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相国寺の御朱印は全部で何種類?|無畏堂・圓明の意味と特別拝観限定情報まとめ

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相国寺の御朱印をいただきたいけれど、「種類は何があるの?」「どこで、いつもらえるの?」と迷っていませんか。相国寺は京都五山第二位に列する臨済宗の大本山でありながら、金閣寺や銀閣寺に比べると訪れる人が少なく、御朱印についての情報もまだまだ限られています。この記事では、相国寺の御朱印の全種類・初穂料・受付時間・受付場所から、特別拝観限定の御朱印情報、さらには境内の見どころやアクセス方法まで、初心者でも迷わないようにまとめました。読み終わる頃には「次の休日に行こう」と思えるはずです。

⛩️ この記事でわかること

・相国寺の御朱印の種類・初穂料・受付時間の最新情報
・特別拝観限定の御朱印を確実にいただく方法
・境内の見どころと効率よくまわるルート
・金閣寺・銀閣寺の御朱印との違いと合わせてめぐるプラン

目次

相国寺の御朱印は全部で何種類?|通常授与と特別拝観限定を整理

相国寺の御朱印は全部で何種類?|通常授与と特別拝観限定を整理の解説画像

通常いただける御朱印は「無畏堂」と「圓明」の2種類

相国寺で通常授与されている御朱印は「無畏堂(むいどう)」と「圓明(えんみょう)」の2種類です。「無畏堂」は法堂の別名で、「おそれることなく法を説く場所」という意味が込められています。「圓明」は相国寺の山号にちなんだもので、悟りの完全さを表す禅語です。初穂料はどちらも500円で、受付場所は方丈の拝観受付窓口です。2種類とも直書き対応のため、御朱印帳を持参すれば目の前で書いていただけます。初めて相国寺を訪れるなら、まずは法堂を象徴する「無畏堂」をいただくのが定番です。御朱印集め中級者であれば、2種類とも揃えることで相国寺の格式と禅の教えを手元に残せます。ただし受付時間は10:00〜16:00と限られているため、午後の遅い時間に到着すると受付終了している場合があるので注意してください。

特別拝観限定の御朱印はいつ・どこでいただける?

相国寺では春期(3月下旬〜6月上旬)と秋期(9月下旬〜12月中旬)の特別拝観期間に限定御朱印が授与されることがあります。2026年の春期特別拝観は3月24日〜6月4日に実施されており、この期間中は法堂内部に入って蟠龍図を間近に見られるだけでなく、限定デザインの書き置き御朱印が用意されることもあります。特別拝観の拝観料は大人800円で、御朱印と合わせると1,100円程度の予算を見ておけば安心です。限定御朱印は枚数制限がかかることがあり(例:3,000枚限定)、人気のデザインは期間終了前になくなるケースもあります。確実に入手したいなら、特別拝観開始から2週間以内に訪れるのがおすすめです。平日の午前中であれば、ほぼ待ち時間なしで受け取れます。

承天閣美術館の御朱印もお見逃しなく

相国寺の境内にある承天閣美術館では、不動明王の御朱印をいただくことができます。受付場所は美術館の拝観受付窓口で、美術館の入館料(大人800円)を支払って入館した方が対象です。伊藤若冲の作品を多数所蔵する美術館として知られ、展示替えの時期によっては若冲ゆかりの特別御朱印が出ることもあります。御朱印コレクターにとっては、法堂の「無畏堂」と美術館の「不動明王」を同日にいただける点が相国寺の魅力です。ただし美術館は展示替え期間中に休館するため、事前に公式サイトで開館状況を確認してから訪問しましょう。美術館を含めると所要時間は合計2時間〜2時間半が目安になります。

相国寺オリジナル御朱印帳のデザインと価格

相国寺ではオリジナル御朱印帳も販売されています。価格は1,200円で、蟠龍図をモチーフにしたデザインが特徴です。サイズは一般的な大判(18cm×12cm)で、蛇腹式です。金閣寺や銀閣寺の御朱印帳と並べてコレクションする方も多く、相国寺派の三寺院を御朱印帳で揃えたい方にはうれしい選択肢です。注意点として、御朱印帳の在庫は常にあるわけではなく、品切れになることもあります。確実に購入したい場合は、事前に電話(075-231-0301)で在庫確認するのが確実です。なお、他の寺社で購入した御朱印帳を持参してもまったく問題なく直書きしてもらえるので、必ずしもここで購入する必要はありません。

