諏訪大社で御朱印をいただきたいけれど、「四社それぞれで違う御朱印がもらえるの?」「全部回るとどれくらい時間がかかる?」と気になっていませんか。諏訪大社は上社前宮・上社本宮・下社春宮・下社秋宮の四社から成り、それぞれ独自の御朱印を授与しています。四社すべてを巡ると記念品までいただける特典もあり、御朱印集めの醍醐味を存分に味わえるスポットです。この記事では、諏訪大社御朱印の種類・初穂料・受付時間から、効率の良い回り方、限定御朱印の情報、四社巡りの記念品まで、参拝前に知っておきたい情報をまるごとお伝えします。
・諏訪大社四社それぞれの御朱印の種類と初穂料
・四社巡りの効率的なルートと所要時間
・限定御朱印(御神渡り御朱印など)の入手方法
・四社巡り達成でもらえる記念品の受け取り方
諏訪大社御朱印は全部で何種類?|四社それぞれの御朱印を徹底解説

四社で異なるデザインの御朱印がいただける理由
諏訪大社は全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で、上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)の四社で一つの神社を構成しています。それぞれが独立した社殿と授与所を持つため、四社それぞれで別の御朱印が用意されています。初穂料は各社500円で統一されており、四社すべて回ると合計2,000円です。御朱印には各社の社名と参拝日が墨書きされ、朱印のデザインも微妙に異なります。四社それぞれに個性があるからこそ、「同じ神社なのに4つの違いを楽しめる」というのが諏訪大社御朱印の大きな魅力です。御朱印集めを始めたばかりの方にとっても、一度の旅行で4つの御朱印が集まるのは達成感があります。ただし四社間は車で10〜30分ほど離れているため、徒歩だけで回ろうとすると1日では難しい点に注意してください。
上社本宮の御朱印|諏訪大社の中心的存在
上社本宮は諏訪大社四社の中でも最大規模の社殿を誇り、参拝者数も最多です。御朱印は「諏訪大社 上社本宮」と墨書きされ、「信濃國一之宮」の印が押されます。授与所の受付時間は9:00〜16:30頃で、御朱印帳への直書きが基本です。上社本宮は諏訪ICから車で約5分とアクセスが良く、駐車場も無料で約150台分あります。御朱印をいただく窓口は拝殿に向かって左手の授与所にあり、混雑時は10〜15分ほど待つこともあります。初めて諏訪大社を訪れるなら、まず本宮から参拝を始める方が多いです。境内には樹齢約1,000年の「大欅(けやき)」や温泉の手水など見どころも多く、御朱印待ちの時間も退屈しません。
上社前宮の御朱印|諏訪信仰の原点で静かにいただく
上社前宮は諏訪信仰発祥の地とされ、四社の中では最も素朴で静謐な雰囲気が漂います。御朱印には「諏訪大社 上社前宮」と墨書きされます。他の三社に比べて参拝者が少ないため、待ち時間なしでいただけることがほとんどです。上社本宮から車で約5分、徒歩でも15分ほどの距離にあります。授与所は鳥居をくぐってすぐの社務所にあり、受付時間は9:00〜16:00頃です。前宮の特徴は、本殿の脇を流れる清流「水眼(すいが)」の透明度の高さ。御朱印をいただいた後にこの清流を眺める時間は格別です。ただし前宮は本殿まで坂道を上る必要があり、足元が悪い日は滑りやすいので歩きやすい靴で訪れてください。
下社春宮・秋宮の御朱印|温泉街からアクセスしやすい二社
