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多賀大社御朱印は3種類で各300円|受付時間・御朱印帳・境内見どころ完全ガイド

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「多賀大社で御朱印をいただきたいけれど、何種類あるの?」「受付場所や時間はどうなっている?」——滋賀県の多賀大社は”お多賀さん”の愛称で親しまれる延命長寿・縁結びの古社です。御朱印は3種類あり、いずれも直書きで初穂料は各300円。御朱印帳を持参すれば、その場で墨書きしていただけます。この記事では、多賀大社御朱印の種類・料金・受付時間から、オリジナル御朱印帳、境内の見どころ、参拝所要時間、アクセスまで網羅的にお伝えします。初めて参拝する方も、御朱印集め中級者の方も、この1記事で多賀大社参拝の計画が立てられる内容です。

⛩️ この記事でわかること

・多賀大社御朱印3種類の違いと初穂料
・御朱印の受付場所・受付時間・混雑のタイミング
・オリジナル御朱印帳のデザインと値段
・境内の見どころと効率の良い参拝ルート

目次

多賀大社御朱印は全部で3種類|それぞれの特徴と意味を解説

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通常御朱印は「多賀大社」の堂々とした墨書きが魅力

多賀大社の通常御朱印は、中央に「多賀大社」と力強い筆文字で書かれ、右上に「近江國」、左下に日付が入るシンプルかつ格調高い一体です。初穂料は300円で、御朱印帳に直接書いていただけます。書き置きではなく直書き対応なので、御朱印帳を忘れずに持っていきましょう。待ち時間は平日で5分前後、土日祝でも10〜15分程度が目安です。初めて御朱印集めをする方がまず1体目にいただくのにふさわしい、王道の御朱印といえます。ただし、正月三が日や大きなお祭りの日は30分以上並ぶこともあるため、時間に余裕をもって訪れてください。

「むすびの印(縁むすび)」は人とのつながりを願う方に

2種類目の「むすびの印(縁むすび)」は、多賀大社の御祭神であるイザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦神にちなんだ御朱印です。初穂料は300円。通常御朱印とは異なる「むすび」の印が押されるのが特徴で、縁結び・良縁祈願をしたい方に人気があります。恋愛に限らず、仕事や人間関係のご縁を大切にしたい方にも向いています。友人同士で参拝してお揃いでいただくケースも多いようです。注意点として、御朱印は「お守り」とは異なり、参拝の証であることは忘れないようにしましょう。ご利益を期待するあまり御朱印を集めること自体が目的化してしまうと、本来の参拝の意味が薄れてしまいます。

「むすびの印(恋むすび)」は恋愛成就を後押し

3種類目は「むすびの印(恋むすび)」。こちらも初穂料300円で、縁むすびの御朱印とはデザインが異なります。恋愛に特化した印が押され、片思い中の方やパートナーとの関係を深めたい方に選ばれています。縁むすびと恋むすびの両方をいただく方も多く、2体セットで500円のような割引はありませんので、それぞれ300円ずつ納めます。どちらか一方だけでもいただけるので、自分の願いに合ったものを選びましょう。直書き対応のため、3種類すべてをいただく場合は御朱印帳に3ページ分の空きが必要です。参拝前に残りページを確認しておくと安心です。

限定御朱印の有無と季節ごとの変化

多賀大社では、正月期間や例大祭(4月22日の古例大祭)など特定の時期に限定御朱印が頒布されることがあります。ただし、他の大規模神社のように毎月デザインが変わるタイプではなく、基本は通年の3種類が中心です。限定御朱印の情報は多賀大社の公式サイトや公式SNSで事前告知されることが多いため、レアな御朱印を狙いたいこだわり派の方は参拝前にチェックしておくとよいでしょう。通年御朱印だけでも3種類揃えられるので、初心者の方は限定を気にせず好きなタイミングで訪れて問題ありません。

📍 寺社情報

名称 多賀大社(たがたいしゃ)
所在地 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
御朱印 各300円(3種類・直書き)
受付時間 8:30〜16:30(閉門17:00)
拝観料 無料(奥書院庭園のみ300円)
アクセス 近江鉄道 多賀大社前駅から徒歩約10分