相国寺で御朱印をいただく場所・受付時間・料金まとめ

御朱印の種類 初穂料 受付場所 形式
無畏堂 300円 方丈拝観受付 直書き
圓明 300円 方丈拝観受付 直書き
不動明王 300円 承天閣美術館受付 直書き
特別拝観限定 500円 法堂内受付 書き置き

受付時間は10:00〜16:00|季節による変動に注意

相国寺の御朱印受付時間は通年10:00〜16:00です。ただし、特別拝観期間中は拝観開始に合わせて受付が始まるため、通常期と若干異なることがあります。冬季(12月中旬〜3月中旬)は閉門が早まる日もあるため、15:30までに到着しておくのが安全です。御朱印の受付は閉門30分前に終了することが多いので、ギリギリの到着は避けましょう。書いていただく時間は1枚あたり3〜5分程度で、混雑時でも20分以上待つことはほとんどありません。平日の午前中は参拝者が少なく、待ち時間ゼロでいただけることも珍しくありません。

方丈拝観受付で御朱印をお願いする流れ

相国寺の御朱印は、境内に入ってすぐ見える方丈の拝観受付窓口でいただけます。手順はシンプルで、窓口に御朱印帳を渡して「御朱印をお願いします」と伝えるだけです。「無畏堂」と「圓明」のどちらにするか聞かれるので、希望を伝えましょう。2種類とも希望する場合は「両方お願いします」と言えば対応してもらえます。書いていただいている間は方丈庭園を拝観できるため、待ち時間を無駄にすることがありません。拝観料は特別拝観期間中のみ必要で、通常期は無料で境内を散策でき、御朱印だけいただくことも可能です。お釣りが出ないように300円を用意しておくとスムーズです。

御朱印代以外にかかる費用|拝観料・美術館入館料の内訳

相国寺を訪れる際の費用をまとめると、通常期なら御朱印代300円のみで境内に入れます。特別拝観期間中は拝観料が大人800円・中高生400円・小学生200円かかります。承天閣美術館に入る場合は別途入館料が大人800円・大学生600円・中高生300円・小学生200円です。すべて回る場合の合計費用は、御朱印2種類(600円)+特別拝観(800円)+美術館(800円)=2,200円が目安です。通常期に御朱印2種類だけなら600円と、京都の有名寺社としてはリーズナブルに楽しめます。駐車場は境内に参拝者用の無料駐車スペースがありますが、台数が限られるため公共交通機関の利用がおすすめです。

相国寺の御朱印「無畏堂」の意味と見どころ|法堂の蟠龍図との関係

相国寺の御朱印「無畏堂」の意味と見どころ|法堂の蟠龍図との関係の解説画像

「無畏堂」は法堂の別名|禅宗ならではの名前の由来

御朱印に書かれる「無畏堂(むいどう)」は、相国寺の法堂(はっとう)の別名です。「無畏」とは仏教用語で「おそれがない」という意味で、住職が何ものも恐れず堂々と法を説く場所であることを表しています。禅宗寺院では法堂は最も重要な建物のひとつで、修行僧への説法や重要な法要がここで行われます。御朱印に「無畏堂」と書かれることで、この法堂の存在意義そのものを手元に持ち帰ることになるわけです。単なる寺院名ではなく建物の精神性を表す言葉が御朱印になっている点は、他の寺院にはあまりない特徴です。禅の思想に興味がある方には、この一枚が持つ意味の深さを知ったうえでいただくと、より一層大切なものになるでしょう。

天井の蟠龍図(鳴き龍)を見てから御朱印をいただく価値

相国寺の法堂天井には、狩野光信が描いた「蟠龍図(ばんりゅうず)」があります。縦横約10メートルの巨大な龍の絵で、法堂内の特定の位置で手を打つと「ビーン」と音が反響する「鳴き龍」として有名です。この蟠龍図は慶長10年(1605年)の法堂再建時に描かれたもので、400年以上の歴史があります。特別拝観期間中のみ法堂内部に入れるため、鳴き龍を体験してから御朱印「無畏堂」をいただくと、その文字に込められた意味がより実感できます。法堂は日本最古の法堂建築として重要文化財に指定されており、建築ファンにとっても見応えがある空間です。初心者の方も「手を打って音を確認する」という体験型の見どころなので、純粋に楽しめます。

📖 知っておくと楽しい豆知識

鳴き龍が鳴る仕組みは「フラッターエコー」と呼ばれる物理現象です。平行な天井と床の間で音が何度も反射し、独特の残響が生まれます。狩野光信がこの効果を意図して描いたかどうかは不明ですが、400年前の建築が偶然生み出した音響効果として、科学的にも興味深い現象です。