下社春宮と下社秋宮は下諏訪町に位置し、中山道の宿場町の風情が残るエリアにあります。春宮の御朱印は「諏訪大社 下社春宮」、秋宮は「諏訪大社 下社秋宮」と墨書きされます。両社とも初穂料500円、受付時間は9:00〜16:30頃です。秋宮は下諏訪駅から徒歩約10分と電車でのアクセスが良く、春宮は秋宮から徒歩約15分の距離にあります。秋宮の境内には「御神湯」と呼ばれる温泉の手水があり、冬場でも温かいお湯で手を清められるのが嬉しいポイントです。春宮は杉の御神木「結びの杉」が有名で、縁結びの御利益を求める参拝者にも人気があります。下社二社は比較的近いので、徒歩で回れるのが車なしの方には助かります。
| 名称 | 諏訪大社(四社) |
| 所在地 | 長野県諏訪市・茅野市・下諏訪町 |
| 御朱印 | 各社500円(直書き) |
| 受付時間 | 9:00〜16:30頃(前宮は16:00頃まで) |
| 拝観料 | 無料 |
| アクセス | 上社:諏訪ICから車5分/下社:下諏訪駅から徒歩10分 |
諏訪大社御朱印の限定版を見逃さない|季節限定・特別御朱印の最新情報
御神渡り御朱印|冬季限定の希少な一枚
諏訪大社では毎年2月1日頃から「御神渡り(おみわたり)御朱印」が枚数限定で頒布されます。諏訪湖の御神渡り現象にちなんだ特別な御朱印で、初穂料は1,000円です。上社本宮と下社秋宮の授与所で取り扱いがあり、なくなり次第終了となります。御神渡りとは、冬に諏訪湖の湖面が全面結氷し、氷がせり上がって筋状の隆起ができる現象のこと。この現象が起きた年だけ「御神渡り」と認定され、諏訪大社の神官が拝観する神事が行われます。近年は暖冬の影響で御神渡りが起きない年も多く、御朱印の希少性がさらに高まっています。冬に諏訪を訪れる予定がある方は、2月上旬を狙うと入手チャンスがあります。ただし数量限定のため、頒布開始から数日で終了することもある点は覚悟してください。
夏詣限定御朱印帳|夏の参拝を彩る特別デザイン
諏訪大社では7月中旬から「夏詣(なつもうで)」限定の御朱印帳が頒布されることがあります。夏詣とは、年の後半の無事を祈る新しい参拝文化で、全国の神社で広がりを見せています。諏訪大社の夏詣御朱印帳は諏訪の自然をモチーフにしたデザインが特徴で、通常の御朱印帳とは別のカラーリングで展開されます。初穂料は2,000円前後で、こちらも数量限定です。夏の諏訪は花火大会(8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会)と合わせて訪れる方が多く、この時期は授与所も混み合います。限定御朱印帳を確実に入手したい方は、頒布初日の午前中に訪れるのがおすすめです。なお通年の御朱印帳は1,000〜1,500円程度で、四社巡り用の専用ページ付きタイプもあります。
「信濃國一之宮」の御朱印|格式を感じる特別な一体
諏訪大社は信濃国(現在の長野県)の一之宮です。上社本宮では通常の御朱印に加えて「信濃國一之宮」の朱印が押されるのが特徴です。一之宮とは、その地域で最も社格が高いとされる神社のこと。全国一の宮御朱印帳を持参すれば、専用ページに書いていただくことも可能です。全国の一之宮を巡る「一之宮巡り」をしている方にとって、諏訪大社は外せない一社です。一之宮巡り専用の御朱印帳は全国一の宮会が発行しており、各一之宮で購入できます。ただし諏訪大社では上社本宮でのみ一之宮としての御朱印対応を行っている点に注意してください。前宮や下社で「一之宮の御朱印を」とお願いしても対応してもらえないケースがあります。
諏訪大社の御朱印に押される「梶の葉」紋は、諏訪大社の神紋です。上社は「諏訪梶」(根が4本)、下社は「明神梶」(根が5本)とデザインが異なります。御朱印をいただいたら、朱印の梶の葉模様を見比べてみてください。上社と下社で紋が違うことに気づくと、四社巡りがもっと楽しくなります。
もらう前に知っておきたい参拝マナーと準備

御朱印帳は事前に用意すべき?現地購入でも大丈夫?