多賀大社御朱印の受付場所・受付時間・混雑を避けるコツ

御朱印の受付場所は本殿向かって右側の授与所

多賀大社の御朱印は、本殿に向かって右手にある授与所(ご祈祷受付の看板あり)でいただけます。鳥居をくぐって参道をまっすぐ進み、太閤橋を渡った先に本殿があるので、まず参拝を済ませてから授与所に向かうのが正しい順序です。授与所の窓口は複数あり、御朱印専用の列が設けられているため迷うことはありません。初めての方でも「御朱印をお願いします」と御朱印帳を開いて渡せば、書いていただけます。御朱印帳を持っていない場合は、同じ授与所でオリジナル御朱印帳を購入することも可能です。

受付時間は8:30〜16:30|閉門ギリギリはリスクあり

御朱印の受付時間は8:30から16:30までです。多賀大社自体の閉門は17:00ですが、御朱印受付は30分早く締め切られます。16:00を過ぎると「本日の受付は終了しました」と案内されるケースもあるため、余裕をもって16:00までに授与所に到着するのが安全です。朝一番の8:30〜9:30は参拝者が少なく、待ち時間ほぼゼロでいただけることが多い時間帯です。逆に11:00〜14:00は団体参拝と重なりやすく、20〜30分待ちになることもあります。時間に制約がある方は午前中の早い時間を狙いましょう。

⚠️ 参拝マナー・注意点

拝観時間ギリギリに到着して御朱印受付が終了していた、という失敗は多賀大社でもよくある話です。特に遠方から車で来る場合は渋滞を見越して、16:00には授与所に着けるスケジュールで動きましょう。正月三が日は受付時間が変更になることもあるため、公式サイトで事前確認を。

正月・例大祭・七五三シーズンの混雑状況

多賀大社の混雑ピークは、正月三が日(参拝者数約50万人)、4月22日の古例大祭、11月の七五三シーズンです。正月は御朱印の待ち時間が1時間を超えることもあり、書き置き対応に切り替わる年もあります。逆に、2月・6月・9月は参拝者が少なく、御朱印も待ち時間なしでいただけます。七五三シーズン(10月下旬〜11月中旬)は土日を中心に混みますが、平日であれば比較的スムーズです。「せっかく行ったのに書き置きしかもらえなかった」ということがないよう、こだわり派の方は閑散期を選ぶのがおすすめです。

御朱印帳を忘れた場合の対処法

御朱印帳を忘れてしまった場合でも、書き置きの御朱印(和紙に書かれたもの)をいただける場合があります。ただし、多賀大社は基本的に直書き対応を主としているため、書き置きの在庫がないタイミングもあります。確実なのは、授与所でオリジナル御朱印帳(1,500円)を購入してそこに書いていただく方法です。御朱印帳のデザインも多賀大社らしい落ち着いたもので、これをきっかけに御朱印集めを始める方も少なくありません。忘れ物防止のコツとしては、参拝用のカバンに御朱印帳を常に入れておく習慣をつけることです。

オリジナル御朱印帳|デザイン・価格・購入場所

オリジナル御朱印帳|デザイン・価格・購入場所の解説画像

御朱印帳のデザインは多賀大社らしい上品な仕上がり

多賀大社のオリジナル御朱印帳は、表紙に社紋や太閤橋があしらわれた落ち着いたデザインです。色は紺系と赤系の2パターンが確認されており、男女問わず使いやすい上品さが特徴です。サイズは一般的な大判サイズ(約18cm×12cm)で、蛇腹式。他の神社でも問題なく使えるスタンダードな仕様なので、これから御朱印集めを始める方の「最初の1冊」としても適しています。表紙の質感もしっかりしており、1,500円という価格を考えるとコストパフォーマンスは良好です。

御朱印帳の価格は1,500円|御朱印代は別途必要

オリジナル御朱印帳の価格は1,500円です。この金額には御朱印帳本体の代金のみが含まれており、御朱印の初穂料(各300円)は別途必要です。つまり、御朱印帳を購入して通常御朱印を1体いただく場合、合計1,800円になります。3種類すべてをいただくなら合計2,400円です。支払いは現金のみ対応で、電子マネーやクレジットカードは使えません。小銭を多めに用意しておくとスムーズです。御朱印帳は在庫が切れることは少ないですが、正月期間は売り切れる可能性もあるため、その点だけ留意してください。