「圓明」の御朱印に込められた禅の教え

もう一つの御朱印「圓明(えんみょう)」は、相国寺の正式名称「萬年山相國承天禪寺」に通じる禅の概念です。「圓」は完全・円満を、「明」は明らかな悟りを意味し、修行によって完全な悟りに至ることを表しています。「無畏堂」が建物を象徴する御朱印であるのに対し、「圓明」は相国寺が目指す禅の境地を象徴しています。こだわり派の御朱印コレクターなら、2種類を見比べて「建物」と「教え」という対の関係に気づくと、収集がより深い趣味になります。書体も力強い筆致で、特に「圓」の丸みのある筆運びが美しいと評判です。どちらか1種類だけ選ぶなら好みで構いませんが、初心者には相国寺の象徴として「無畏堂」を、禅の思想に惹かれる方には「圓明」をおすすめします。

もらう前に知っておきたい参拝マナーと注意点

御朱印だけもらって帰るのはマナー違反?参拝の基本

結論から言うと、相国寺では御朱印だけいただいて帰ることは可能です。通常期は拝観料がかからないため、方丈受付で御朱印をお願いするだけでも問題ありません。ただし、御朱印はあくまで参拝の証ですので、本堂に手を合わせてからいただくのが基本マナーです。相国寺の場合、法堂の前で合掌してから方丈受付に向かうとよいでしょう。御朱印を「スタンプラリー」感覚で集めることに否定的な意見もありますが、相国寺の受付の方は穏やかに対応してくださいます。ただし「御朱印ください」ではなく「御朱印をお願いいたします」と丁寧な言葉遣いを心がけましょう。御朱印帳を忘れた場合は書き置き(紙での授与)に対応してもらえますが、直書きのほうが味わいがあるので、忘れ物には注意してください。

⚠️ 参拝マナー・注意点

・法堂内部での写真撮影は特別拝観期間中も禁止です
・御朱印帳は書いてほしいページを開いて渡しましょう
・お釣りが出ないよう小銭を用意しておくと親切です
・境内は修行の場なので大声での会話は控えめに

拝観時間ギリギリに行くと御朱印がもらえない失敗パターン

御朱印受付は閉門時刻の30分前に終了するのが一般的です。相国寺の場合、16:00閉門に対して15:30前後で受付が終わることがあります。「16時までだから大丈夫」と思って15:45に到着したら、すでに受付が片付けられていた——これは御朱印めぐりで多い失敗パターンです。原因は「閉門時刻=受付終了時刻」と勘違いすることにあります。対策は明確で、余裕をもって15:00までに到着することです。特に特別拝観期間中は法堂内部の見学と御朱印の両方を楽しみたいところなので、14:00到着を目安にすると、焦らず境内を回れます。京都は寺社の閉門が早い傾向にあるので、1日の予定を組む際には相国寺を午前中〜昼すぎの予定に入れておくのが賢い選択です。

書き置き御朱印の保管方法|糊づけ?クリアファイル?

特別拝観限定の御朱印は書き置き(紙での授与)が多いため、保管方法を決めておく必要があります。主な方法は3つです。①御朱印帳に糊で貼り付ける方法は最も一般的で、スティックのりやスプレーのりを使えばきれいに貼れます。②書き置き専用の御朱印ホルダー(1,500円〜2,000円程度で市販)に入れる方法は、貼り直しができるメリットがあります。③クリアファイルに一時保管して帰宅後に整理する方法は、旅行中に荷物を増やしたくない人向けです。注意点として、半紙に書かれた書き置き御朱印は湿気に弱いため、鞄の中でペットボトルの結露がつかないよう、ジップ付きの袋に入れておくと安心です。中級者以上の方には②の専用ホルダーをおすすめします。通常の御朱印帳と書き置きホルダーの2冊持ちが、コレクション管理の面で最も便利です。