結論から言えば、現地で御朱印帳を購入しても問題ありません。諏訪大社の各社では1,000〜2,000円程度で御朱印帳を販売しています。特に上社本宮と下社秋宮は品揃えが豊富で、四社巡り専用の御朱印帳もあります。ただし、すでに手持ちの御朱印帳がある方はそちらを使えば初穂料500円×4社=2,000円だけで済みます。現地購入の御朱印帳には最初のページに購入した社の御朱印を書いてもらえるので、新しい帳面で始めたい方には便利です。注意点として、前宮は授与所の規模が小さく、御朱印帳の種類が限られることがあります。御朱印帳を現地調達する予定なら、本宮か秋宮で購入するのが選択肢の幅が広いです。
御朱印をいただく際の正しい手順|参拝が先、御朱印は後
御朱印は「参拝の証」です。必ず先に参拝(二礼二拍手一礼)を済ませてから、授与所で御朱印をお願いしましょう。手順は次の通りです。①鳥居で一礼→②手水で清める→③拝殿で参拝→④授与所で御朱印を依頼→⑤初穂料を納める。諏訪大社では書き置き(紙での授与)ではなく御朱印帳への直書きが基本なので、御朱印帳を開いた状態で渡すとスムーズです。混雑時は番号札を渡されて待つこともあります。「参拝せずに御朱印だけもらいに行く」のはマナー違反とされているので、たとえ時間がなくても簡単にでも手を合わせてから授与所に向かいましょう。
初穂料の渡し方|小銭を用意しておくとスムーズ
御朱印の初穂料は各社500円です。お釣りは出してもらえますが、できればちょうどの金額を用意しておくのがスマートです。四社回るなら500円×4枚=2,000円分の小銭を事前に準備しましょう。加えてお賽銭用の小銭も必要なので、合計で2,500〜3,000円程度の小銭があると安心です。授与所では財布から小銭を探す時間が後ろの方を待たせてしまうこともあります。100円玉や500円玉を小さなポーチにまとめておくと、各社でスムーズにお渡しできます。なお、近年はキャッシュレス決済を導入する神社も増えていますが、諏訪大社では現金のみの対応です。
御朱印帳を忘れて来てしまうと、書き置き(紙での授与)しかいただけない場合があります。直書き希望の方は出発前に必ず御朱印帳をカバンに入れたか確認を。また、ノートやメモ帳に御朱印を書いてもらうことはできません。御朱印帳以外への記帳は断られますので注意してください。
四社巡りの効率的な回り方|所要時間とルート
車で回る場合のベストルート|約2〜3時間で四社制覇
車利用なら「上社本宮→上社前宮→下社春宮→下社秋宮」の順がスムーズです。上社二社は車で約5分の近距離にあり、上社から下社へは国道20号線経由で約20〜25分です。下社の春宮と秋宮も車で5分ほどの距離です。各社での参拝・御朱印受け取りに20〜30分、移動を含めて合計2〜3時間が目安になります。駐車場は四社とも無料で、本宮は約150台、秋宮は約50台、前宮と春宮はそれぞれ20〜30台分あります。繁忙期(正月・GW・紅葉シーズン)は本宮と秋宮の駐車場が満車になることがあるため、午前9時台の早い時間帯に出発すると余裕を持って回れます。
電車・バスで回る場合|下社から攻めるのが正解
公共交通機関利用の場合は「下社秋宮→下社春宮→上社本宮→上社前宮」のルートが効率的です。JR下諏訪駅から秋宮まで徒歩約10分、秋宮から春宮まで徒歩約15分と、下社二社は駅から歩いて回れます。下社から上社へはJR中央本線で下諏訪駅→茅野駅に移動し、茅野駅からバスまたはタクシーで上社本宮へ向かいます(バスで約15分、タクシーで約10分・1,500円程度)。上社本宮から前宮は徒歩15分です。全体の所要時間は移動含めて4〜5時間を見ておきましょう。注意点として、バスの本数は1時間に1〜2本と少ないため、事前に時刻表を確認しておかないと待ち時間でスケジュールが崩れます。
半日プラン・1日プランの使い分け|自分のペースで選ぶ
「御朱印だけサクッと集めたい」なら車利用の半日プラン(午前中に四社制覇)で十分です。一方、「境内をゆっくり散策し、周辺の温泉やグルメも楽しみたい」なら1日プランがおすすめです。1日プランの場合、午前中に上社二社を参拝→昼食は上諏訪エリアで信州そば→午後に下社二社を参拝→下諏訪温泉で汗を流す、という流れが王道です。御朱印集め中級者の方は、四社巡りに加えて近隣の手長神社や八剱神社にも足を延ばすとさらに充実します。こだわり派の方なら、各社の御柱(おんばしら)4本をすべて確認しながら回ると、7年に一度の御柱祭への理解も深まります。