購入場所は御朱印受付と同じ授与所

御朱印帳の購入場所は、御朱印をいただくのと同じ授与所です。窓口で「御朱印帳をください」と伝えれば対応してもらえます。購入と同時に御朱印も書いていただけるので、二度並ぶ必要はありません。他にも、お守りやお札、しゃもじ型の絵馬なども同じ場所で授与されています。多賀大社のしゃもじは「お多賀杓子(おたがじゃくし)」と呼ばれ、延命長寿のご利益があるとされる名物の授与品です。御朱印帳と合わせて記念に求める方も多いです。

📖 知っておくと楽しい豆知識

「おたまじゃくし」の語源は「お多賀杓子(おたがじゃくし)」だという説があります。多賀大社のしゃもじが庶民の間に広まり、やがて調理器具の名称として定着したとも。御朱印帳と一緒にしゃもじ型のお守りを購入すると、多賀大社参拝の思い出がより深まります。

他の神社の御朱印帳との使い分けポイント

御朱印帳を複数持つ方のなかには、「神社用」と「お寺用」を分ける方もいます。多賀大社のオリジナル御朱印帳は神社での使用を想定したデザインですが、寺院で使っても断られることはまずありません。ただし、一部の寺院では「神社の御朱印帳には書けない」と対応されるケースがまれにあるため、気になる方は分けておくと安心です。初心者の方は最初の1冊で神社もお寺もまとめて問題ありません。中級者以上で冊数が増えてきたら、地域別やテーマ別に分ける楽しみ方もあります。

一緒に巡りたい境内の見どころ5選

太閤橋(たいこうばし)は撮影スポットとしても人気

多賀大社の正面参道にかかる太閤橋は、石造りの美しいアーチが特徴的な反り橋です。豊臣秀吉が母・大政所の病気平癒を祈願した際に寄進したと伝わり、「太閤橋」の名はここに由来します。勾配がかなり急で、実際に渡ると想像以上の傾斜に驚きます。渡るのが難しい方は隣の平坦な橋を利用できるので安心してください。桜の季節や紅葉の時期は橋と自然のコントラストが美しく、写真映えするスポットです。御朱印をいただいた後、橋の上で御朱印帳を持って記念撮影する方もいます。

寿命石は延命長寿のパワースポット

本殿の奥にある寿命石は、多賀大社のなかでも特に人気のパワースポットです。鎌倉時代、東大寺再建の大役を担った俊乗坊重源上人が多賀大社に参籠し、20年の寿命延長を祈願。その加護を受けて無事に大業を成し遂げたと伝わります。寿命石の前では白い小石に願いを書いて奉納する「延命祈願」ができます(初穂料は別途)。健康長寿を願う方はもちろん、「大きなプロジェクトを最後までやり遂げたい」という願いにも通じるスポットです。御朱印参拝と合わせて立ち寄る価値があります。

奥書院庭園は国指定名勝の隠れた名所

意外と知られていないけれど、多賀大社の奥書院庭園は安土桃山時代の作庭で国指定の名勝に選ばれている本格的な庭園です。豊臣秀吉が大政所の病気平癒のお礼として寄進したもので、太閤橋や太閤倉とともに奉納されました。拝観料300円で見学できますが、参拝者の多くは存在を知らずに通り過ぎてしまいます。苔むした石組みと池泉回遊式の景観は、安土桃山時代の美意識をそのまま残しており、御朱印めぐりの合間に静かな時間を過ごしたい方には格好の場所です。所要時間は15〜20分程度です。

御神門とご神木で多賀大社の歴史を体感する

太閤橋を渡り参道を進むと、立派な御神門が迎えてくれます。この門をくぐると空気が変わるように感じる方も多く、神域に入る区切りとしての役割があります。境内にはご神木の大木もあり、何百年という時間の重みを感じられます。多賀大社の歴史は古事記の時代にまで遡り、創建は不詳ながら少なくとも奈良時代には存在していたとされます。伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)を祀る神社として、「命の親神さま」とも称されてきました。歴史に思いを馳せながら参拝すると、御朱印をいただく体験がより深い意味を帯びてきます。

