、参道の端を歩いて拝殿へ。お賽銭を入れ、鈴を鳴らし、二回深くお辞儀→二回拍手→一回深くお辞儀の順で参拝します。御朱印集め初心者の方は「御朱印をもらうこと」が目的になりがちですが、あくまで参拝が先です。先に御朱印帳を預けてから参拝し、戻ってきたら受け取る流れがスマートです。松尾大社では参拝せずに御朱印だけ求める行為は推奨されていません。
御朱印帳を忘れた場合の対処法|書き置きと現地購入の選択肢
「御朱印帳を忘れてしまった」という失敗は御朱印めぐり初心者にありがちです。松尾大社では書き置き(紙に書かれた御朱印)の用意があるため、御朱印帳がなくてもいただけます。書き置きは帰宅後に御朱印帳に貼り付ければOK。もう一つの選択肢は、松尾大社オリジナルの御朱印帳(1,500円)をその場で購入すること。最初の1ページ目に直書きの御朱印をいただけるので、新しい御朱印帳のスタートとして良い記念になります。忘れ物を防ぐには、出発前の持ち物チェックリストに「御朱印帳・小銭(300円〜500円)」を入れておくのがおすすめです。
参拝時の服装と持ち物|庭園・霊亀の滝を回るなら歩きやすい靴を
松尾大社の参拝自体にドレスコードはありませんが、庭園や霊亀の滝まで足を伸ばすなら歩きやすい靴が必須です。特に霊亀の滝周辺は石段や苔むした道があり、雨の日は滑りやすくなります。服装はカジュアルでも問題ありませんが、過度な露出は避けるのがマナー。持ち物としては、亀の井の水を持ち帰るための空のペットボトル、御朱印帳、小銭(お賽銭・御朱印用に100円玉と500円玉を用意)があると便利です。夏場は境内に日陰が少ないエリアもあるため、帽子や日傘もあると安心です。
拝観時間ギリギリに行って失敗しないために|時間配分の目安
松尾大社でよくある失敗が「拝観時間ギリギリに到着して御朱印の受付が終了していた」というパターンです。境内の参拝は18:00まで可能ですが、御朱印の授与は17:00(土日祝は16:30)に終了します。庭園も16:00(日祝16:30)で最終入場が締め切られます。つまり、御朱印と庭園の両方を楽しみたいなら、遅くとも15:30には到着したいところ。「まだ大丈夫だろう」と思って16:00に着くと、庭園は入れても御朱印は受付終了直前で焦ることになります。余裕を持って14:00〜15:00に到着するのが理想です。
境内では写真撮影が可能ですが、本殿内部や神事の最中の撮影は禁止されています。また、三脚を使った長時間の撮影は他の参拝者の迷惑になるため控えましょう。SNSへの投稿は問題ありませんが、他の参拝者の顔が映り込まないよう配慮してください。
アクセスと基本情報|ご利益参拝の計画に役立つデータ
電車でのアクセス|阪急松尾大社駅から徒歩3分
松尾大社への最寄り駅は阪急嵐山線「松尾大社駅」で、駅から徒歩約3分です。京都河原町駅から阪急で桂駅乗り換え、嵐山線で2駅。所要時間は約20分、運賃は230円。JR京都駅からの場合は、市バス28系統「松尾大社前」下車が便利で、所要時間約40分、運賃230円。嵐山から向かう場合は、阪急嵐山駅から1駅(約2分)で到着します。渡月橋周辺から歩いても約15分なので、散策がてら徒歩で向かうのも気持ちの良いルートです。
車でのアクセスと駐車場情報|無料駐車場あり
松尾大社には参拝者用の無料駐車場があり、普通車約100台収容可能です。名神高速道路・京都南ICから約30分、京都縦貫道・沓掛ICから約10分。通常の土日なら駐車場が満車になることは少ないですが、山吹まつり期間中(4月下旬〜5月上旬)と正月三が日は満車になることがあります。満車時は周辺のコインパーキングを利用することになりますが、数が限られるため、混雑が予想される時期は公共交通機関の利用が無難です。駐車場の利用時間は境内の参拝時間に準じます。
周辺のランチ・カフェ情報|参拝後のひと休みに
松尾大社の周辺で食事を楽しむなら、門前にある蕎麦店や和カフェが便利です。阪急松尾大社駅周辺にも数軒の飲食店があります。ただし嵐山の中心部と比べると店舗数は少ないため、「食事は嵐山で」と割り切って先に参拝を済ませるプランも合理的です。松尾大社から嵐山の飲食店エリアまでは阪急で1駅・徒歩なら15分程度。参拝後に嵐山方面へ移動してランチ、という流れが最もスムーズです。なお、境内には飲食物の持ち込み飲食ができるベンチスペースは限られるため、境内でのお弁当は控えたほうがよいでしょう。
| 名称 | 松尾大社(まつのおたいしゃ) |
| 所在地 | 京都府京都市西京区嵐山宮町3 |
| 御朱印 | 300円〜500円(直書き・書き置きあり) |
| 参拝時間 | 5:00〜18:00(御朱印受付 9:00〜17:00) |
| 拝観料 | 境内無料/庭園・神像館 500円 |
| アクセス | 阪急松尾大社駅から徒歩3分 |
ついてのよくある疑問|初心者が気になるQ&A
お酒が飲めない人でも松尾大社のご利益は授かれる?