相国寺と金閣寺・銀閣寺の御朱印を1日でめぐるモデルコース

相国寺と金閣寺・銀閣寺の御朱印を1日でめぐるモデルコースの解説画像

実は金閣寺も銀閣寺も相国寺の塔頭|3寺院の関係を知ると御朱印の価値が変わる

意外と知られていないけれど、金閣寺(鹿苑寺)と銀閣寺(慈照寺)はどちらも相国寺の塔頭(たっちゅう=子院)です。つまり相国寺が「親」で、金閣寺・銀閣寺は「子」の関係にあたります。3寺院を同じ日にめぐって御朱印を揃えると、臨済宗相国寺派の本山と塔頭のつながりを御朱印帳の中で実感できます。金閣寺の御朱印は「石不動」で500円、銀閣寺は「観音殿」で500円です。相国寺の「無畏堂」と合わせれば、御朱印3枚・合計900円で相国寺派の主要三寺院を網羅できます。御朱印集め中級者にとって、テーマを持った集め方は収集の満足度を格段に上げてくれるはずです。

効率よくまわるルート:相国寺→金閣寺→銀閣寺の順がおすすめ

3寺院を1日でまわる場合、相国寺(今出川)→金閣寺→銀閣寺の順番が移動効率の面でおすすめです。朝10:00に相国寺で御朱印をいただき(所要30分〜1時間)、バス59系統で金閣寺へ移動(約15分)し、金閣寺を拝観して御朱印をもらい(所要1時間)、その後バスで銀閣寺へ向かう(約40分)という流れです。合計所要時間は移動含めて4〜5時間が目安です。逆ルート(銀閣寺→金閣寺→相国寺)も可能ですが、金閣寺は午後になるほど混雑するため、午前中に金閣寺を済ませるほうが待ち時間が少なくて済みます。昼食は金閣寺周辺か銀閣寺の哲学の道沿いに飲食店が多いので、移動の合間に取りやすい場所です。

3寺院の御朱印を比較|デザイン・書体・特徴の違い

相国寺「無畏堂」は力強い楷書体で、中央に大きく「無畏堂」と書かれ、右上に「奉拝」、左下に日付が入ります。朱印は「相國承天禪寺」の角印です。金閣寺「石不動」は達筆な行書体で、流れるような筆致が特徴です。銀閣寺「観音殿」は端正で落ち着いた書体で、東山文化の気品が感じられます。同じ相国寺派でありながら三者三様の個性があり、御朱印帳に並べたときの変化が楽しめます。こだわり派の方は、3寺院の御朱印を同じ見開きページに並べるのではなく、それぞれ見開きで配置すると余白とのバランスがよくなります。初心者の方は深く考えず、いただいた順番に貼っていけば問題ありません。

⛩️ 押さえておきたいポイント

3寺院を1日でまわる場合の予算目安:御朱印3枚(900円)+金閣寺拝観料(500円)+銀閣寺拝観料(500円)+バス代(700円程度)=合計約2,500円。相国寺が通常期なら拝観料無料のため、この金額で収まります。

時間が足りないときの優先順位|相国寺だけでも行く価値がある理由

3寺院すべてをまわる時間がない場合、相国寺だけでも訪れる価値は十分あります。金閣寺や銀閣寺は修学旅行生や外国人観光客で混雑しますが、相国寺は参拝者が少なく、静かな禅寺の雰囲気をゆっくり味わえます。御朱印をいただく際にも行列に並ぶことはほとんどなく、書いていただく様子を間近で見られます。また、相国寺は金閣寺・銀閣寺の「親」にあたる大本山であるにもかかわらず、知名度が低い分「穴場」的な存在です。御朱印帳に「無畏堂」があると、御朱印仲間との会話で「ここ知ってる?」と話題になりやすい一枚でもあります。所要時間は御朱印だけなら30分、境内散策を含めても1時間あれば十分です。

相国寺へのアクセス方法|最寄り駅・バス・駐車場情報

地下鉄今出川駅から徒歩7分|最短ルートの歩き方

相国寺の最寄り駅は京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」です。3番出口を出て今出川通を東へ進み、京都御所の今出川御門のところで左折(北方向へ)し、そのまままっすぐ歩くと相国寺の総門が見えてきます。所要時間は徒歩約7分で、道はほぼ一本道なので迷う心配はありません。今出川駅は京都駅から地下鉄で約10分(烏丸線北行き)なので、京都駅を起点にする場合でも30分以内に到着できます。同志社大学のキャンパスと京都御所に挟まれた立地のため、目印が多くわかりやすい道のりです。雨の日でも地下鉄出口から寺までの距離が短いので、傘をさす時間を最小限にできるメリットがあります。