| 比較項目 | 車プラン | 電車・バスプラン | 1日ゆったりプラン |
|---|---|---|---|
| 所要時間 | 2〜3時間 | 4〜5時間 | 6〜7時間 |
| 交通費 | ガソリン代のみ | 電車+タクシー約2,500円 | 交通費+温泉代 |
| おすすめの人 | 効率重視の方 | 車なしの方 | 旅行として楽しみたい方 |
| 御朱印費用 | 2,000円(四社分) | 2,000円(四社分) | 2,000円+α |
四社巡り記念品|達成条件ともらい方

四社巡りの記念品はどこでもらえる?条件を解説
諏訪大社の四社すべてで御朱印をいただくと、最後に参拝した社の授与所で「四社巡り記念品」を受け取ることができます。条件は「同日中に四社の御朱印を集めること」ではなく、「四社分の御朱印が揃っていること」です。つまり、何日かに分けて巡っても問題ありません。最後の社で御朱印をいただく際に「四社巡りました」と伝えれば、御朱印帳の四社分を確認のうえ、記念品を渡してもらえます。記念品は「落雁(らくがん)」が定番で、諏訪大社の御神紋「梶の葉」がかたどられた和菓子です。無料でいただけるため、初穂料以外の追加費用はかかりません。四社巡りの達成感と合わせて、嬉しいご褒美です。
記念品を確実にもらうための注意点
記念品は数に限りがある日もあるため、確実にもらいたい方は午前中のうちに四社巡りを完了させましょう。特に正月三が日や大型連休は参拝者が多く、記念品が品切れになるケースがあります。また、書き置きの御朱印(紙で渡されたもの)でも四社分が揃っていれば記念品の対象になります。御朱印帳に貼り付けていなくても、4枚の書き置きを見せれば確認してもらえます。逆に、御朱印帳を複数冊に分けて四社を記帳している場合は、すべての帳面を持参する必要があります。「1冊に4つ揃っていないとダメ」というルールはありませんが、確認のためにすべて見せられる状態にしておきましょう。
四社巡りを達成した後のおすすめ|御朱印帳を飾る楽しみ方
四社巡りを達成したら、御朱印帳を見開きで飾ってみるのも一つの楽しみ方です。諏訪大社の四社御朱印は並べると統一感がありながらも各社の個性が際立ち、見応えがあります。御朱印帳スタンドは100均や文具店で500〜1,000円程度で手に入ります。また、四社巡りの達成をSNSにアップする方も多く、#諏訪大社御朱印 #四社巡り のハッシュタグは参考になる投稿が豊富です。中級者の方は次のステップとして、全国一之宮巡りに挑戦するのも面白いでしょう。諏訪大社が信濃國一之宮なので、すでに1社クリアしたことになります。こだわり派の方は御柱祭の年(次回は2028年)に合わせて再訪し、御柱祭限定の御朱印を狙うのもおすすめです。
四社巡りの記念品(落雁)は無料。四社分の御朱印が揃った状態で最後の社の授与所に申し出ればOK。同日中に回る必要はないので、何回かに分けて巡っても問題ありません。
初心者がやりがちな失敗3選|事前に防げるトラブル
失敗①:拝観時間ギリギリに行って御朱印受付が終了していた
諏訪大社の御朱印受付は16:00〜16:30頃に終了します。「拝観時間は17時まで」と思って16時過ぎに到着すると、授与所のシャッターが閉まっていることがあります。特に冬季(11月〜2月)は日没が早いため、受付終了が16:00に早まるケースもあります。四社巡りをするなら遅くとも14時までには最初の社をスタートし、16時前にはすべて回り終える計画にしましょう。対策として、午前中スタートを基本にすれば時間切れの心配はありません。万が一間に合わなかった場合は翌日に改めて参拝すれば問題ないですが、旅行日程によっては再訪できないこともあるので余裕を持ったスケジュール組みが大切です。
失敗②:四社の場所が離れていることを知らず歩いて回ろうとした