Q. 多賀大社の参拝所要時間はどのくらい?
A. 参拝だけなら10〜15分、御朱印をいただく時間を含めて30〜45分が目安です。奥書院庭園や寿命石もじっくり巡るなら60〜90分は確保しておくと余裕があります。

いただく前に知っておきたい参拝マナー

御朱印は参拝後にいただくのが基本マナー

御朱印は「参拝した証」としていただくものなので、本殿での参拝を済ませてから授与所に向かうのが基本です。先に御朱印をもらってから参拝する方も見受けられますが、これは本来の順序から外れています。多賀大社では特に順序を強制されることはありませんが、気持ちよく参拝するためにも「手水舎で清める → 本殿で参拝 → 授与所で御朱印」の流れを守りましょう。参拝時の作法は「二拝二拍手一拝」。多賀大社は神社なので、お寺のように合掌だけで済ませないよう注意してください。

御朱印帳の渡し方と受け取り方のポイント

授与所では、御朱印帳を書いていただきたいページに開いた状態で渡します。「こちらにお願いします」と伝えると、どこに書けばよいか伝わりやすいです。複数種類いただく場合は「3種類すべてお願いします」と最初に伝えましょう。書き上がったら番号札で呼ばれるので、受け取る際は両手で丁寧に受け取ります。初穂料は御朱印帳を渡す際に一緒に納めるか、受け取り時に納めるか、神社によって異なります。多賀大社では受け取り時に納める形が一般的です。お釣りが出ないように小銭を用意しておくとスマートです。

服装や持ち物で気をつけること

多賀大社は一般的な神社参拝なので、ドレスコードはありません。ただし、神聖な場所への敬意として、過度に露出の多い服装やビーチサンダルなどは避けたほうが無難です。太閤橋は勾配が急なので、ヒールの高い靴だと渡りにくい場合があります。歩きやすい靴がおすすめです。持ち物としては、御朱印帳のほかに小銭(300円×いただく御朱印数+御朱印帳代)、カメラやスマートフォン(境内撮影OK)があれば十分です。夏場は日陰が少ない参道もあるので、帽子や飲み物を忘れずに。

⚠️ 参拝マナー・注意点

御朱印帳を忘れて書き置きしかもらえなかった、という声は意外と多いです。多賀大社は直書きが基本のため、御朱印帳がないと対応してもらえない可能性があります。出発前に「御朱印帳・小銭・カメラ」の3点チェックを習慣にしましょう。

周辺のお食事処で参拝後のひと息を

多賀大社の門前町には、参拝後に立ち寄れるお食事処や甘味処が点在しています。名物は「糸切餅」で、多賀大社参拝のお土産として古くから親しまれています。赤・青・白の縞模様が特徴的な餅菓子で、参道沿いの「糸切餅総本家 多賀や」などで購入できます。御朱印をいただいた後に糸切餅をいただきながら御朱印帳を眺める——そんな楽しみ方も多賀大社参拝の醍醐味です。ランチには近江牛を使った定食を出すお店もあるので、時間に余裕がある方は食事も計画に入れておくとよいでしょう。

アクセス|電車・車・バスの行き方を比較

電車なら近江鉄道「多賀大社前駅」が最寄り

多賀大社への電車でのアクセスは、近江鉄道多賀線「多賀大社前駅」が最寄りです。駅から多賀大社までは徒歩約10分。参道沿いにお土産屋や飲食店が並んでいるので、歩いていて退屈しません。近江鉄道へはJR東海道本線「彦根駅」で乗り換えます。京都駅からは新快速で彦根駅まで約50分、乗り換えて多賀大社前駅まで約10分、合計所要時間は約70〜80分です。大阪駅からでも約90分で到着できるため、関西圏からの日帰り参拝が十分可能な距離です。

車でのアクセスは名神高速「彦根IC」が便利

車の場合は名神高速道路「彦根IC」から約10分で多賀大社に到着します。駐車場は無料で、境内周辺に約300台分のスペースがあります。正月三が日は臨時駐車場も開放されますが、それでも午前10時を過ぎると満車になることが多いです。通常の土日であれば駐車に困ることはほとんどありません。カーナビには「多賀大社」と入力すれば到着できます。名古屋方面からは名神高速で約1時間、大阪方面からは約1時間30分が目安です。高速料金は彦根ICまで大阪から片道約3,000円前後です。