バスで行く場合|最寄りバス停「同志社前」の路線番号

バスでアクセスする場合、最寄りのバス停は「同志社前」です。停車する市バスの路線番号は59系統・201系統・203系統で、土日祝のみ102系統も停車します。京都駅からバスで行く場合は所要30〜40分ですが、京都市内の道路渋滞を考慮すると地下鉄のほうが確実です。ただし金閣寺方面から相国寺へ向かう場合は59系統が便利で、金閣寺道バス停から同志社前まで約15分で到着します。バスの本数は日中15分間隔程度なので、長時間待つことは少ないですが、桜や紅葉シーズンの京都はバスが大幅に遅延するため注意が必要です。時間に余裕がない方は地下鉄利用を第一選択にしてください。

車・自転車で行く場合|駐車場と駐輪場の情報

相国寺には参拝者用の駐車スペースがありますが、台数は限られており10台程度です。満車の場合は近隣のコインパーキングを利用することになり、今出川通沿いに複数あります。料金相場は30分200〜500円程度で、2時間滞在した場合800〜1,200円かかります。京都市内中心部は駐車場代が高いため、可能であれば公共交通機関の利用がおすすめです。自転車の場合は境内入口付近に駐輪スペースがあり、無料で利用できます。レンタサイクルで京都をめぐる方にとっては、相国寺→金閣寺(自転車約20分)→銀閣寺(自転車約30分)というルートも現実的です。ただし金閣寺周辺は坂道があるため体力に自信がある方向けです。

一緒に楽しむ境内の見どころ

法堂(重要文化財)|日本最古の法堂建築を間近で見る

相国寺の法堂は慶長10年(1605年)に豊臣秀頼の寄進により再建されたもので、現存する日本最古の法堂建築として国の重要文化財に指定されています。正面約28メートル・奥行約22メートルの堂々たる建築で、外観だけでも禅宗建築の迫力を感じられます。特別拝観期間中は内部に入れるため、柱や梁の組み方、広々とした空間設計など、桃山時代の建築美を堪能できます。初心者の方でも「こんなに広い木造建築が400年以上もっているのか」という驚きを感じるはずです。外観の見学は通年可能で、御朱印をいただいた帰りに法堂の前でゆっくり眺める時間をぜひ取ってください。京都五山第二位の格式にふさわしい威容があります。

方丈と方丈庭園|御朱印の待ち時間に楽しめる枯山水

御朱印を書いていただいている間に見られるのが方丈庭園です。白砂と苔で構成された枯山水庭園で、禅の精神を視覚的に表現しています。規模は大きくありませんが、観光客の少ない相国寺では静寂の中で庭を眺められる贅沢な時間が過ごせます。方丈内部には裏方丈の「碧巌軒」などの部屋があり、襖絵も見どころのひとつです。御朱印帳が戻ってくるまでの5〜10分を庭園鑑賞に充てれば、待ち時間を有意義に過ごせます。庭園写真の撮影は許可されているので、御朱印と一緒にSNSに投稿する方も多いです。紅葉の時期には境内の木々が色づき、枯山水とのコントラストが美しい写真が撮れます。

承天閣美術館|伊藤若冲の作品と御朱印を同時に楽しむ

境内にある承天閣美術館は、相国寺とゆかりの深い伊藤若冲の作品を中心に収蔵する美術館です。若冲は江戸時代中期の画家で、相国寺に深く帰依し多くの作品を寄進しました。常設展示の「葡萄図」や「月夜芭蕉図」は若冲ファン必見の作品です。入館料は大人800円ですが、若冲の実物を間近で見られる美術館は限られるため、その価値は十分にあります。企画展の内容によっては若冲以外の相国寺所蔵品(長谷川等伯など)も展示されます。美術館の受付で不動明王の御朱印もいただけるため、アートと御朱印を同時に楽しめる一石二鳥のスポットです。展示替え休館期間に注意し、公式サイトで開館カレンダーを確認してから訪問しましょう。

📖 知っておくと楽しい豆知識

伊藤若冲は相国寺の大典禅師と親交が深く、自身の作品30幅を相国寺に寄進しています。「動植綵絵」30幅は明治時代に皇室に献上され現在は宮内庁三の丸尚蔵館にありますが、承天閣美術館にはそれ以外の若冲作品が複数残されており、京都で若冲を観るなら外せない場所です。

まつわるよくある疑問を解決

御朱印帳を忘れたら書き置きで対応してもらえる?