「同じ神社なら隣接しているだろう」と思い込んで徒歩で全部回ろうとする方がいますが、上社(諏訪市・茅野市)と下社(下諏訪町)は約13km離れています。徒歩だと片道2時間半以上かかり、四社すべてを歩いて回るのは現実的ではありません。下社の春宮と秋宮は徒歩15分の近距離ですが、上社の前宮と本宮も徒歩15分、そして上社から下社への移動が最大のネックです。対策としては、車・タクシー・バスのいずれかを利用して上社⇔下社間を移動しましょう。タクシーなら片道3,000〜4,000円程度です。レンタカーは諏訪湖周辺に複数店舗あり、半日3,000〜5,000円で借りられます。
失敗③:限定御朱印の頒布期間を確認せずに訪れた
「御神渡り御朱印が欲しい」と思って3月に訪れたものの、すでに頒布終了していた——という失敗もよく聞きます。限定御朱印は頒布期間や枚数が決まっており、告知は諏訪大社の公式サイトやSNSで行われます。頒布開始から1〜2週間で終了することも珍しくありません。対策として、限定御朱印を狙う場合は事前に公式サイトで頒布情報を確認し、頒布初日〜3日以内に訪れるのが確実です。通常の四社御朱印は通年いつでもいただけるので、限定にこだわらなければ時期を選ぶ必要はありません。初めての方はまず通常の四社御朱印を集めることに集中し、限定御朱印は2回目以降の楽しみにするのも一つの考え方です。
授与所が混雑している時に「急いでいるので早く書いてください」と催促するのはマナー違反です。御朱印は一体一体丁寧に書いていただくもの。時間に余裕を持って参拝計画を立てましょう。また、御朱印をいただく際にスマホで撮影する方がいますが、書いている最中の撮影は控えてください。
一緒に楽しみたい境内の見どころ|参拝が10倍楽しくなる
上社本宮の見どころ|温泉手水と千年の大欅
上社本宮の境内に入ると、まず目に入るのが温泉が湧き出る「明神湯」の手水です。温度は約60℃あり、冬場の冷えた手を温めながら清められるのは諏訪ならではの体験です。また、拝殿手前にそびえる大欅(おおけやき)は樹齢約1,000年とされ、幹周り8.5mの堂々たる姿に圧倒されます。本宮は「幣拝殿」「片拝殿」が重要文化財に指定されており、江戸時代の建築技術を間近で見られます。御朱印待ちの間に境内を散策すれば、四隅に立つ御柱(一之御柱〜四之御柱)も見つかります。御柱は7年ごとの御柱祭で曳き建てられる巨木で、次回の建て替えは2028年です。境内の所要時間は参拝と御朱印合わせて30〜40分が目安です。
下社秋宮の見どころ|日本一の青銅製狛犬
下社秋宮の参道を進むと、高さ1.7mの巨大な青銅製狛犬が出迎えてくれます。この狛犬は「日本一の大きさ」とも言われ、迫力のある表情は一見の価値があります。また、秋宮の神楽殿に掛かる注連縄(しめなわ)は出雲大社を思わせる太さで、重さ約500kgとされています。拝殿奥には御神木の「根入りの杉」があり、夜になると枝先が下がっていびきをかいて眠ると伝えられる、ユニークな伝説を持つ木です。御朱印をいただいた後は、秋宮のすぐそばにある「新鶴本店」の塩羊羹をお土産に買う方も多いです。中山道の宿場町の雰囲気が残る門前通りを歩くのも楽しい時間です。
意外と知られていない前宮の魅力|「水眼の清流」は隠れたパワースポット
実は四社の中で最もスピリチュアルな空気感を持つのが上社前宮です。前宮は諏訪信仰の発祥地であり、大祝(おおほうり)の居館跡である「神殿(ごうどの)」が境内にあります。本殿横を流れる「水眼(すいが)の清流」は、霧ヶ峰を水源とする透明度の高い湧水で、夏場でも水温が低く手を浸すとひんやりします。他の三社に比べて参拝者が少ないため、静かに手を合わせたい方に向いています。意外と知られていないのですが、前宮の本殿は四社の中で唯一「本殿」が建てられている社です。他の三社は御神体を自然物(山・木)としているため本殿を持たず、幣拝殿のみの構造になっています。この違いを知っているだけで、各社を見る目が変わります。
下社春宮と万治の石仏|徒歩5分で出会える不思議な石仏