バスならJR彦根駅から湖国バスが運行

JR彦根駅からは湖国バス多賀線が運行しており、「国道多賀大社前」バス停で下車すれば徒歩約3分で到着します。バスの所要時間は約15分で、本数は1時間に1〜2本程度です。時刻表は事前に確認しておくことをおすすめします。近江鉄道の本数が少ない時間帯はバスのほうが便利な場合もあります。ただし、土日ダイヤは平日より本数が減ることがあるため、帰りのバス時刻も把握しておきましょう。バス料金は片道約350円です。

比較項目 電車 バス
所要時間(大阪から) 約90分 約90分 彦根駅から15分
費用(片道目安) 約2,000円 高速代約3,000円+ガソリン代 約350円(彦根駅から)
駐車場 不要 無料(約300台) 不要
おすすめの人 1人〜2人の参拝 家族・グループ 彦根観光と組み合わせ

彦根城とセットで巡る半日モデルコース

多賀大社は彦根エリアにあるため、国宝・彦根城とセットで巡る半日プランが効率的です。午前中に彦根城を観光し(所要時間約90分)、ランチを彦根城下で済ませてから多賀大社へ移動すると、14:00頃に到着して余裕をもって御朱印をいただけます。彦根城から多賀大社までは車で約15分、電車でも約30分(JR彦根駅→近江鉄道→多賀大社前駅)です。御朱印集めと城めぐりを組み合わせれば、滋賀の歴史を一日で堪能できるプランになります。

歴史的背景|なぜ「お多賀さん」は特別なのか

伊邪那岐命・伊邪那美命を祀る「命の親神さま」

多賀大社の御祭神は伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)。古事記によれば、日本列島と八百万の神々を生み出した「国生みの神」です。そのため多賀大社は「命の親神さま」とも呼ばれ、延命長寿・縁結び・厄除けのご利益で信仰されてきました。御朱印に込められた「多賀大社」の墨書きは、この壮大な神話の歴史を受け継ぐ証でもあります。初穂料300円で日本最古級の神話と直結した御朱印をいただけると考えると、その価値は計り知れません。

「お伊勢参らばお多賀へ参れ」の言い伝え

古くから「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」という俗謡が伝わっています。伊勢神宮の御祭神・天照大御神はイザナギ・イザナミの子であるため、「伊勢の親にあたるお多賀さんにもお参りすべき」という意味です。この言い伝えからもわかるように、多賀大社は伊勢神宮と並ぶ格式を持つ神社として古来より崇敬されてきました。御朱印を集める際にも、伊勢神宮と多賀大社をセットで参拝する方は多く、両方の御朱印を並べると「親子の関係」が御朱印帳上にも表現される面白さがあります。

📖 知っておくと楽しい豆知識

実は多賀大社は、お伊勢さんよりも歴史が古いという説もあります。古事記において、イザナギノミコトが隠居した地が「近江国の多賀」であると記されていることから、伊勢神宮成立以前から聖地として認識されていた可能性があるのです。御朱印をいただく際に、そんな悠久の歴史に思いを馳せてみてください。

豊臣秀吉と多賀大社の深い関わり

多賀大社と豊臣秀吉の関係は特に深く、境内の太閤橋・奥書院庭園・太閤倉はいずれも秀吉の寄進によるものです。天正16年(1588年)、秀吉の母・大政所が病に倒れた際、秀吉は多賀大社に病気平癒を祈願し、米1万石を寄進しました。母の病が快復したお礼として太閤橋などが奉納されたと伝わります。戦国時代最高の権力者が頼った神社であるという事実は、多賀大社の霊験の高さを物語っています。歴史好きの方にとっては、御朱印とともに秀吉ゆかりの史跡を巡る楽しみが加わります。

多賀大社御朱印を通じて感じる「延命長寿」の願い

多賀大社の御朱印には、長い歴史のなかで人々が「命を長らえたい」「大切な人に健やかでいてほしい」と願い続けてきた祈りが込められています。重源上人の寿命石伝説、秀吉の母の病気平癒祈願、そして現代でも年間170万人が参拝する事実——時代を超えて人々を引きつけるのは「命の親神さま」としての普遍的な信仰力です。御朱印をいただくことは単なるスタンプラリーではなく、千年以上続く信仰の歴史に自分も連なるという体験です。そう考えると、300円の初穂料が持つ意味は金額以上のものがあります。