はい、御朱印帳を忘れた場合でも書き置き(半紙に書いたもの)で授与してもらえます。ただし、相国寺の通常御朱印は直書き対応が基本のため、忘れてしまうと「目の前で書いていただく」という体験ができず、もったいないことになります。御朱印帳忘れは御朱印めぐりで多い失敗パターンのひとつで、対策としてはカバンに常に御朱印帳を入れておくか、出発前のチェックリストに「御朱印帳」を入れておくことです。書き置きをいただいた場合は折れ曲がらないよう、A5サイズのクリアファイルに入れて持ち帰りましょう。帰宅後に御朱印帳に糊で貼り付ければ問題なく整理できますが、直書きに比べると紙質の違いが若干気になる方もいます。

Q. 相国寺の御朱印は郵送対応している?
A. 相国寺では原則として郵送での御朱印対応は行っていません。御朱印は「参拝の証」という考え方が基本にあるため、実際に足を運んでいただく形になります。遠方にお住まいの方は、京都旅行の計画に組み込んでおくと確実です。

混雑する時期と空いている時期|ベストな訪問タイミング

相国寺は金閣寺や銀閣寺と比べて通年で参拝者が少ないため、混雑で困ることはほとんどありません。それでも比較的混む時期を挙げるなら、特別拝観期間の初日〜1週間と、紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬)の土日祝です。この時期は御朱印待ちが10〜15分程度になることがあります。逆に空いている時期は1〜2月の平日で、参拝者がほぼゼロという日もあります。寒さ対策さえすれば、冬の相国寺は静寂に包まれた禅寺の本来の姿を感じられる贅沢な時間です。初心者には特別拝観期間中の平日午前がおすすめです。法堂内部の見学ができて、かつ混雑を避けられるバランスのよいタイミングです。

相国寺の御朱印は御朱印帳のどのページに配置するのがよい?

御朱印帳の配置に正解はありませんが、相国寺の御朱印を効果的に配置するパターンをいくつか紹介します。パターン①:金閣寺・銀閣寺と見開きで並べて「相国寺派コレクション」にする。パターン②:京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)を順番に並べる。パターン③:訪問順に並べて旅の記録にする。こだわり派の方にはパターン①が人気で、3寺院の御朱印を同じ御朱印帳にまとめると統一感が出ます。初心者の方はパターン③で、深く考えずいただいた順に並べていくのが長続きするコツです。御朱印帳の途中で「このページは空けておこう」と空白を作ると、後から埋まらずストレスになることがあるので注意してください。

※参拝情報は変更される場合があります。最新の受付時間・初穂料は各社寺の公式サイトをご確認ください。

まとめ|相国寺の御朱印は京都御朱印めぐりの「通な一枚」

相国寺の御朱印は、京都五山第二位の格式を持つ大本山でありながら、観光客の喧騒とは無縁の静かな環境でいただける貴重な一枚です。金閣寺・銀閣寺の「親」にあたる寺院であることを知ると、その御朱印が持つ意味の深さが変わります。通常の「無畏堂」「圓明」2種類に加え、特別拝観期間の限定御朱印や承天閣美術館の不動明王など、訪れるタイミングで楽しみ方が広がるのも魅力です。

この記事の要点をまとめます。

  • 通常御朱印は「無畏堂」「圓明」の2種類、各500円・直書き対応
  • 受付は方丈拝観受付で10:00〜16:00(閉門30分前に受付終了)
  • 特別拝観は春期(3月下旬〜6月上旬)・秋期(9月下旬〜12月中旬)に実施
  • 承天閣美術館で不動明王の御朱印もいただける(入館料800円が必要)
  • 最寄りは地下鉄今出川駅から徒歩7分、バスなら「同志社前」下車
  • 金閣寺・銀閣寺と合わせて1日で3寺院の御朱印を揃えるコースが人気
  • 通年で混雑が少なく、御朱印待ち時間もほぼゼロの穴場スポット

まずは次の休日に、地下鉄今出川駅から7分歩いて相国寺を訪れてみてください。観光寺院とは一味違う、禅寺の静けさの中で御朱印をいただく体験は、御朱印めぐりの新しい楽しみ方を教えてくれるはずです。

📍 寺社情報

名称 相国寺(萬年山相國承天禪寺)
所在地 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
御朱印 300円(直書き)/ 特別拝観限定500円(書き置き)
拝観時間 10:00〜16:00
拝観料 通常期無料 / 特別拝観 大人800円
アクセス 地下鉄烏丸線「今出川」駅3番出口から徒歩約7分

※御朱印の種類・料金・受付時間は変更になる場合があります。最新情報は相国寺公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

御朱印集めをきっかけに神社仏閣の世界にハマった参拝好き。御朱印のデザインや歴史的な背景はもちろん、参拝マナーやアクセス情報など、初めての方にもわかりやすい記事を心がけています。

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