下社春宮の境内奥を流れる砥川(とがわ)の対岸に、「万治の石仏(まんじのせきぶつ)」があります。高さ2m以上の自然石の上に小さな頭部が乗った独特のフォルムで、岡本太郎が「こんな面白いものは見たことがない」と絶賛したことで知られています。春宮から徒歩5分ほどで到着するので、御朱印をいただいた後のついでに立ち寄れます。石仏の周りを3周しながら願い事をすると叶うという言い伝えがあり、ぐるぐる回る参拝者の姿が見られます。春宮自体も「結びの杉」と呼ばれる御神木が2本の幹が1つに結ばれた形をしており、縁結びのパワースポットとして人気です。御朱印と合わせて、春宮エリアだけで30〜40分は楽しめます。
諏訪大社は「本殿を持たない神社」として有名ですが、正確には前宮だけは本殿があります。上社本宮は背後の守屋山を御神体、下社春宮・秋宮は御神木を御神体としているため本殿が不要なのです。この「自然そのものを神とする」信仰は、日本最古級の神社ならではの特徴です。
料金・所要時間を比較|四社の違いが一目でわかる
四社の御朱印情報を比較表でチェック
諏訪大社四社の御朱印に関する基本情報を一覧にまとめました。初穂料は四社とも500円で統一されていますが、受付時間や混雑状況、アクセスのしやすさには差があります。下の表で各社の特徴を比較して、自分の参拝プランに合った回り方を考えてみてください。前宮は受付終了が早い傾向にあるので、後半に回す場合は時間に注意が必要です。本宮と秋宮はアクセスが良い分、混雑しやすい傾向があります。逆に前宮と春宮は比較的空いているので、静かに御朱印をいただきたい方にはおすすめです。
| 比較項目 | 上社本宮 | 上社前宮 | 下社秋宮 | 下社春宮 |
|---|---|---|---|---|
| 初穂料 | 500円 | 500円 | 500円 | 500円 |
| 受付時間 | 9:00〜16:30 | 9:00〜16:00 | 9:00〜16:30 | 9:00〜16:30 |
| 混雑度 | ★★★(混みやすい) | ★(空いている) | ★★★(混みやすい) | ★★(やや空き) |
| 駐車場 | 約150台(無料) | 約20台(無料) | 約50台(無料) | 約30台(無料) |
| 最寄り駅 | 茅野駅(バス15分) | 茅野駅(バス20分) | 下諏訪駅(徒歩10分) | 下諏訪駅(徒歩20分) |
御朱印めぐり帖調べ|費用の総額シミュレーション
諏訪大社の四社巡りにかかる費用を、交通手段別にまとめました。御朱印の初穂料は2,000円(500円×4社)で固定ですが、交通費や御朱印帳代で総額が変わります。車利用の場合:御朱印代2,000円+ガソリン代(諏訪エリア内周遊で約500円)=約2,500円。電車利用の場合:御朱印代2,000円+電車賃(下諏訪→茅野230円)+タクシー代(約1,500円)=約3,730円。御朱印帳を現地購入する場合はさらに1,000〜2,000円が加算されます。ランチや温泉を含めると、1日で5,000〜8,000円程度の予算を見ておけば余裕を持って楽しめます。御朱印集め自体は決して高額な趣味ではなく、一社あたり500円で世界に一つだけの墨書きをいただける体験はコストパフォーマンスが高いと言えます。
季節別のおすすめ時期|混雑を避けて快適に参拝するコツ
諏訪大社の参拝におすすめの季節は、4〜5月の春と10〜11月の秋です。気候が穏やかで境内散策が気持ちよく、紅葉シーズンの秋宮は特に美しい景色が広がります。混雑を避けるなら平日が断然おすすめで、土日祝日の午前中は修学旅行や団体バスツアーと重なることがあります。最も混むのは正月三が日(初詣)で、本宮と秋宮は参拝に1時間以上並ぶこともあり、御朱印も書き置き対応になる可能性があります。夏(7〜8月)は避暑地としての諏訪の魅力があり、夏詣の限定御朱印帳が狙える時期でもあります。冬(12〜2月)は寒さが厳しいものの、御神渡り御朱印や雪景色の境内が楽しめるため、防寒対策をしっかりすれば穴場の時期です。
ついてよくある疑問を解決|知っておくと安心なQ&A
御朱印は代理でもらえる?家族や友人の分をいただけるか