めぐりを10倍楽しむための周辺スポット

多賀大社と合わせて巡りたい滋賀の御朱印スポット3選

多賀大社を参拝するなら、近隣の御朱印スポットも合わせて巡ると一日の充実度が上がります。まず「日吉大社」(大津市)は全国の日吉・日枝・山王神社の総本宮で、御朱印の種類が豊富。次に「竹生島 宝厳寺」(長浜市)は琵琶湖に浮かぶ島の寺院で、船に乗って参拝する特別感があります。最後に「建部大社」(大津市)は近江国一宮で格式の高い御朱印がいただけます。いずれも多賀大社から車で30〜60分圏内にあり、1日で2〜3社巡ることが可能です。

門前町の糸切餅と近江グルメで参拝後のご褒美を

多賀大社の門前町で外せないのが名物「糸切餅」です。薄い餅皮のなかにこしあんが入った素朴なお菓子で、赤と青の線が入った独特のビジュアルが目印。1箱10個入りで600〜700円程度とお手頃で、お土産にも自分用にもぴったりです。門前町にはそば処やうどん屋もあり、参拝後の軽い食事に困りません。少し足を延ばせば彦根エリアの近江牛レストランにも行けるので、御朱印参拝をグルメ旅と組み合わせるプランも人気です。御朱印帳を眺めながら糸切餅をほおばる時間は、多賀大社参拝の余韻を楽しむのに最適です。

季節ごとの多賀大社の楽しみ方

多賀大社は四季折々に異なる表情を見せます。春(3〜4月)は境内のしだれ桜が見事で、太閤橋と桜のコントラストは撮影必須。4月22日の古例大祭は多賀大社最大の祭礼で、境内が華やかな雰囲気に包まれます。夏(7〜8月)は万灯祭が行われ、約12,000灯の提灯が境内を照らす幻想的な光景が広がります。秋(10〜11月)は紅葉と奥書院庭園の組み合わせが絶景。冬(12〜1月)は初詣の参拝者で賑わいますが、2月以降は静かに参拝できる穴場の時期です。御朱印のデザインは通年同じですが、季節によって境内の雰囲気は大きく変わるため、リピート参拝の価値があります。

⛩️ 御朱印めぐり帖調べ|多賀大社と周辺スポット比較

・多賀大社:御朱印3種類/各300円/直書き対応/所要時間45〜90分
・日吉大社:御朱印5種類以上/各300〜500円/直書き対応/所要時間60〜120分
・竹生島 宝厳寺:御朱印3種類/各300円/直書き対応/所要時間90〜120分(船の時間含む)
・建部大社:御朱印2種類/各300円/直書き対応/所要時間30〜60分

初心者におすすめの「多賀大社から始める御朱印デビュー」プラン

御朱印集めをこれから始めたい初心者の方には、多賀大社を「デビューの地」にすることをおすすめします。理由は3つあります。まず、御朱印の種類が3種類とシンプルで迷いにくいこと。次に、直書き対応なので「御朱印帳に書いてもらう体験」を最初から味わえること。そして、オリジナル御朱印帳が1,500円で購入できるため、手ぶらで行っても問題ないことです。おすすめのプランは、午前中に多賀大社で御朱印帳を購入して3種類の御朱印をいただき、午後は彦根城観光。帰りに糸切餅を買って帰る半日コースです。交通費・御朱印帳・御朱印3種・昼食を含めても予算5,000〜7,000円程度で収まります。

ついてのよくある疑問をまるっと解決

多賀大社御朱印は書き置き?直書き?どちらで対応?

多賀大社の御朱印は基本的に直書き対応です。御朱印帳を持参すれば、その場で神職の方が筆で書いてくださいます。書き置き(あらかじめ和紙に書かれたもの)は、正月などの繁忙期に限って対応されることがありますが、通常時は直書きが基本です。直書きのメリットは、その日の日付が入ること、墨の濃淡や筆運びに個性が出ること、御朱印帳に直接書かれる一体感があることです。御朱印集めの醍醐味を味わうなら、やはり直書きがおすすめです。御朱印帳を忘れないように事前準備を万全にして参拝しましょう。

多賀大社御朱印の初穂料は?お釣りはもらえる?