結論から言えば、お酒が飲めない方でもまったく問題ありません。松尾大社のご利益は醸造守護だけでなく、開運招福・商売繁盛・縁結び・安産など多岐にわたります。御祭神の大山咋神は「山を切り拓く神」であり、お酒はあくまで信仰の一側面です。実際の参拝者を見ても、酒造関係者は全体の一部で、大半は一般の参拝者。「お酒の神様だから自分には関係ない」と敬遠するのはもったいないです。お酒が飲めなくても、亀の井の霊水で延命長寿のご利益を授かったり、縁結びの相生の松に良縁を祈ったりと、楽しみ方は豊富にあります。
松尾大社のご利益と他の京都の神社のご利益、何が違う?
京都には伏見稲荷大社(商売繁盛)、八坂神社(厄除け)、下鴨神社(縁結び)など、ご利益で有名な神社が多数あります。松尾大社が他と異なるのは、「醸造・ものづくり」に特化したご利益がある点です。「何かを一から作り上げたい」「新しい事業を始めたい」という願いには、開拓の神である松尾大社が最も適しています。また、嵐山エリアで御朱印めぐりをする場合、観光客で混雑する嵐山の中心部と比べて松尾大社は比較的落ち着いており、ゆっくり参拝できるのも差別化ポイント。「有名神社は人が多すぎて落ち着かない」という方にこそおすすめしたい一社です。
子ども連れでも松尾大社のご利益参拝は楽しめる?
松尾大社は子ども連れでも参拝しやすい環境が整っています。境内はベビーカーで移動できる平坦なエリアが多く、無料駐車場があるため車でのアクセスも安心。亀の手水舎や酒樽が並ぶ光景は子どもの興味を引きやすく、「亀さんの口から水が出てるよ」「このお酒の樽は全国から届いたんだよ」と話しかけながら回ると、神社参拝を楽しい体験として記憶に残せます。七五三の祈祷も受け付けており、安産祈願→お宮参り→七五三と、人生の節目ごとに松尾大社にお世話になる家族も多いです。注意点として、霊亀の滝への道は石段が多いため、小さなお子さんは抱っこが必要になる場面があります。
※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。
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まとめ|松尾大社のご利益は「新しいことを始めたい人」すべてに開かれている
松尾大社のご利益は、「お酒の神様」という一面だけでは語り尽くせない奥深さがあります。御祭神・大山咋神は山を切り拓き、土地を整え、水を治める神。その神格は醸造守護にとどまらず、開運招福・商売繁盛・縁結び・安産・交通安全まで、人生のあらゆる場面で力を貸してくれる存在です。京都・嵐山という立地の良さもあり、観光と組み合わせた参拝がしやすいのも魅力。御朱印は通年2種類に加え季節限定版もあり、御朱印めぐりの一社としても満足度が高いです。
この記事の要点をまとめます。
- 松尾大社のご利益は醸造守護・開運招福・商売繁盛・縁結び・安産など多岐にわたる
- 御祭神・大山咋神は「開拓の神」であり、新しい挑戦を始めたい人に特に適している
- 境内の「亀の井」は延命長寿の霊水として無料で汲める(容器持参・煮沸推奨)
- 御朱印は通常2種類(300円・500円)+季節限定版。受付は9:00〜17:00
- 庭園「松風苑」は重森三玲作の名庭で拝観料500円。所要時間30分
- 阪急松尾大社駅から徒歩3分。嵐山から1駅で気軽にアクセスできる
- 山吹まつり(4〜5月)と上卯祭(11月)は特にご利益を授かるのに良いタイミング
まずは次の京都旅行の予定に「松尾大社」を加えてみてください。嵐山の竹林や渡月橋とセットで回れば、半日で充実した御朱印めぐりが完成します。お酒が好きな方もそうでない方も、1,300年の歴史を持つこの古社で、新しい一歩を踏み出すためのご利益をいただいてみてはいかがでしょうか。
※御朱印の初穂料・拝観時間・行事日程は変更になることがあります。参拝前に松尾大社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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