結論として、諏訪大社では代理での御朱印受領は原則として認められています。ただし「参拝の証」という本来の意味を考えると、できる限り本人が参拝していただくのが望ましいとされています。代理で受ける場合は、御朱印帳を預かって持参し、「代理でお願いします」と伝えましょう。書き置きを代理で受け取ることも可能です。ただし御朱印帳1冊につき1体が基本で、「友人5人分まとめて」のような大量依頼は断られることがあります。参拝できない家族のために1〜2体いただく程度であれば、問題なく対応してもらえます。なお、転売目的での大量取得は社会問題になっており、常識的な範囲で利用してください。
子ども連れでの四社巡りは可能?ベビーカーの対応状況
諏訪大社は四社とも屋外の神社のため、子ども連れでの参拝は可能です。ただし前宮は本殿までの坂道が急で、ベビーカーでの移動は難しい場合があります。本宮・秋宮・春宮は比較的平坦な参道が多く、ベビーカーでも参拝しやすい環境です。子ども連れの場合は四社すべてを無理に回ろうとせず、本宮と秋宮の2社に絞るプランも現実的です。小学生以上のお子さんなら「四社スタンプラリー」のような感覚で楽しめるので、御朱印帳の代わりにノートに参拝記念のスタンプを押すのも思い出になります(御朱印は大人が御朱印帳でいただく)。トイレは四社とも境内に整備されており、授乳室はありませんが車内で対応する方が多いです。
御朱印の保管方法|直射日光と湿気を避けるのが基本
いただいた御朱印は直射日光と湿気が大敵です。御朱印帳は本棚に立てて保管するか、桐箱に入れて神棚の近くに置くのが理想的です。墨書きは乾燥すると安定しますが、いただいた直後は墨が乾き切っていないことがあるため、挟み紙(はさみがみ)を外さずにそのまま閉じてください。書き置きの御朱印は専用の糊(でんぷん糊がおすすめ)で御朱印帳に貼るか、書き置き専用ファイルに保管しましょう。両面テープやセロハンテープは紙を傷めるので避けてください。保管場所として避けたいのは、高温になる車内や湿度の高い浴室の近く。和紙は湿気を吸うとカビが生えることがあるため、除湿剤を一緒に入れておくと安心です。
※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。
まとめ|諏訪大社御朱印で四社巡りを楽しもう
諏訪大社の御朱印は、四社それぞれで異なるデザインの墨書きと朱印をいただける、御朱印集めの醍醐味が詰まったスポットです。初穂料は各社500円(四社合計2,000円)、受付時間は9:00〜16:30頃で、直書き対応が基本。四社すべてを巡れば記念品の落雁もいただけます。
車なら2〜3時間、公共交通機関なら4〜5時間で四社を回ることができ、日帰りでも十分に達成可能です。限定御朱印(御神渡り御朱印・夏詣限定御朱印帳)を狙う場合は、頒布時期と在庫状況を公式サイトで事前に確認しておきましょう。
四社にはそれぞれ違った見どころがあり、御朱印をいただくだけでなく境内の散策や周辺の温泉・グルメも合わせて楽しむと、一日を通して充実した参拝になります。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 諏訪大社御朱印は四社それぞれで1体ずつ、合計4体いただける(各500円)
- 受付時間は9:00〜16:30頃(前宮は16:00頃まで)。余裕を持って午前中スタートがおすすめ
- 四社巡り達成で記念品(落雁)を無料でもらえる。同日中でなくてもOK
- 車なら上社本宮→前宮→下社春宮→秋宮の順が効率的(所要2〜3時間)
- 電車利用なら下社から攻めるルートがスムーズ(所要4〜5時間)
- 限定御朱印(御神渡り・夏詣)は頒布期間が短いため公式サイトで要確認
- 御朱印帳は現地購入も可能。事前に用意しても、手ぶらで行ってもどちらでも対応できる
まずは一社だけでも構いません。次の休日に諏訪大社を訪れて、御朱印帳を開いて「お願いします」と声をかけてみてください。墨の香りとともにいただく御朱印は、きっと旅の特別な思い出になるはずです。
※御朱印の初穂料・受付時間・限定御朱印の頒布状況は変更になる場合があります。参拝前に諏訪大社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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