初穂料は3種類いずれも各300円です。お釣りは出してもらえますが、あくまで初穂料は「お金を払う」のではなく「神さまに納める」ものです。できるだけぴったりの金額を用意するのがマナーとされています。3種類すべていただく場合は900円、御朱印帳も購入するなら2,400円を小銭やお札で用意しておくとスマートです。1万円札しかない場合は、参道のお店で先に買い物をして崩しておくとよいでしょう。自動販売機で飲み物を買って小銭を作るのも一つの方法です。

御朱印は代理でいただける?郵送対応はある?

多賀大社の御朱印は、原則として本人参拝が前提です。ただし、家族が病気で参拝できないなどの事情がある場合、代理でいただけるケースもあります。窓口で事情を説明すれば対応してもらえることが多いですが、あくまで神社の判断に委ねられます。郵送での御朱印授与は、多賀大社では基本的に行っていません。コロナ禍で一時期郵送対応した神社もありましたが、多賀大社については公式サイトでの案内を確認してください。やはり自分の足で参拝し、その場でいただくのが御朱印本来の姿です。

Q. 多賀大社で御朱印以外にいただける授与品は?
A. しゃもじ型の「お多賀杓子」(延命長寿のお守り)、縁結びのお守り、厄除けのお守り、絵馬などが授与されています。しゃもじは多賀大社のシンボル的存在で、500〜1,000円程度です。御朱印と一緒に記念品として求める方が多いです。

子ども連れでも参拝しやすい?ベビーカーは使える?

多賀大社の境内は比較的平坦で、子ども連れでも参拝しやすい環境です。ただし太閤橋は勾配が急なので、ベビーカーでの通行は困難です。その場合は橋の横にある平坦な通路を利用すれば問題ありません。本殿までの参道は砂利道ですが、ベビーカーが通れないほどではありません。トイレは境内に複数あり、駐車場から本殿までの距離も短いので、小さなお子さんがいるご家族でもストレスなく参拝できます。七五三の時期には子ども連れの家族で賑わうこともあり、子ども歓迎の雰囲気がある神社です。

※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。

まとめ|多賀大社御朱印で始める滋賀の御朱印めぐり

多賀大社の御朱印は3種類、いずれも直書きで各300円。「お多賀さん」の愛称で親しまれるこの古社は、伊邪那岐命・伊邪那美命を祀る「命の親神さま」として千年以上の信仰を集めてきました。御朱印帳を持って参拝すれば、その長い歴史の一端に自分も連なることができます。アクセスも関西圏から日帰り圏内で、境内は初心者にもわかりやすいコンパクトな造り。御朱印デビューの地としても、コレクションに加える一体としても、多賀大社は満足度の高い参拝先です。

最後に、この記事のポイントを整理しておきます。

  • 御朱印は3種類(通常・縁むすび・恋むすび)、各300円・直書き対応
  • 受付時間は8:30〜16:30、余裕をもって16:00までに授与所へ
  • オリジナル御朱印帳は1,500円、授与所で購入可能
  • 境内の見どころは太閤橋・寿命石・奥書院庭園(国指定名勝・300円)
  • アクセスは近江鉄道「多賀大社前駅」徒歩10分、車なら彦根ICから10分
  • 正月・例大祭は混雑するため、閑散期(2月・6月・9月)が狙い目
  • 彦根城とセットの半日プランが効率的でおすすめ

まずは御朱印帳と小銭を準備して、多賀大社への参拝計画を立ててみてください。「お伊勢参らばお多賀へ参れ」——伊勢神宮とセットで巡るもよし、滋賀の御朱印スポットをハシゴするもよし。あなたの御朱印めぐりの新しいページが、多賀大社から始まります。

※御朱印の初穂料・受付時間・授与品の内容は変更される場合があります。参拝前に多賀大社公式サイトで最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

御朱印集めをきっかけに神社仏閣の世界にハマった参拝好き。御朱印のデザインや歴史的な背景はもちろん、参拝マナーやアクセス情報など、初めての方にもわかりやすい記事を心がけています。

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